2022-01-01 06:30

アイドルのへそ#19 「変化」の1年 48を取り巻く風の時代【BUBKA2月号】

2021年のSKE48は、卒業と新星。2つの話題に収れんできる。

4月、日本ガイシホールにて 松井珠理奈と高柳明音の卒業コンサートが開催された。両者とも10年以上のキャリアを誇り、言うまでもなく同グループの大功労者だ。ともに、“らしい”形で旅立っていった。また、松井玲奈ら、何人もの卒業生たちが登場したことでも話題になった。

9月、『あの頃の君を見つけた』が発売された。この28枚目のシングルでは、中学1年生の林美澪がセンターに立った。この策は大胆でもあったし、当然の一手でもあった。

2人のビッグネームが卒業したということは、明らかにグループの転換点を迎えているということだ。そこで打つ手は、新規巻き返し。これしかない。

林美澪のセンターは、朝のニュース番組でも取り上げられた。グループが誕生してからこの世に生を受けたセンターの誕生はニュースバリューがあるし、他のグループの若手にも刺激を与えている。

アフター珠理奈のSKE48でセンターを務めるのは誰なのか? ファンあるいはメンバーもその予想をした。5期生・江籠裕奈や6期生・熊崎晴香の名を挙げる者は多かった。伝統や系譜を考えると、いかにも正しい選択だ。だが、運営はそうしなかった。キャリアや人気、正統性よりも新しさを選んだのである。この選択の意味は大きい。

思えば、『あの頃の~』には、オリジナルとはガラリとメンバーを入れ替えた『青空片想い2021ver.』、ティーンズユニット改めプリマステラの『雨のち奇跡的に晴れ』が収録されている。

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