2026-07-10 05:00

乃木坂46 中西アルノ「ワインなんよ」熟成され深みが増す6期生曲『命の色』に込めた、センター・長嶋凛桜の思い

写真左から、中西アルノと長嶋凛桜
写真左から、中西アルノと長嶋凛桜
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2026

6月13日の福井公演を皮切りに、全国8都市18公演を行う、乃木坂46の「真夏の全国ツアー2026」。7月9日時点で福井、神奈川、北海道公演を終え、続くは11日、12日の広島公演、その終着点には聖地・明治神宮野球場4days公演が待っている。7月22日リリースの42ndシングル『是非に及ばず』、そして同曲のセンターを務める5期生・一ノ瀬美空が引っ張る今回のツアー。2026年の夏、乃木坂46はどんな“色”を示すだろうか。

ツアー初日の福井公演では『是非に及ばず』を初披露。するとその翌日、2日目の公演前には公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で同曲のコール動画がアップされ、フロントメンバーの一ノ瀬と賀喜遥香、瀬戸口心月がコールをレクチャーしている。

メンバー発信のコール動画は、昨夏の全国ツアーでも見られた。全員参加曲『真夏日よ』のコール動画では、メンバー考案の呼び名を全員分、順番にコールするスタイルがファンの心をつかみ、神宮公演では約4万人の観客が声を揃えた。カップリング曲ながら、2025年の夏のツアーを通して、成長した『真夏日よ』。現在、『是非に及ばず』のほかに、40thシングル『ビリヤニ』のコール動画もこの夏、アップされており、「真夏の全国ツアー2026」ではこの2曲をファンとともに、育てていこうとしているように感じられる。

また、『是非に及ばず』の収録楽曲と歌唱メンバーの情報も既に解禁されている。選抜メンバーが歌う『告白したい病』のほか、神奈川公演で初披露となった5期生・小川彩がセンターのアンダー楽曲『フォルテシモ』は、夏のツアーとその後の「42ndSGアンダーライブ」も盛り上げていく。その他に、「やっとか!」や「待ってました!」などのコメントがSNSで見られた、5期生・井上和と菅原咲月の“なぎさつ”初ユニット曲『Kissのタイミング』。4期生・筒井あやめと弓木奈於、5期生・川﨑桜と冨里奈央という、これまでにない組み合わせのユニット曲『ひとつ手前のインターチェンジ』。5期生・五百城茉央と奥田いろはのギターユニット“カフェオーレ”に、更なるアクセントとして中西アルノが加わる『おまえら』などがある中、北海道公演で初披露され、メンバーからの注目度も高い一曲がある。6期生曲の『命の色』だ。この楽曲は、6期生たちの新たな武器になるように感じている。

乃木坂46のSHOWROOM配信番組『のぎおび』で中西は、「みんな聞いたかな、今回のシングルの6期生曲『命の色』。めっちゃ良くない? 超いいよね」とコメント。「6期生の楽曲ってさ、今歌ってるのも素敵だけど、時間が経っても味がする曲というか」「だって『タイムリミット片想い』とかもらって、5期生の誰かが卒業しますってなった時に歌ったらさ、ボロ泣きするよ」と、中西は6期生曲にドハマりしているようで、「ワインなんよ、6期生の曲って。熟成されていく」と語っていた。

何度も歌い、何度も聞くことでその魅力に気づき、時間をかけて深みが増していくという6期生曲。『タイムリミット片想い』から最新の『命の色』まで、また『ぐるぐるカーテン』のリメイク版を含めると全7曲あり、その全てでセンターのメンバーが変わっている。最新『命の色』では長嶋凛桜がセンターを務めた。彼女は地元・北海道の公演で『命の色』を初披露した直後、自身のブログで同曲の歌詞から感じた思いを綴っていた。

「『生きるとは汚れること』最初、歌詞をいただいて読んだ時に“汚れる”というネガティブな言葉と壮大で明るいメロディの差にどう表現しよう、どう届けようかと悩みました」「悩んで、考えて、また考えて。汚れは身体に着いた絵の具のようなカラフルなものだと思っています」「比べなくていい。自分の色を愛して欲しいです」「あなたの心は拭えば拭うほど強く濃い色彩で満たされているはずです」

先輩たちと同じ道をたどるように、長嶋ら6期生は冠番組『乃木坂工事中』や『スター誕生SIX!』、「新参者」のステージ、シングル活動を経験し、着実にステップアップしてきた。時には全員でアンダー活動を経験。学業の都合や休養で、全員が揃わない時間が多い6期生だが、長嶋が“汚れ”を身体や心に着いた色と例えたように、彼女たちは活動の中で受けてきたさまざまな声や、時に吹き付ける向かい風さえも、力に変えてきた。中西が語るように、熟成されて深みを増していく魅力もあるだろう。そして、6期生の機は熟したように、筆者は感じている。6期生が2度目の「乃木坂46としての夏」を乗り越えた先でどんな姿を見せるのか━━この夏の楽しみだ。

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