2026-07-13 18:00

「恥ずかしくて普段は言えないです…」乃木坂46 小川彩が明かした、川﨑桜への本音と同期の絆

ドラマ『野球少女鷲尾』に出演する乃木坂46・川﨑桜と小川彩にインタビュー
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アイドルグループ「乃木坂46」のメンバー・川﨑桜と小川彩が出演するドラマ『野球少女鷲尾』が、6月12日(金)0時より、縦型ショートドラマアプリ「FOD SHORT」にて配信中。

『野球少女鷲尾』は、野球が大好きでありながら、過去のトラウマからその思いを心の奥にしまい込んできた主人公・鷲尾史保が、自分の“好き”と向き合い、自分らしさを取り戻していく姿を描いた作品。鷲尾史保を演じるのは川﨑。自分の気持ちを抑えてきた彼女が、少しずつ殻を破り、前に進んでいく過程を描く。

「鷲尾さん」は、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」の人気コーナーから生まれた名物キャラクター。リスナーとのやりとりの中で形作られてきた存在で、ちょっぴり不器用で気づけば空回りしているが、それでいてとびきりいとおしい魅力を持ち、人気を集めてきた。

そのラジオのキャラクターを基にオリジナルドラマとして実写化する『野球少女鷲尾』では、川﨑が野球への強い思いを抱えながらも、それを隠して生きる大学生・鷲尾史保として表現する。また小川は、心から好きと言えるものに出会えず、悩みを抱える金森凜を演じる。鷲尾とは対照的な金森が、鷲尾との出会いをきっかけに少しずつ変わっていく姿も、本作の大きな魅力となっている。

今回、BUBKA WEBでは鷲尾史保を演じる川﨑桜と金森凜を演じる小川彩にインタビューを実施。自身の役柄や作品の見どころ、さらにグループに5期生として加入して4年が経過する2人に、撮影を通じて新たに発見したお互いの“知られざる一面”などを語ってもらった。

鷲尾史保を演じる乃木坂46・川﨑桜
鷲尾史保を演じる乃木坂46・川﨑桜

――ではまず、作品のドラマ化が決定したことについて、そしてご自身の出演が決まった時の心境を教えてください。

川﨑桜:まずはとてもびっくりしました。乃木坂46を卒業された久保史緒里さんが『乃木坂46のオールナイトニッポン』でリスナーの皆さんと一緒に育ててきた“鷲尾”を演じさせていただくということで、最初は…今もなんですけど、大きなプレッシャーを感じました。

小川彩:私もびっくりもしましたし、とてもうれしかったです。久保さんが『乃木坂46のオールナイトニッポン』で野球のお話をされていたのが好きだったので、良い作品にできるように頑張らなきゃと思いました。

――お二人が演じられるキャラクターはどういう人物ですか?

川﨑桜:とても不器用な女の子だなと思いました。過去のトラウマから自分の好きを周りに言えない女の子で。でも、野球が好きなことを隠してるつもりだけどグッズを目に見えるように持っていて、「絶対好きだな」って分かるような(笑)、そういうちょっと隠しきれていない不器用さがいとおしくて。誰かに気付いてほしいっていう気持ちがどこかにあるところが、とてもいとおしい女の子です。

小川彩:けっこう冷静で、基本ツッコんでいるというか。鷲尾さんは自覚ないと思うんですけど、ずっとボケている感じなので、それにツッコんで…っていう。その日常会話がきっと本人たちも楽しいんだろうなと思いました。一見普通の女の子なんですけど、内に秘めているものがとても熱いのかなと思います。そういう内から出るものを表現できたらなと思っていました。

金森凜を演じる乃木坂46・小川彩
金森凜を演じる乃木坂46・小川彩

――“演技ということに関してはいかがですか?

