2024-09-21 19:00

てゆーか、「ノイミー」本田珠由記の魅力って何?

アイドルグループ「≠ME」本田珠由記(ほんだ みゆき)
アイドルグループ「≠ME」本田珠由記(ほんだ みゆき)
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

≠ME(ノットイコールミー/通称ノイミー)を見ていて、よく思うことがある。「ノイミーをノイミーたらしめているものは何なのだろう」と。強い団結力を武器に目標に向かって全速力で進む“王道の少年漫画感”。そんなライブパフォーマンスの印象とは裏腹に、ひとたび素を覗けばふわふわとやわらかくて優しい“多幸感”が溢れる。

切なさと清涼感の両方を兼ね備えたパフォーマンスと、向日葵のような笑顔でグループの先頭を走る冨田菜々風。多彩な表現で楽曲の世界に没入しながら、包容力と時々出るお茶目さでメンバーやファンの精神的支柱となっているリーダーの蟹沢萌子……。12人が一人ひとり集まって作り出す空気感がそうさせているのに違いないのだが、あえてここで一人の人物を取り上げたい。「みるてん」こと、本田珠由記である。

≠ME(ノットイコールミー)/ てゆーか、みるてんって何?【MV full】

2年半前、彼女がセンターを務める楽曲『てゆーか、みるてんって何?』がTikTokで大バズりしたので、その名前を聞いたことがある人もいるかもしれない。曲中の「初めまして わたし『みるてん』って言います えへへ 名前呼んでください」の“みるてん”の部分を自分の名前に変えた自己紹介動画を俳優の本田翼や声優の小倉唯もアップし、大きな話題を呼んだ。ユニークな歌詞とキャッチーなメロディーで、今でもライブで披露されると大きな盛り上がりを見せる一曲である。

曲名から分かるように、この曲は彼女への当て書きである。「なんだか色々あっていつの間にか なんと この子 魔法が使えちゃうんです」――そんな歌詞の通り、可愛らしくてメルヘンな雰囲気がよく似合うのが、“本田珠由記”という人物である。

幼少期にお母さんに付けてもらった「みるてん」という愛称を気に入っており、逆に本名である「本田」や「珠由記」と呼ばれるのは怖くて苦手なこと。ハーフツインがトレードマークで、長いときには一時間ほどかけて作り上げていること(こだわりが多く断念することもあり、本人曰く「体力を使うから3曲踊ったあとくらい熱くなる」)。「動物の耳が頭から生えて欲しい」と幼少期から願い続け、『2時半ろけんろー』や『ヒロインとオオカミ』の衣装でネコやオオカミの耳を付けることになり喜んだこと……。天真爛漫で純真無垢、まさにそんな表現がしっくりとくる性格だ。

9枚目シングル『夏が来たから』のメイキング映像では、レッスン場で大粒の涙を溢す彼女の姿と、うろたえつつも彼女を優しく見守るメンバーの様子が捉えられていた。曲の世界観をより深く理解するために、感情表現の練習でお互いに「好き」、「嫌い」と言い合うゲームをすることになった。そこで彼女は仲の良いメンバーの一人である落合希来里に「嫌い」と言わなければいけなくなかったのだが、それが耐えられなかったのだ。「嫌いって言葉をきらりん(落合)に聞かせたくないし、嘘でも言いたくなくて。そしたら涙が出ちゃって……」。周囲にどこまでも優しい彼女の性格がよく表れた出来事である。

一方で、アイドルとしての自分に対しては厳しい目を持つ。数年前には「ライブの動画を見ていると、私一人だけ変だと思うことがあります」、「みんなの足を私が引っ張ってしまって申し訳ないです」と話すこともあったが、この数年でパフォーマンスは目を見張るほど上達した。特に歌唱面においては、プロデューサーの指原莉乃が「元々アクセントのある可愛らしい声だったが、『桃色デイブレイク』頃からお腹から出す芯のある歌い方に変化した」と絶賛するほど。そうしてあてがわれたユニット曲『デート前夜レクイエム』では、普段のふわふわした可愛らしさからは一転、疾走感のあるロックチューンを堂々と歌い上げるなど、表現の幅を大きく広げている。

≠ME(ノットイコールミー)/ 1st アルバム収録『デート前夜レクイエム』【MV full】

舞台上だけでなく、バラエティーでもその貪欲さは変わらない。3年前に放送された、姉妹グループ「=LOVE」(イコールラブ/通称イコラブ)との初めての合同冠番組『イコノイ、どーですか?』では、他のメンバーが尻込みをする場面でも積極的に取り組んだ。まだ不慣れなバラエティーの収録で、先輩メンバーや司会のニューヨークに物怖じせず前のめりに取り組む姿勢に誰もが舌を巻いた。また、『≠ME 先輩、も~っと教えてください!!』の企画では、皿回しを収録中にできなかったのが悔しくて、自分で皿回しキットを購入して練習を重ねた。その後、ライブで披露した際には見事成功。実際に、観客から大きな歓声が上がった。収録中はもちろんのこと、できなかったことは収録後も納得するまで自分で突き詰める。きっと表に出ていないだけで、彼女は普段からたくさんの汗と涙を人知れず流しているに違いない。

