2026-05-04 20:00

日向坂46髙橋未来虹インタビュー|“私らしく”悩みながら進む━━先輩の言葉をお守りに、キャプテンとしての自信をつかむまで

日向坂46髙橋未来虹
日向坂46髙橋未来虹
撮影/持田薫
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2025年4月に開催された「6回目のひな誕祭」にて、一期生・佐々木久美からキャプテンを受け継いだ三期生・髙橋未来虹。あれから約1年。「7回目のひな誕祭」で彼女は自信に満ちたスピーチを“おひさま”(日向坂46のファンの総称)に届けていた。しかし、このライブの約3カ月前に行われたインタビューで彼女は、「責任を超えた先にたぶん自信があるんだろうなと思うようになりました」と語っていた。今回は、彼女が少しずつ自信を掴んでいく中で支えとなった存在について語ったインタビューを一部抜粋してお届けする。【BUBKAアーカイブ:2026年3月号(1月末発売)】

お守り

──昨年の『6回目のひな誕祭』(4月5日、6日に神奈川・横浜スタジアムで開催)の2日目に2代目キャプテンに就任してから、今号(『BUBKA3月号(2026年1月末)』)の発売時で9ヶ月あまりが経ちました。

髙橋未来虹:アイドルとしての第2章が始まった感覚はあるんです。ただ、私はずっと(初代キャプテンの佐々木)久美さんの姿を見てきたので、キャプテンと言っても自分はまだまだだなーと思っています。

──ほかの坂道グループのキャプテンと比較しても、髙橋さんは副キャプテンからキャプテンになるまでの期間がすごく短いんですよね。乃木坂46の梅澤美波さんが1年3ヶ月、櫻坂46の松田里奈さんが1年10ヶ月の副キャプテン期間を経てキャプテンに就任しているのに対して、髙橋さんの副キャプテン期間はわずか5ヶ月ですから。

髙橋未来虹:そうなんです、実は(笑)。

──圧倒的に短いという。

髙橋未来虹:副キャプテンの期間が短かったとしても、2代目キャプテンになりますと伝えられて、頑張りますって素直に受け止められたのは、副キャプテンになる前の期間も含めて久美さんの姿をたくさん見てきたからだと思います。久美さんの姿は、今もずっと変わらず色濃く私の中に残っていて。久美さんだけじゃなく、久美さん以外の先輩の姿も自分の中に根付いています。だから、加入した当初はキャプテンになるなんてもちろん思っていなかったけど、振り返ってみると全部が今につながってるんだな、すべてに意味があったんだなって思えるんです。

──いろんな姿を見てきた、接してきた中でも特に印象に残っている行動や言葉は?

髙橋未来虹:私が副キャプテンになったときに、久美さんが「あなたらしくやってね」という言葉をくださったんです。何気ないひと言のように感じるかもしれないですけど、久美さんがキャプテンの日向坂46で私も長い時間を過ごしてきたからこそ、「私の真似をしなくていいよ」という意味で言ってくださったんだと思います。その言葉は、キャプテンになった今もお守りのようなというか、「今の私はみんなのことを引っ張れてるのかな」とか思ったとき、すぐに思い出すんです。思い出して、「こうやって悩みながら進んでいくのも、“私らしく”なんだな」って。

──キャプテンになってからの自分の変化、成長を感じているのはどんな部分ですか?

髙橋未来虹:うわー……どうなんでしょうか? これはもう性格なんですけど、私はどれだけ周りが褒めてくださったとしてもただ素直に受け取れない節があるんです。褒められても、「いや、みんなのほうが頑張ってるし」って思っちゃうというか。だけど、キャプテンになってメンバーを代表して話す場面も増えて、責任感が大きい立場なんだと自覚するようになって、その責任を超えた先にたぶん自信があるんだろうなと思うようにはなりました。

──少しずつでも自信を掴めている理由を自己分析してもらえますか?

髙橋未来虹:自信が少しずつ身についた経験として、一番は新体制で臨んだ『(日向坂46 BRAND NEW LIVE 2025)OVER THE RAINBOW』(2025年5月28日・29日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催)です。そのライブでは基本的にMCをやらせていただきました。先輩方と一緒に活動してきた期間が長かったぶん、すごく複雑な気持ちもあって。私だけで背負うものじゃないってわかっていたけど、その中でキャプテンとしてどんな言葉を発したらいいんだろうってたくさん悩んで、二期生さんにも相談して、言葉を選んで、必死にライブを乗り越えました。ライブを乗り越えたあとにうれしかったのが、小坂菜緒さんの(2025年6月20日に更新された)ブログです。ライブ前、小坂さんに相談させていただくことも多かったんですが、私が一人で考えちゃうところを見てくださっていたのか、ブログでは「一緒に頑張ろうね」って書いてくれて。そうやって先輩が書いてくださったことが本当にうれしかったし、スクショして今も残しています。

──そのスクショをたまに見返したりも?

髙橋未来虹:見返したりします。全国ツアー(2025年9月20日から11月21日にかけて6都市13公演を開催した『日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」』)の最終日の公演でのスピーチも、やっぱり夜な夜な話すことを考えて、一人だと行き詰まっちゃうなと思ってふと小坂さんのブログを見返して、「よし! 頑張ろう!」みたいな。小坂さんと背負っているものは違うかもしれないけど、グループを引っ張っていかなきゃいけない立場というのは同じだと思うので、私も頑張らなきゃなって思わせてくれます。私のために思いを書いてくれる方がいることにとっても救われたし、あのブログを読むともっとみんなを守れるようになりたいと思います。お守りです。これからも見返すと思います。

──ブログをスクショしたことを、小坂さんには伝えているんですか?

髙橋未来虹:伝えてないです(笑)。サラッとフランクに「書いていただいてありがとうございます」とは言ったんですけど。

──サラッとフランクに?

髙橋未来虹:あんまり熱く「めっちゃうれしかったです!」って言ったら、もう私のことをブログに書いてくれないんじゃないかって思ったんです。なので、サラッとフランクな感じを装いました。

──小坂さんがこのインタビューを読んでくれることを願っています。

髙橋未来虹:うわー(笑)。

取材・文/大久保和則

──まだまだ続くインタビューは『BUBKA3月号』をチェック!……「天性の才能にはかなわないと感じてしまうこともあって。悩んで考えて。それでも努力するしかは道はないんです」

髙橋未来虹プロフィール

たかはし・みくに=2003年9月27日生まれ、東京都出身。愛称は「みくにん」。

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