2022-12-06 11:10

RHYMESTER宇多丸のマブ論、今月は特にダンスチューン大豊作、いい時代になりました!

RHYMESTER宇多丸のマブ論
RHYMESTER宇多丸のマブ論

そもそも「5曲チョイス」という新たな枠組み自体が間違いだったのか?(笑) とにかく先月号に引き続き今回も、「実質10曲チョイス」! それでもなお、年間ベスト級の作品がボロボロ抜け落ちてしまうのですから……。

そんな中でもはっきり優勝!だったのが、CIRGO GRINCOの『Up to You』。デビュー曲『Sweetest Revolution』を手掛けたYuki Takishita作編曲による、同グループとしては珍しいほど軽快でダンサブルなトラックがまずはウキウキしてしまう素晴らしさだし、恐らく一貫したコンセプトでもある「アップデートされたエンパワーメントソング」としても、今回のHANAEによる作詞の完成度は、ほとんど決定版的レベルに達していると思います。

同じく加茂啓太郎プロデュース組……まず、先月号でも予告したフィロソフィーのダンス『Red Carnival』EP。『フィロソフィア』がtofubeats流のフィロのス解釈にしっかりなっていて流石、というのも当然あるけども、元チャットモンチー高橋久美子作詞、福田和哉作曲、そして『ジョニーウォーカー』に続いてGROOVE ASYLUMがアレンジと演奏を担当したニュージャックスウィング『Clap your hands』の、一音一音の心地好さが個人的には思いのほかハマりました。一方、MAINAMIND『Lovin’U』は、本人作詞作曲&大林亮三アレンジという鉄壁シフトによるシンプルにしてストロングなラブソング、貫禄!

styプロデュースによるAMEFURASSHI『Love is love』は、ビヨンセ『BREAK MY SOUL』とモロにシンクロしたような精度高めの90年代ハウス・オマージュ。無茶苦茶カッコいい!

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宇多丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。

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