2022-09-04 06:05

R-指定(Creepy Nuts)、再考「随喜と真田2.0」最低で最高な名盤クラシックをもう一度

――その趣味は初めて聞いたな。

R-指定 集中できるというのもあるんで。『ラップスタア誕生』の審査も二日ぐらいホテルにカンヅメになって、何万と動画見ましたからね。RYUZOさんやT-PABLOW、YZERR、スタッフさんがある程度ふるいにかけたものを見るという方式も提案されたんですけど、そこから外れたとんでもない奴がおるかも知れへんと思って、全部の応募を見たんですよ。

――ニューアルバムの曲にもあるけど、“ばかまじめ”だな~。

R-指定 そこで喉電波を見つけたりしましたからね。今回の“フロント9番”のテイクチェックも、梅田のラブホでやってました。関西のフェスのあと、スタッフさんがホテルを取ってくれたんですけど、キャンセルして「自分でラブホに泊まります」と。そのままエンジニアさんから送られた“フロント9番”のボーカルテイクを聴いて、「この部屋に一番合うのはどのテイクかな。これは悲しすぎる、これは明るい……」ってラブホで確認して(笑)。

――スタジオのスピーカーだけじゃなくて、カーステレオで聴いたり、ラジカセで聴いて鳴りを確認するという話はあったけど、ラブホで確認するのは初めて聞いたわ(笑)。

R-指定 で、随喜と真田に話を戻すと、アルバム制作が残すところ“フロント9番”だけになったタイミングで、大阪で「関西コレクション」に出たんですけど、俺はそのまま梅田のラジオ(AuDee CONNECT・木曜日【梅田サイファー】)に出ることになって。その間が4~5時間空いたんで、会場近くのラブホに入ったんですよ。

――もはやネットカフェに入る感覚でラブホに(笑)。

R-指定 それでプール付きの豪華部屋を借りて、泳いだり筋トレしながら、“フロント9番”の制作に向けて、その内容とも大きく通じる、大阪ブルース系、やしきたかじんとか上田正樹をずっと聴いてて。

――R-指定が1人でラブホテルのプールで泳ぎながら関西弁ブルースを聴いてる……「ILL」という言葉がこれほど似合う光景はないな(笑)。

R-指定 “悲しい色やね”の2007年や2010年とか、バージョン違いまで聴いてますからね(笑)。

――上田正樹の歌い方のクセがどんどんすごくなっていくやつだ。

R-指定 そうそう。フェイクとかタメがすごくなっていって最高なんですよ。でも、流石にお腹いっぱいになって。

――〈大阪ベイブルース〉の過剰摂取(笑)。

R-指定 それで気分転換で聴いたのが随喜と真田だったんですよね。なんか、韻をガッツリ踏んだ曲が聴きたくて。

――世の中にはもっとちゃんと上等なメッセージで韻を踏んだ曲はあるよ!

R-指定 とにかく最低な曲を聴きたくなったんでしょうね(笑)。それで制作も終わり、実家でオフを過ごすタイミングで、随喜と真田をもう一回聴き直してみようと。それで「この人ら、ラップうまぁ!」と改めて衝撃を受けて、いま随喜と真田モードなんですよね。もはやマイカデリックまで聴き直してますから。

――令和4年にマイカデリック聴いてるのRくんだけじゃない?ダースレイダーと『月刊RAP』を作ってた俺でさえ聴いてない(笑)。

R-指定 でも、随喜と真田の『FESTA E MERDA DI TORO』は、とにかくとんでもない完成度やなって改めて思いましたね。一曲目の“NICE GO!!!”はレッド・ツェッペリンの“移民の歌”がサンプリングされてて、ノリがめちゃくちゃ良いんですけど、ここから二人のラップがとにかく上手い。アルバム通してず~っと上手くて、ICE BAHNとの“ライムボカン”で韻を踏みまくって、“☆T.O.B.E.R.A☆”で史上最低最悪のリリックを書いて、最後は“家族ゲーム”と“終わりの会”でグッとこさせるという。すごいアルバムやな、めっちゃ完成度高いわ、と改めて思いました。

――インタビューの続きは発売中の「BUBKA10月号」で!

聞き手・構成/ 高木“JET”晋一郎

R-指定|大阪府出身のラッパー。高1から梅田サイファーに通いバトルやライブ活動を開始。2012年からMCバトル全国大会UMBで3連覇を成し遂げ、『フリースタイルダンジョン』の初代モンスター、そして2代目ラスボスを務める。現在はDJ松永とCreepy Nutsとして活動しながら、バラエティ番組やテレビドラマなど多方面でも活躍中。

「BUBKA10月号」コラムパック
「BUBKA10月号」コラムパック

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 【プロ野球】気鋭の中日ファン“赤味噌”が立浪ドラゴンズを語りに語る!「中日が久しぶりに強いところを見たいんです」
  2. すべての球団は消耗品である「#10 1981年の近藤中日編」byプロ野球死亡遊戯
  3. すべての球団は消耗品である「#12 1998年の近藤ロッテ編」byプロ野球死亡遊戯
  4. 吉田豪による「鈴木エイト×ロマン優光」スペシャルインタビュー
  5. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  6. 2025年イコラブツアー初日に18枚目シングルを初披露、SSAを皮切りにかわいさ爆発!パワフルに発進!
  7. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  8. 「ノイミー」菅波美玲の笑顔が照らし続けたもの
  9. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#43「展示会に行ってきました」
  10. =LOVE初の両A面シングル「とくべチュ、して」「恋人以上、好き未満」甘々MVをみんなに観てほしい
  1. 櫻坂46 武元唯衣の『卒業セレモニー』にメンバー集結! 「一緒にどん底を経験したからこそ、一緒に見て嬉しかった景色もたくさんありました」
  2. 櫻坂46『14th Single BACKS LIVE!!』━━ 座長・村山美羽「ここにいる全員がもっと輝くべき人たち」パフォーマンスにこめた誓い
  3. SKE48荒井優希「プロレス界でももっと1番を狙っていけるように」渡辺未詩とのタッグで勝利を収める
  4. 櫻坂46『5th YEAR ANNIVERSARY LIVE』が終幕━━1stシングルのセンター・森田ひかる「今日この景色を見た時に初めて再生を選んでよかったなと思いました」
  5. 『櫻坂46×週刊少年マガジン』特別コラボ第4弾より山﨑天&小島凪紗&佐藤愛桜 新カット解禁
  6. “ミス週刊少年マガジン”の美女、かわいらしいメイド姿と眩しい笑顔に反響「イギリス王室もびっくりの上品なメイドさん」「遅れてくるあやちが愛おしい…」
  7. SKE48荒井優希、3度目の防衛成功「ここで満足せずにもっと高みを目指す」
  8. 『櫻坂46×週刊少年マガジン』コラボ企画ラストを飾るのは山﨑天・小島凪紗・佐藤愛桜
  9. SKE48荒井優希、シングルで初のベルト獲得「何回もぺちゃんこになっちゃった」
  10. SKE48荒井優希&山下実優組がアジャコング&宮本もか組に勝利!!リング上ではSKE48のミニライブも

関連記事