2026-05-01 22:00

日向坂46五期生『SHUWA SHUWA』が受け継ぐもの━━小坂菜緒や正源司陽子らが名を連ねる年下組トリオの系譜に、大野愛実ら「末っ子まりん」が仲間入り

写真左から、日向坂46の大野愛実、坂井新奈、高井俐香
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2026

日向坂46が5月20日にリリースする17thシングル『Kind of love』。発売に向けて、グループの公式HPではソロアーティスト写真が今シングルバージョンに更新され、特典映像として五期生の個人PV映像の予告編が公式YouTubeにて公開されている。

また、収録曲のラインナップも明らかになっており、四期生の藤嶌果歩が初めて単独で表題曲センターを務める『Kind of love』のほか、四期生の平岡海月が初センターのひなた坂46楽曲『Empty』や、今シングルをもってグループを卒業する三期生の山口陽世が参加する期別楽曲『サラバ サラバ』など、注目の曲が目白押しではあるが、今回は五期生の大野愛実、坂井新奈、高井俐香のユニット、そして3人が歌う『SHUWA SHUWA』を深掘りしていく。この楽曲は日向坂46のトリオの系譜を受け継ぐ五期生初のユニット曲で、3人のユニット名は「末っ子まりん」だ。

この「末っ子まりん」というユニット名は、高井が公式ブログで発信している。高井曰く、もともとは「末っこ海洋生物」だったようで、その由来は、高井が“イカ”(二期生の松田好花に必殺技の相談をした際、「高井いか!」と言われたことから)、大野が“カニ”(カニクリームコロッケが好物)、坂井が“カメ”(ペットとして飼っている)と、それぞれに海の生き物にまつわるエピソードがあったからだった。しかし、インパクトが強すぎるためか、高井以外の二人によって即座に却下されたという。

その後、「海洋生物」を柔らかく呼びやすい言葉へと変化させて誕生したのが「末っ子まりん」だ。“末っ子”部分については、この3人が学年は異なるものの五期生の年下組であること、そして同じく四期生の年下組である正源司陽子・藤嶌果歩・渡辺莉奈のユニット「末っ子むすび」の流れを引き継いでいる。この四期生トリオにはユニット曲『What you like!』があり、高井ら「末っ子まりん」の3人は「新参者 二〇二五」で同曲を披露。この時から、五期生の年下組ユニットの誕生は期待されていたのかもしれない。

四・五期生に年下組のトリオユニットが存在する中、その元祖はというと、二期生の金村美玖、小坂菜緒、濱岸ひよりによる「2002年組」にまで遡る。ちなみにこの二期生ユニットはファン投票によって誕生しており、日向坂46の年下組のトリオユニットは当初はファン起点だったという歴史がある。三期生は全員で4名だったためトリオユニットは誕生しなかったが、二期生から続く年下組トリオ楽曲の系譜は、17thシングル『Kind of love』において受け継がれた。

同じ条件のもとで誕生した二・四・五期生の年下組トリオ。センター経験者がいるなど共通点もあるが、各トリオ内の関係性はというと、それぞれ異なるように見受けられ、特に五期生は一筋縄ではいかないという。これはあくまで高井の主張ではあるが、曰く「大前提としてみんなお互いのことが大好きなんですけど、特に、高井→大野、大野→坂井への矢印が強いんですよ……」とのこと。坂井→高井の矢印は発生していないようで、三角関係にはならない一方通行の愛が、五期生ユニットの間には漂っているようだ。

一方、先輩たちを見てみると、二期生の「2002年組」はお互いにそれほど干渉し合わない、良い意味でドライな関係性。四期生の「末っ子むすび」は自称・小学生男子の正源司と天真爛漫な藤嶌コンビに対し、3人の中で最年少ながらも最も落ち着いている渡辺という組み合わせで、絶妙なバランスを保っている。それぞれのユニットの雰囲気は曲調にも表れているように感じられ、「2002年組」の『もうこんなに好きになれない』はノスタルジックなコーラス調、「末っ子むすび」の『what you like!』は日向坂46らしいアップテンポで盛り上がる一曲となっている。そうした特徴も踏まえつつ、五期生の『SHUWA SHUWA』はどんなテイストになるのか。曲名の弾ける印象から、五期生のフレッシュさを前面に押し出した曲調などが考えられそうだ。

日向坂46のトリオユニットには、各期の年下メンバーを集めたものだけでなく、四期生曲『ブルーベリー&ラズベリー』のフロントメンバーである小西夏菜実・清水理央・宮地すみれによる『あのね そのね』、一期生で最後の3人となった佐々木久美・佐々木美玲・高瀬愛奈による『Instead of you』なども存在する。この『Instead of you』は、松田の卒業セレモニーにて、その時グループに在籍していた二期生の金村・小坂・松田の3人によって披露された。卒業を控えた心情や、ともに活動した同期への思いを歌った曲は、卒業セレモニーにふさわしい一曲として、歌い継がれていく曲となっていった。日向坂46に新たに誕生したトリオユニット曲『SHUWA SHUWA』は一体どんな曲になるのか、音源解禁やライブ披露が楽しみだ。

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