小川彩:昨年ぐらいからお芝居をやらせていただく機会が増えて、『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)という作品への出演が自分の中で大きくて、皆さん温かくて、お芝居って楽しいなと思いました。誰かになれる感じや、自分じゃない人生を歩めることはなかなかない経験なので、たくさん心が動いて、これからもそういうお芝居がいっぱいできたらいいなと思いました。

川﨑桜:私は今年、1st写真集『エチュード』(新潮社)を出させていただいて、その時に自分を表現することがとても好きだなと改めて感じました。写真集もたくさんの表情をファンの方に見ていただきたかったので、ここのページはこういう女の子を想像してこういう表情をしてみようと、たくさん考えた写真集になりました。セリフのある演技とはまた違いますが、表現することはとても楽しいなと思ったので、それを生かしながら、自分を表現するお仕事がしたいなと思っていました。

――ドラマの中では涙するシーンもありました。

川﨑桜:気持ちをつくるために、その日はいつもより緊張していて。全体的にほっこりした温かい作品だからこそ、そのシーンがあることで締まる作品になるのかなと思っていたので、「絶対に良い演技をしたい」という思いがあったからこそ、ものすごく緊張しました。でも、監督さんが私の集中力を信じて1回で撮ってくださって、それがとてもありがたくて、“一点集中”することができました。

――小川さんも間近にいらっしゃったかと思いますが、いかがでしたか?

小川彩:その場にいて撮影の様子を見ていましたが、とてもグッときました。

意外な一面を発見

――グループに“同期”として加入して4年ほどが経過します。今回の撮影を通じて、お互いの意外な一面を見た・知ったことなどありましたか?

川﨑桜:ツッコミが面白いなと思いました(笑)。普段の活動では、あまりメンバーにツッコんでいる姿を見ることがなくて…同期の一ノ瀬美空ちゃんにはよくツッコんでいるんですけど(笑)、それ以外はあまり見たことがなかったので、スポーツバーの店長・倉田大地役の西堀さん(お笑いコンビ「マシンガンズ」西堀亮)にけっこう鋭いツッコミをしているのが面白くて。ファンの皆さんにもぜひ見ていただきたいなと思います。

小川彩:撮影中以外でもいろいろ発見したことがあるんですけど(笑)、でも作品の中で涙を流すシーンは、見たことがない表情で。「こういう表情もあったんだ」というのを発見できて、いろいろな桜を見ることができました。

――グループでは同期のお二人ですが、今回の作品の中では、川﨑さんが年上で先輩の役。実際の年齢も川﨑さんの方が年上です。現場でのお二人の関係はどのような感じだったのでしょうか?

小川彩:先輩・後輩の役ですが、ドラマの中では意識することなく、年齢は離れているけど同期なので、普段と似ているところはありました。

川﨑桜:普段の彩ちゃんも頼もしいですし、役の金森凜ちゃんもいつも冷静で頼もしかったので、安心して撮影できました。

――小川さんが川﨑さんから励まされた・刺激を受けた・影響を受けたこともありましたか?

小川彩:金森凜ちゃんも好きなことが最初は見つからなくて、鷲尾さんに影響されてどんどん変わっていきますが、乃木坂46に入って、桜とかメンバーに影響されて何かを好きになったり、刺激されて頑張ったりしたことがたくさんあるので、そことリンクするところはありました。お姉さんなので、見ているといっぱい憧れが詰まっています(笑)。

川﨑桜:初めて言ってくれるじゃん(笑)。

小川彩:恥ずかしくて普段は言えないです…。

川﨑桜:とにかく本当に頑張り屋さんなので、彩が頑張っている姿を見ると、「(同期の)最年少が頑張っているんだから、私も頑張らないと」という気持ちに毎回させてくれる存在です。

不器用なキャラクター

――野球が好きすぎて失敗した過去、そして不器用なキャラクターという鷲尾史保ですが、お二人は自分が不器用だなと思うことはありますか?

川﨑桜:しゃべることが苦手なので、自分の思いを真っすぐ伝えられないところです。あと、周りから「器用だね」と言ってもらえることがあるのですが、道端の何もないところで転んだりして(笑)。歩いていたら漫画みたいに転んじゃって…。1人で立とうと思ったら周りの方が「大丈夫ですか?」って集まってきてくださって(笑)。

小川彩:私も不器用と言いますか、いろいろやらかしちゃうんですけど(笑)。今回このドラマの中でもたくさんこぼして、迷惑をいっぱいかけてしまいましたが、そういうところも現場の皆さんが笑ってくれたので、とても温かい現場でした。

――6月10日(水)放送のニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』でもパフェやお味噌汁をこぼしたというエピソードがありましたが…?

小川彩:何回かあって(笑)、鷲尾さんが恋をするんですけど、意中の相手が登場して、2人っきりにさせたいというシーンで、金森がすごく焦っているんですよ。お昼ご飯中のシーンで食べかけのトレーを持って急いで走ったら、カーブのところで“サーッ”て全部こぼしてしまって…。しかもリハーサル中で撮れてもいなくて…。

――川﨑さんもその瞬間を目撃された?

