2026-04-26 11:00

「それぞれの日向坂46」特集インタビュー|“おひさま”芸人レインボーが、「ひな誕祭」で熱狂に足を踏み入れ、『ひなあい』で沼にハマり、そして『見たことない魔物』で号泣するまで

日向坂46(写真左)とレインボー

様々な立場から関わる人々が重なり合いながら、グループを形作り、熱いグルーヴを生み出している日向坂46。BUBKAでは関係者やファンの言葉を通じ、その熱狂の正体に迫る特集「それぞれの日向坂46」を実施した。今回は、日向坂46が持つ熱量を受け取り、伝え広げるレインボーのインタビューを一部抜粋してお届けする。

「日向坂沼」の入口

ジャンボ:(編集部で用意した『日向坂で会いましょう』特集の『BUBKA』25年12月号を手に取って)あ~! 『ひなあい』特集号! この号、どこにも売ってなくて後輩から借りパクしているんですよ。

──すみません! ぜひ持って帰ってください!

ジャンボ:(続いて26年3月号を見て)金村(美玖)さんだ! いや~、金村さんがいることも当たり前じゃないですからね。マジ感謝してます。そして、小坂(菜緒)さんもこんなに長くいてくださるなんて。金村さんと小坂さんに手を合わせなきゃいけないと思ってます(拝む)。

──金村さんと小坂さんを心からリスペクトしているんですね。

ジャンボ:二期生と三期生は先輩だと思っているんです。四期生は加入当初に『日向坂になりましょう』(Lemino)で共演しているから同期というイメージで、五期生は後輩だと思ってます。

──『日向坂になりましょう』で初めて共演したときの印象を教えてください。

ジャンボ:その頃は単純に「やる気あるアイドルたちだな~」という印象でした。

池田:「運動能力No.1決定戦」(24年9月放送)から「知識No.1決定戦」(25年3月放送)の半年でチームワークが出来上がっていたのが印象的でした。面白いボケが生まれる集団芸ができるようになっていて。よしもとでもどれだけチームでのボケが大事かを散々教えてもらってきてるので、彼女たちのお笑いへの意欲と成長スピードに驚きましたね。

ジャンボ:制作会社の方から、『日向坂で会いましょう』はもちろん、『ひななり』での学びが相当大きかったと聞いてます。『ひなあい』はホームではあるけど、圧倒的なバラエティ力を持つ先輩方がいるので、どうしても発言に二の足を踏んでしまいがちなので。『ひななり』は『ひなあい』への練習の場にもなっているみたいですね。

池田:まさに番組タイトル通りなんでしょうね。

──共演後に2人で「6回目のひな誕祭」の初日(25年4月5日)を観に行ったんですよね。

池田:その時点ではジャンボより僕のほうが日向坂46に詳しかったんです。表題曲はある程度知っていたので、ライブを観ながら「あの曲だ!」みたいな。

ジャンボ:僕はあの時は1曲も知らなかったんです。

池田:4月とはいえ、野外だから寒くて。

ジャンボ:薄着で行っちゃってね。

池田:でも、途中からそんなことを忘れるくらい楽しくて。気づけば、僕以上にジャンボが盛り上がっていました。最初はペンライトをゆるく振っていたけど、後半は全力で振り上げて(笑)。

ジャンボ:ライブを観て、「全部本気じゃん!」と思ったんです。坂道グループといえば、清楚なお嬢様が煌びやかに踊っているイメージがあったけど、日向坂46はクラスの元気な子たちを集めた集団だとわかって。「ウチら本気っすけど、大丈夫ですか?」と問われているようで、「こっちも本気にならなきゃ」とテンションを上げました。本格的にハマったのはその後ですね。

──そうなんですね。

ジャンボ:そのあと『ひなあい』の過去放送を見るようになったのが大きかったですね。一気にハマって、2カ月間、『ひなあい』しか観ない期間がありました。その期間は家でも出先でも『ひなあい』しか目に入れてないですからね。

池田:楽屋でもジャンボは『ひなあい』を観ながらニヤニヤしてました(笑)。

ジャンボ:それで気づいたのは、たとえばそれまで齊藤京子さんをクールな女性だと思っていたんですけど、「え? こんなにスカさないの⁉」と衝撃を受けて。なんなら日向坂46にスカすメンバーはひとりもいないんです! 大喜利で上手く回答できなくて泣いてしまう子がいるくらい。「ライブもバラエティも全力なんだ!」と驚きました。その時期は『ひなあい』を観ることが生きがいでしたね。

見たことない感動

──日向坂46の歴史を一気に学んでいった期間があったんですね。

ジャンボ:そうです。あとは『日向坂46ストーリー』という、言うならば聖書も2回読ませていただきました。同じ本を2回読んだのは松本人志さんの『松本坊主』以来ですよ!

