2025-04-07 18:00

「ひらがなけやき」から日向坂46へ、約10年のルーツが詰まった「ひな誕祭」にOG大集結!長濱ねるの「心残り」を晴らした横浜の空

「6回目のひな誕祭」より
「6回目のひな誕祭」より
撮影=上山陽介
この記事の画像(4枚)

4月5日(土)・6日(日)の2日間、日向坂46が横浜スタジアムにて「6回目のひな誕祭」を開催。6日のライブ終盤には、長濱ねるをはじめとするOGメンバーがサプライズ登場し、会場を盛り上げた。

日向坂46のシングルデビュー日である3月27日を記念して、毎年行われている「ひな誕祭」。6回目となる今回は、グループ初の試みとして「全曲披露」(日向坂46名義の楽曲)が行われた。さらに、ライブでは前身グループである「けやき坂46」時代の楽曲も披露された。

また、この2日間のライブをもって一期生の佐々木久美と佐々木美玲が卒業。同じく一期生の高瀬愛奈も5月1日(木)に卒業セレモニーを控えており、これにより日向坂46を築き上げてきた一期生全員が卒業となる。日向坂46にとっては大きな転換点となるステージだった。

「6回目のひな誕祭」より
「6回目のひな誕祭」より
撮影=上山陽介
「6回目のひな誕祭」より
「6回目のひな誕祭」より
撮影=上山陽介

6日のライブ終盤、暗転した会場のメインステージに映し出されたのは、昨年グループを卒業した齊藤京子。卒業するW佐々木へビデオメッセージを送った。そして、「『6回目のひな誕祭』ということでお誕生日を迎えたわけですが、お誕生日を迎えたのはメンバーだけではありません。おひさま(日向坂46ファンの総称)の皆さんもです! 最高のプレゼントを用意しました!」と呼びかけると、会場には「けやき坂46」時代の楽曲である『ひらがなけやき』が流れる。その瞬間、一期生の卒業メンバー、そして「欅坂46」と「けやき坂46」を兼任していた長濱ねるがステージに登場した。

現役メンバーのW佐々木と高瀬に加え、1月に卒業セレモニーを行った東村芽依、昨年卒業の加藤史帆、高本彩花、さらに潮紗理菜、影山優佳、井口眞緒、長濱ら10名がステージに登場。最後の一期生たちが卒業直前というタイミングでOGメンバーが大集結した(齊藤はVTR出演、柿崎芽実は手紙でコメントを寄せていた)。中でも、日向坂46に改名する前、けやき坂46時代に兼任解除となった長濱の登場に会場は大盛り上がり。当時と同じ紺色の衣装を着て、『ひらがなけやき』を披露する姿からは懐かしさが感じられた。

『ひらがなけやき』のパフォーマンス後、佐々木久美が「OGのみんなが来てくれました!」と呼びかけると、加藤を中心に「やった、やった!」と喜んでおり、変わらない空気感だった。OGメンバーが挨拶する中、長濱が「ひらがなけやきのみんなが、しんどい時や楽しい時に立ち会えなかったことが心残りだった」と涙ながらに語ると、佐々木美玲が「一回ハグしていい?」とステージ上で抱き合い、変わらぬ絆を見せてくれた。集合した際にマイクがぶつかって「やばい、やばい(笑)」と焦るのも、一期生ならではの和やかな雰囲気が漂っていた。

その後、再び「けやき坂46」時代の楽曲として、『永遠の白線』が披露されると、途中からは二~四期生も合流。グループの在籍期間が被っていないメンバーもいる中、曲の最後で決めポーズをする場面では、後輩たちが一期生の後ろに並び、同じポーズをとる演出があり、不在の齊藤や柿崎のポーズも再現していた。

2015年11月に誕生した「けやき坂46」から、改名をはじめとする様々な出来事を乗り越えてきた約10年間。その集大成として『ひらがなけやき』と『永遠の白線』が披露され、過去と現在、そして未来を担うメンバーが一同に集結した奇跡のステージを、おひさまたちは目に焼き付けた。

「6回目のひな誕祭」より
「6回目のひな誕祭」より
撮影=上山陽介

【日向坂46松田好花表紙:BUBKA (ブブカ) 2025年 4月号】
Amazonで購入
セブンネットショッピングで購入(ポストカード特典 KLP48・甲斐心愛 3種からランダム1枚)
セブンネットショッピングで購入(ポストカード特典 SKE48メンバー2人①)
セブンネットショッピングで購入(ポストカード特典 SKE48メンバー2人②)

BUBKA (ブブカ) 2025年 4月号

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#13「プロにおまかせしてきました」
  2. 乃木坂46星野みなみ「違う人生を選んでいたらどうなっていたんだろうって気にはなるけど、乃木坂46に入って良かった」
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  5. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#23「足跡、はじめました」
  6. 吉田豪「what’s 豪ing on」Vol.4 澤部渡、「呪い」をどう楽しむかと思ってた
  7. 【吉田豪インタビュー】渡辺俊美、頑張らないこそ築けたキャリア
  8. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  9. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  10. ギャロップ林健“チャーハン林”が唸った絶品5皿【BUBKAアワード】
  1. 乃木坂46 6期生・瀬戸口心月、愛らしいルックスで表紙を飾る
  2. ≒JOY・江角怜音、強さと美しさを表現
  3. SKE48長谷川雅「みんなで精いっぱい頑張っていきます」若手メンバーによる新公演スタート
  4. 「乃木坂46の流儀」に日向坂46 松田好花が信じられないと驚嘆! 理想の先輩・久保史緒里の「グループアイドル論」
  5. 「誰かに慰めて貰うためにアイドルになりたかった訳じゃない」乃木坂46 岡本姫奈が選抜発表で芽生えた「悔しさ」の理由
  6. STU48信濃宙花&新井梨杏、映画『鬼ベラシ』舞台あいさつに登壇!次回演じたい役は?
  7. 「シャコタン鳥」が大バズり!「写真で一言」だけじゃない乃木坂46大越ひなのの文才と、バナナマン日村も絶賛のバラエティ力
  8. STU48中村舞ら大勢のファンに感謝!映画『鬼ベラシ』“舞台あいさつツアー”無事終了
  9. 櫻坂46新メンバー・四期生の初ステージ!「団結」「圧倒」「咲き続ける」を掲げ、グループの一員としての活躍を誓う
  10. 北川景子・山﨑賢人ら所属のスターダストプロモーションがオーディションを開催