川﨑桜:びっくりしました。段差も何もないところで“ズテッ”て。トレーに載っていたものを全部ひっくり返してて…でもそれがかわいくて。金森凜ちゃんはいつも冷静な役なんですけど、小川彩ちゃんの部分が出ていてかわいいなと思いました。

――小川さんが演じた金森は、心から好きなものが見つからないというキャラクターで、多くの人が持つ悩みでもあるかなと思います。お二人はそういう経験、または逆に昔からずっと好きでいるものはありますか? 川﨑さんはフィギュアスケートですよね?

川﨑桜:そうですね。フィギュアスケートはずっとやってきたんですけど、スポーツ以外にハマったことがなくて。

小川彩:私は好きなことがたくさんあって…でも逆にありすぎて絞れないというか(笑)。音楽が好きで、楽器も今までトランペット、クラリネット、ドラム、ピアノなどをやってきました。ファンの皆さんが「そういうところが好き」と言ってくださるので、いろいろ挑戦することもいいのかなって思っています。

――今回作品の中で、川﨑さんが早口でまくし立てるみたいなシーンがいくつかありました。そこに向けた準備などいかがでしたか?

川﨑桜:とにかく体に染み込むまでたくさん回数を重ねることが一番だと思ったので、空き時間に1人でセリフを言い続けてました。周りに聞こえているかもしれない…みんなに「何しゃべってるの?」って言われて(笑)。

――小川さんは役作りに向けてはいかがですか?

小川彩:桜がとても頑張って仕上げてきてくれて。基本、“受け”が多かったので、とても助けられました。

ファンの存在

グループでは同期メンバーとして活躍する川﨑桜と小川彩
グループでは同期メンバーとして活躍する川﨑桜と小川彩

――物語は大の野球好きの女の子という設定ですが、お二人は普段ファンの方の“好き”を受け取る側かと思います。ファンの方の力はどのようにお感じになっていますか?

川﨑桜:ファンの皆さんの力を感じる場面はたくさんありますが、やっぱり一番じかに感じるなと思うのは、“ミート&グリート”というファンの方と一対一のお話し会をやらせていただいている時で。私たちはオンラインでもリアルでもさせていただいていますが、リアルの時は遠いところから“前乗り”して来てくださったり、始発で来てくださったり、オンラインの時もたくさん時間を割いてくださって。ライブやイベントもそうですが、私たちに会いに来てくださることが本当に愛だなと感じるし、その気持ちに応えられる自分でいたいなと常に思います。

小川彩:乃木坂46に入るまでは、こんなにたくさんの方から愛されることはなかなかなかったので「本当に好きなんですか!?」と疑っちゃう(笑)。本当に温かくて、ミート&グリートで好きになってくださったきっかけを聞くことがとても好きで。皆さんそれぞれ違って、私が乃木坂46に入った時から好きという方もいらっしゃれば、それこそ「今回のドラマを見て好きになったよ」という方も出てきてくれるかもしれないですし、そういうきっかけをいっぱいつくっていきたいなと思います。

――“ミーグリ”もそうですし、ライブもそうですよね?

小川彩:今ちょうど『真夏の全国ツアー2026』中で、ステージの上から見た時に、自分のサイリウムカラーの“白×白”がとても輝いて見えて、皆さん本当に好きでいてくださっているんだなって。ライブ中に通じ合えている感じがして、とてもうれしいです。言葉を交わしていなくてもつながれている感じがします。

川﨑桜:私もライブでファンの皆さんのコールにいつも力をもらっています。開演前、私たちが裏でスタンバイしている時にとても楽しみにしてくださっているのが、緊張している私たちにたくさん伝わってきて、その声援が力になって頑張れています。皆さんのおかげで、私たちもライブをつくることができているなと日々感じているので、とても大切な場所です。私たちがモニターに映っていない時でも双眼鏡で見つけてくださって「ずっと追っていたよ」と言ってくださるファンの方もたくさんいて。「あの時のこの振り付けが良かったよ」と、身ぶり手ぶりで伝えてくださって。本当にずっと見てくださっている方がいるんだなと思えるのは、とてもうれしい瞬間です。

隅々まで何回もチェック

――作品の中で、乃木坂46さんの楽曲の“隠しポーズ”じゃないですけど、振り付けの一部がちりばめられているそうですね。もちろん見てのお楽しみですが、ヒントみたいなものを頂けますか?