──特にグッときたエピソードはありますか?

ジャンボ:エピソードというか、井口眞緒さんの存在ですね。井口さんが卒業する際、オードリー若林さんが「俺たちもスタッフもどうしていいかわからないとき、井口に頼っていた」と話したほど、笑いに関して絶対的な信頼があって。実は、卒業後の井口さんと仕事でご一緒しているんです。新潟でカラオケ大会のMCをしたんですけど、元アイドルの子が信じられないくらい面白くて。その子が井口さんだったんです。何年前だっけ?

池田:今から3~4年前だったと思う。

ジャンボ:井口さんのことを知ったうえで、改めて、去年の「ひな誕祭」2日目の映像を観ました。『ひらがなけやき』で卒業した一期生たちが登場して、井口さんの「初めまして」という挨拶で会場が爆発するんです! その日一番と言っていいほどの声援を送るおひさまに涙が止まりませんでした。

──ジャンボさんは「OVER THE RAINBOW」(25年5月28日、29日)を観に行ったんですよね。

ジャンボ:「ひな誕祭」からの約1カ月半、日向坂46しか観ていなかったので、「ついに追いついたぞ!」と会場に着くとドキドキして心臓が破裂しそうでした。メンバーが出てきたら、自然と目から涙が出てきたんです。『青春の馬』から始まって4曲の畳み掛けに「え? もうライブ終わります⁉」って思うくらい呆然として。ライブを見終わって「日向坂46に一生ついていこう!」と決めました。「僕の芸人人生は、日向坂46の名前を広げるためにあるんだ」と。

池田:いやいやいや(苦笑)。

──あのライブはある種、学習したことを一気にひっくり返すようなライブでもあったわけじゃないですか。

ジャンボ:だからこそ最高だったんです! 「このメンバーでやっていくんだ!」という新たな決意が脊髄に突き刺さりました。

──ジャンボさんにとってテンションが上がる日向坂46の曲はなんでしょうか?

ジャンボ:『見たことない魔物』です。かねがね噂は聞いていたんですけど、「OVER THE RAINBOW」で『魔物』を観て、大号泣してしまいました。息ができないくらい泣いて、最後は観ることができなかった。この曲が出たとき、四期生は大きな重圧の中でもがいていたんですよね。これは僕らのラジオに来てくれた平岡(海月)さんと山下(葉留花)さんから聞いたんですけど、四期生で円になって「私たちはどうしたらいいんだろう」と何度も話し合ったらしくて。そのタイミングで『魔物』をもらった四期生は「この曲に命を懸けよう」と誓ったらしいんです。現場で『魔物』を観て、その思いが伝わってきました。四期生の躍動はもちろん、おひさまたちが命を懸けて応援する光景に涙が止まりませんでしたね。『魔物』で熱心に応援していたおひさまに「すごい声を出しますね」と声をかけたら、「自分、喉がちぎれてもいいと思ってます」と言うんですよ。だから『魔物』の歌詞は四期生たちからおひさまに対して「私たちはここにいるよ」というメッセージだと思うんだけど、おひさまの「俺たちもここにいるよ」というアンサーがちゃんと返っている。そのことにいつも感動しています。

取材・文/大貫真之介

━━まだまだ続くレインボーのインタビューは『BUBKA5月号』をチェック!

レインボーのプロフィール

共にNSC東京校18期生であったジャンボたかおと池田直人が2016年に結成したお笑いコンビ。2018年元日に放送された「ぐるナイ おもしろ荘」にて優勝を果たす。2025年9月には「キングオブコント2025」で決勝に進出、3位を獲得、現在もテレビやラジオ、舞台など幅広く活躍中。

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