2026-05-24 14:07

宮田愛萌、初のエッセイは自問自答の連続『誰が読むの?』『誰が買うの?』

エッセイ「ないなら書けばいいじゃない!」発売記念取材会に出席した宮田愛萌
エッセイ「ないなら書けばいいじゃない!」発売記念取材会に出席した宮田愛萌
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文筆家やタレントとして活躍中の宮田愛萌(みやた まなも)が、5月20日に初の書き下ろしエッセイ『ないなら書けばいいじゃない!』(大和書房)を発売。5月24日(日)、都内で出版記念取材会が開催され、“召喚スタイル”に囲まれたマイクやレコーダーを前に宮田が報道陣のインタビューに応じた。

執筆中の思い出を聞かれた宮田は「エッセイって、結構“自分のこと”をやっぱり書くじゃないですか。定期的に訪れる『誰が楽しいの、この時間?』『誰が読むの?』『誰が買うの?』っていう、あれが一番大変でしたね。とりあえず私の親友と親と親戚は『読みたいか…』と思いながら(笑)。でも『友達以外は読んでくれないかも』、あと『ファンの人は喜ぶかも』みたいなことを考えながら。でも担当編集者さんは『面白い!』って言ってくれるし、依頼してくれたから、『担当さんが面白いって言ってくれればそれでいいかな』と思って書いていました」と、複雑な思いを抱えながらの執筆エピソードが飛び出した。

数多くのエピソードが収録されている本作。お気に入りのテーマについて「家に“骨ドッグ”という名前のぬいぐるみがいて、ニューヨークで買ったんですよ。で、その話をニューヨークから日本に帰ってくる飛行機の中で書いていたんですけど(エッセイにも収録)、飛行機の中でなでながら、『これが飛行機だよ~』って言いながら書いてたりとかしてて(笑)。読んでいると、飛行機のこと思い出して『あ~つらかったな飛行機』っていう気持ちにもなって、結構オススメなので、皆さんも飛行機…13時間のフライトしたことある方とか、そのことを思い出しながらぜひ読んでいただけたらいいなと思ってます」と、照れ笑いを浮かべた。なお同エピソードは『実は私、ぬいぐるみと会話することが出来ないのです。』というタイトルで収録されている。

ほかにも執筆中の苦労として「物語を書いている方が、この先の展開をスラスラ言ったり、こうやって締めようかなとか思いつくんですけど、エッセイって、自分のことを書いてて、でも日記じゃないから適当にスパッと切るわけにはいかなくて。一つの話にはしなきゃいけないっていうのがめちゃめちゃ難しくって。あと、書いている時はやっぱり『誰が読むんだろう』って思いながら、やっぱり不安で書いているので、この締め方…本当はもっと物語っぽくした方が…ちょっと盛った方がいいのかなとか考えたりして、それってエッセイなのかなって、結構そこが悩みましたね」と、今回初挑戦となったエッセイの難しさを改めて口にした。

「ちょっと書けるかなと思って、床で前転とか後転とかしましたね(笑)。あまり面白くなかったので書きませんでした」と、おちゃめな一面ものぞかせていた。

宮田愛萌 初の書き下ろしエッセイ

別れ話の記憶、家族への思い、本棚への偏愛、オタクライフの楽しさ、そして「書けない」と向き合う時間まで。時にこじらせつつ、時にオタクモードを暴走させつつ、出来事の中に潜む感情や違和感をすくい上げる筆致は、ページをめくるたびに「わかる!」と「なんで!?」を交互にもたらす。本邦初公開の写真も多数収録している。

宮田愛萌プロフィール

宮田愛萌=みやた まなも|1998年4月28日生まれ、東京都出身。國學院大學文学部卒業。2023年2月、万葉集をテーマにした5篇の物語を収めた小説集『きらきらし』(新潮社)で小説デビュー。2024年には短歌甲子園に挑む高校生たちの青春を描いた『春、出逢い』(講談社)を刊行。そのほかの著書に『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)、写真短歌集『わたしのをとめ』(短歌研究社)、『おいしいはやさしい』(PHP研究所)など。文筆家・タレントとして、小説・エッセイ・短歌とジャンルを横断して活躍している。

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宮田愛萌がエッセイ「ないなら書けばいいじゃない!」発売記念取材会に出席
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