川﨑桜:ウィーラー選手の話をしている時に、『17分間』の振り付けをしてるんですけど、ファンの方にはすぐに気付いてもらえるくらい踊っている気がします(笑)。

小川彩:めっちゃ踊っていたよね(笑)。振り付けもなんですけど、セリフとか、あとは私たちの『乃木坂工事中』というレギュラー番組の印象的な場面が入っていて。ファンの方に見ていただけたら分かるポイントが本当にたくさんちりばめられているので何回も見ていただけたらうれしいです。

――ちなみに回数とか、シーンでいうと何シーンくらい?

小川彩:台本に書かれていなくて、本番で「ここでやってみる?」とか、話し合う中でどんどん追加されてったよね?

川﨑桜:振り付け以外も含めたらめちゃくちゃある…本当に入っていない回の方が少ないくらい?

小川彩:ほぼある(笑)。(※全60話)

川﨑桜:監督さんと撮影が始まる前にリハーサルをさせていただいて、その時に監督さんが「ここでこれを入れられたらいいよね?」というのをたくさん提案してくださって。私自身も、入れられそうなものがあったら「これを入れたいです」と提案しました。「これ乃木坂46につなげられそうだな」というのをひらめいて入れてみました。

小川彩:私は桜がやっているのを見ているのが多かったです。

川﨑桜:リアクションが多かったよね?

小川彩:撮影の時にやっているのを見て「何、それ!?」ってなって(笑)。

川﨑桜:鷲尾史保ちゃんが変わっている女の子なので、彩をいかにびっくりさせられるか(笑)。

小川彩:本当にびっくりしました(笑)。

――今回撮影で『楽天モバイル 最強パーク宮城』にも行かれたそうですが、初めてですか? 印象はいかがでしたか? もちろん明治神宮野球場とは全然違うと思いますが。

川﨑桜:初めて行きました。私は球場にあまり行ったことがなかったので、感動しました。人がいない球場を見たのも初めてで、歴史が詰まっているような重みを感じました。私もスポーツをやっていたので、そういう場所に行けたことはいい経験になったなと思います。

小川彩:観覧車も見えて新鮮でしたが、でもまさか球場で撮影できると思っていなかったのでびっくりしましたし、気が引き締まりました。

――小川さんは7月に、“乃木坂野球部”として『エスコンフィールドHOKKAIDO』にも行かれるそうですね? 楽しみにされていることはありますか?

小川彩:そうですね、たくさんあります! パ・リーグの球場を回らせていただいていますが、まだ『ZOZOマリンスタジアム』しか行けてなくて、あと5球場も残っているので楽しみです。

――ありがとうございます。本日はお忙しいところありがとうございました。ドラマ『野球少女鷲尾』、そして『真夏の全国ツアー2026』も楽しみにしています!

川﨑桜&小川彩:ありがとうございました!

『野球少女鷲尾』ストーリー

『野球少女鷲尾』に出演する乃木坂46・川﨑桜
『野球少女鷲尾』に出演する乃木坂46・川﨑桜

野球が大好きだけど、過去のトラウマから“好き”を隠してきた大学生の鷲尾史保(川﨑桜)。一方、心から好きなものが見つからない金森凜(小川彩)。バイト先のスポーツバーで急接近した2人は、就活の苦戦や失恋など次々と飛んでくる人生の変化球を、最強の友情で打ち返し、自分の“好き”と向き合い成長していく、笑って泣ける青春群像劇。

『野球少女鷲尾』概要

■タイトル:『野球少女鷲尾』(全60話)
■配信:6月12日(金)0時~独占配信開始
■出演:川﨑桜(乃木坂46)/小川彩(乃木坂46)/芹澤雛梨/青山凌大/めがね/大村和明/細谷美月/松尾そのま/菅原帆波/田中沙友里/益田恭平/前すすむ(TOKYO COOL)/八重澤ひとみ/今江敏晃/西堀 亮(マシンガンズ)
■原作/原作著者:乃木坂46のオールナイトニッポン
■脚本:市東さやか
■演出:平野眞
■プロデュース:田上向日葵/山下航平
■プロデューサー:佐藤龍春
■制作協力:ニッポン放送/石川昭人/岡本健太/楽天野球団
■制作プロダクション:インナップ
■制作著作:フジテレビ

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