周囲に対しては最大級の思いやりを持ちつつも、一方で自分の中にはぶれない芯があり、決して努力を怠らない。そうした彼女の存在がグループの雰囲気に大きく影響しているのは想像に難くない。以前は自分が足手まといになっているのではないかと悩んでいた彼女だが、もはやグループにとってはなくてはならないピースとなっている。

そんな彼女は、「ノイミーとしての夢は、多くの方に愛されるアイドルになり、東京ドームに立つことです!」、「卒業アルバムの最後らへんのページの『その年の出来事』が書いてあるページに、ノイミーの写真が載るぐらい世の中を動かせるアイドルグループになりたいです!」と語る。とんでもなく大きな夢に思えるが、彼女ならマイペースに前だけ向いて歩きながら、いつか私たちをハッピーな場所へ連れてってくれるんじゃないか。不思議なことにそう思えてしまうのは、みるてんの魔法にかけられているからかもしれない。

≠ME(ノットイコールミー)『てゆーか、みるてんって何?』 (from 1stコンサート 〜初めまして、≠MEです。〜) 【LIVE ver. full】

■本田珠由記オフィシャルX
https://x.com/honda_miyuki_

■本田珠由記オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/honda_miyuki__

■本田珠由記オフィシャルTikTok
https://www.tiktok.com/@notequal_me_miyuki

【尾木波菜1st写真集『おぎはな』】
⇒ Amazonで購入

【週刊プレイボーイ 2024年 4/29 号 [雑誌]】
⇒ Amazonで購入

【=LOVE野口衣織表紙:BRODY (ブロディ) 2024年10月号増刊】
⇒ Amazonで購入
⇒ セブンネットショッピングで購入(=LOVE野口衣織ポストカード 3種からランダム1枚付き)

=LOVE野口衣織表紙:BRODY (ブロディ) 2024年10月号増刊

【=LOVE野口衣織表紙:BUBKA(ブブカ) 2024年 7月号増刊】
⇒ Amazonで購入
⇒ セブンネットショッピングで購入(=LOVE野口衣織ポストカード1枚付き/3種からランダム1枚)

=LOVE野口衣織表紙:BUBKA(ブブカ) 2024年 7月号増刊

Twitterでシェア
Googleで優先するソースとして追加

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA

BUBKA 最新号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#85「会えない時間が育む気持ち」
  2. AKB48 3期生、20年目の初日へ 旧overtureと涙がつないだ再会のステージ
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. =LOVE野口衣織、1st写真集発売から4カ月…【BUBKA1月号】
  5. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#84「2輪だけじゃない」
  6. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  7. 乃木坂46、10年の歴史…3択クイズで振り返る
  8. 石岡真衣のドラゴンズ勝利の女神記 第11回「今シーズンラスト観戦!どらほー目指して」
  9. 【BUBKA12月号増刊】表紙はAKB48村山彩希!発売中
  10. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  1. 日向坂46 松尾桜インタビュー|超・真面目人間の“やりすぎちゃった”エピソード「『頑張りすぎて、顔がこけるのはやめてね!』と言われてしまいました(笑)」
  2. 日向坂46 下田衣珠季インタビュー|「学生の頃、心を開くことができる友達は少数でした」ネガティブだった過去から、大好きなメンバーに囲まれ明るい空気の中心になるまで
  3. 「ゆっくりで大丈夫」中西アルノが救われた菅原咲月の一言 乃木坂工事延長中で語られた同期の絆
  4. 乃木坂46・川﨑桜が魅せる“冬のクラシックフェミニティ” SNIDEL新作がかわいすぎる
  5. AKB48伊藤百花、真夏のプールサイドで美脚もチラり…フォトブック発売記念パネル展の開催が決定
  6. 乃木坂46・6期生連載企画「Nogizaka Colors」9人目に、増田三莉音が登場!
  7. 【日向坂46】『18th Single ひなた坂46 LIVE』開催!座長・清水理央「個性爆発だけど、まとまったらすっっっごい最強のチーム!」
  8. 日向坂46 清水理央「命を燃やせる」「いつか表題曲のセンターに立ってみたい」『18th Single ひなた坂46 LIVE』が熱狂と共に閉幕
  9. 櫻坂46増本綺良、笑顔で駆け抜けた8年 “頑張ってたね”が満ちた卒業セレモニー
  10. 青葉坂46、2027年12月に日本武道館で“解散ライブ”開催決定→配属先も発表へ 2027年の活動内容も解禁に

関連記事