2026-03-10 18:58

乃木坂46 6期生初の単独アリーナLIVE裏側密着から見る本当の意味での「スター誕生」━━矢田萌華が言われた「もっとふざけていい」からの脱皮

乃木坂46・6期生の冠番組『乃木坂スター誕生!SIX』(日テレ系/毎週月曜25時29分から)。3月9日の放送では、1月17日・18日に東京・有明アリーナで開催された「乃木坂スター誕生!SIX LIVE」の裏側に密着した模様がオンエアされ、加入から約1年となる6期生の成長が感じられた。

乃木坂46のメンバーが歌唱力に磨きをかけるべく、時代を超えて歌い継がれてきた名曲をカバーする『乃木坂スター誕生!』。2025年4月からは6期生が、先輩の4・5期生からのバトンを受け継ぎ、『乃木坂スター誕生!SIX』として放送されてきた。そんな『乃木坂スター誕生!』ではこれまで、番組発のライブイベントをたびたび開催。番組内でカバーした曲の披露や、先輩メンバーとのコラボ歌唱、ゲストに一流アーティストを招いてのライブを行ってきた。2026年1月に開催された『乃木坂スター誕生!SIX LIVE』は、6期生にとって初めての番組ライブイベントであり、またアリーナ規模での単独公演も彼女たちにとって初めての経験だった。

『乃木坂スター誕生!SIX LIVE』で6期生は「1万人のライブを楽しむ」ことに向き合った。本番前のステージ裏では、いつも堂々としている長嶋凛桜が「1万人やばいです、怖いです」と震えていた。ステージに上がる直前、お互いに背中を叩き合う6期生。先輩メンバーがライブ前に行っており、乃木坂46の伝統とも言えるルーティンを実践していた。

ステージに飛び出したメンバーたちは、直前までの緊張を感じさせない堂々のパフォーマンスを見せていた。オープニングアクトは全員で、いきものがかりの『じょいふる』を歌った。番組の初回放送で6期生が初めて歌った思い出の曲だ。矢田萌華が「『もっとふざけていい』と言われ続けて」と振り返るように、初めての収録は緊張でガチガチだった6期生は、有明アリーナに集まった1万人のファンの前に笑顔で歌い、ライブのグルーヴ感を作り上げていた。

全員歌唱や複数人で歌うこともあれば、メンバーはソロ歌唱にも挑戦した。グループ最年少の15歳・川端晃菜が「みんなは味方なんだ、と感じながら歌うと緊張を忘れられる」と大舞台でも動じない精神力の強さを見せると、鬼束ちひろの『月光』を歌った海邉朱莉は「(会場を)真っ暗にして聴いていただきたい」と、ファンにペンライトを消してもらうことを提案。ステージに一人で立つプレッシャーに負けず、自ら演出を加えることを思いつくのは、海邉が番組や乃木坂46での活動を通じて、ステージに立つことへ自信をつけてきた証拠だった。

ゲストにMAXやゴスペラーズが登場し、一緒にステージを盛り上げた6期生。そんな彼女たちに関して、番組MCを務め、ライブでも進行役を担当したオズワルド・伊藤俊介は「6期生は良い意味で、マジで良い意味で、芸能人っぽくないですね」とコメント、畠中悠も「人間味が溢れている人が多い」と語っていた。さらに伊藤は「ライブを仕事でやっているというより、BBQに来ている感じ」と振り返っていた。肩肘張らず、ファンと一緒に、心から楽しもうとする姿が6期生の持ち味だ。

そんな6期生には足りないピースがあった。学業で休業中の小津玲奈がライブに参加できなかった。番組開始当初は収録に参加していた小津は、大越ひなのが「1回先生の動きを見たらある程度いける」と語るほど振り覚えが早く、高いダンス力で同期を引っ張る存在だった。そんな小津のネームプレートを森平麗心はスマホの裏に挟んでリハーサルに参加。「いつも入れてるんですけど。(頑張ってる)場所は違うんですけど、『お互い頑張ろう』と思って。その願いも込めて」と、6期生の絆を感じるエピソードもあった。

約1万人規模のライブを終え、鈴木佑捺が「達成感はめちゃめちゃあります」、増田三莉音が「気持ちを込めれたので良かった」、瀬戸口心月が「すごく楽しかったです。もう終わったんだ……、って感じです」とやり切った、清々しい笑顔で答えていた。初披露の会の「はじめまして、6期生です」から始まり、「真夏の全国ツアー2025」や「新参者 二〇二五」など様々なステージを経験してきた6期生。「乃木坂スター誕生!SIX LIVE」は、これまでの先輩たちとは違う6期生ならではの特徴を、楽しみながら見つけることができたステージだった。彼女たちが次に立つステージは、3月17日~19日にぴあアリーナMMで行われる「41stSGアンダーライブ」。先輩たちと一緒に立つステージでも、6期生は自分たちの持ち味を存分に発揮してくれるだろう。

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