2026-07-14 22:00

「未来を作る日向坂五期生になりたいです」新エース・大野愛実が掲げた覚悟━━グループの将来を担う10名の足跡と、新たに挑む期別単独ライブへの期待

7月15日、16日の2日間、横浜・ぴあアリーナMMで開催される、日向坂46「五期生LIVE」。公式ファンクラブでのチケット先行販売ではSNSを中心に落選報告が相次ぎ、その盛況ぶりを裏付けるように、一般販売開始時に追加で解放された「見切れ席」と「立見席」も瞬時に完売。平日開催にも関わらず即座に席が埋まったことから、彼女たちへの期待が高まっていることは紛れもない事実だ。

6月28日には『テレ東音楽祭 2026 初夏』に五期生単独で出演し、期別曲『好きになるクレッシェンド』を披露。表題曲ではなく、またグループ全体でもない期別のみでの単独出演は、これまでの日向坂46では見られなかった。先輩たちに憧れて加入し、先輩たちが築いた日向坂46の道を猛スピードで駆け抜ける彼女たちが次に挑むステージはどんなものになるだろうか━━これまでの歩みとともに考えてみたい。

五期生10名の歩みは、横浜スタジアムという大きすぎるステージから始まった。日向坂46の“聖地”からスタートを切った彼女たちに課せられたのは、「新たな日向坂46の象徴となる」ことだったと考えられる。その理由としてまず挙げられるのは、五期生を冠した初イベント「おもてなし会」が、グループの新生ライブ「BRAND NEW LIVE 2025 『OVER THE RAINBOW』」の前日に開催されたことだ。

新生・日向坂46をテーマにしたライブの前日、ボルテージを高めるという役割を担った彼女たちは、翌日からの2日間にも大きな影響を与えた。自己PR企画に加え、楽器とダンスチームに分かれてパフォーマンスし、そしてライブパートでは『キュン』『ドレミソラシド』『One choice』『君はハニーデュー』といった表題曲から、メンバー人気が高く、日向坂46を象徴する一曲『青春の馬』、そして初の五期生曲『ジャーマンアイリス』を披露。彼女たちの全力のパフォーマンスにファンは声援を送り、先輩メンバーも公式ブログで感想を伝え、翌日からのステージに気合を入れていた。

そして迎えた「BRAND NEW LIVE 2025 『OVER THE RAINBOW』」公演では、開幕を飾った『青春の馬』から五期生は参加。二~四期生の各期別曲を先輩と一緒に踊る中、同ライブでひときわ大きな歓声を浴びたのは五期生だった。四期生・正源司陽子と藤嶌果歩のWセンター曲『絶対的第六感』のイントロが流れる中、10人のシルエットからその中心に大野愛実と松尾桜が立っていることが分かった瞬間、会場ではどよめきが起きていた。前日の五期生単独ステージとは異なり、オリジナルセンターの正源司と藤嶌ら先輩メンバーもいる全体ライブ。さらに『絶対的第六感』が四期生の躍進を象徴する一曲だったからこそ、同曲を五期生に託したことは、彼女たちへの期待値の高さをあらためて印象づけた。

その後、五期生がシングル活動に本格的に参加する16thシングル『クリフハンガー』(2026年1月リリース)までの間、彼女たちは全国アリーナツアー「MONSTER GROOVE」や「新参者 二〇二五」を経験。今回の「五期生LIVE」は、この「新参者」公演以来の五期生単独のステージとなる。

かつて、先輩の四期生は「新参者」(2023年11月開催)のステージで自分たちの存在価値を示し、2024年8月に日本武道館で3daysを行った「四期生ライブ」で弾みをつけ、その勢いのままに、今ではグループの中心となった。期別単独のステージは、彼女たちの素直な意思を伝えられる場所であり、グループ全体としての目標ではなく、各期がグループに何をもたらしたいかという意思をより強く表明できる。四期生は「新参者」公演で「一体感」という言葉を掲げ、多様な性格の持ち主が集まった11人でお互いを補い合い、高め合うことで個性を磨き、それをグループに還元することができた。では、五期生は「新参者 二〇二五」のステージで何を掲げたのか━━大野愛実は「未来を作る日向坂五期生になりたいです」と語っていた。

その言葉通り、「新参者 二〇二五」公演の後にリリースされた16thシングル『クリフハンガー』で大野は、表題曲センターに立った。同じく高井俐香と松尾桜も選抜入りを果たし、カップリングの期別曲『好きになるクレッシェンド』は前述の通り、単独での音楽番組出演へとつながった。先輩たちもグループの未来を彼女たちに託した。2026年2月にグループを卒業した二期生・松田好花は卒業セレモニーで、大野に「任せたよ」と力強いエールを送っていた。

「五期生LIVE」の開催が近づくにつれて、メンバーは公式ブログを中心に思いを綴っており、その言葉の一つひとつから、デビュー以来かけられてきた期待に応える覚悟を感じさせる。大田美月は「新参者の頃より成長した10人をぜひみてください!」と語り、佐藤優羽は「後悔のないように、できることを全部して、最高の時間にします」「どんな気持ちで来てくださっている方も必ず私たちが幸せにします!」と自信をのぞかせる。片山紗希は「『伝説のLIVE』だったと言っていただきたいです。ハードルを超えるためにここでハードルを高めておきます。絶対に楽しませますよ!!!」と自らを鼓舞しながら、会場やライブ配信で見守るファンを煽った。日向坂46の将来を担うことを期待され、未来になることを誓った10名の挑戦が、いま始まる。

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