2026-04-28 21:26

櫻坂46 武元唯衣、14万人を魅了したダンストラックの舞台裏──「何度も涙が出てしまう日々」を乗り越え見せたグループ愛の形

4月27日(月)、櫻坂46のYouTubeチャンネルにて「Live Dance Performance | Choreographed by Yui Takemoto -5th YEAR ANNIVERSARY LIVE at MUFGスタジアム-」が公開された。4月11日・12日にMUFGスタジアム(国立競技場)で開催された櫻坂46の周年ライブは、二日間で計14万人を動員。過去最大規模の大舞台では、櫻坂46の5年間の歩みを振り返るとともに、グループを支え続けた一人のメンバーへ、最大級のプレゼントが贈られた。櫻坂46からの卒業を発表している二期生・武元唯衣は、約7年半かけて積み上げたグループへの愛を、ステージ上で余すことなく表現していた。

26日(日)深夜放送の『そこ曲がったら、櫻坂?』では、「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」に潜入した模様をオンエア。本番直前のメンバーへのインタビューや、表題曲を中心に二~四期生それぞれのパフォーマンスの振り返りが行われる中、ライブ中盤に行われたダンスシーンの様子が映し出された。メインステージのスクリーンに「CHOREOGRAPHY DANCE TRACK YUI TAKEMOTO」の文字が表示されるとともに、メンバー全員の中心に立つ武元の姿が放送された。グループ最大の晴れ舞台では、武元のための時間とステージが用意されていたのだ。

ライブパフォーマンスに定評があり、その中でもダンスをアイデンティティとしている櫻坂46。その中でも武元はひと際存在感を放っており、『BRODY4月号』(2024年2月発売)では、松田里奈が「唯衣ちゃんはダンスがめちゃくちゃ上手くて、櫻坂46のパフォーマンスを底上げしていると思います」と語っていた。buddies(櫻坂46のファンネーム)もまた、彼女のパフォーマンスに惹きつけられていたに違いない。そんな武元は、「CHOREOGRAPHY=振付」という大役を任せられた。彼女ひとりのソロパートではない。メンバー全員分を担当することになった。

ブログで彼女は、「お話をいただいた時は、目標にしていたことが叶う嬉しさと同時に、そんな夢の叶い方の、あまりの規模の大きさに圧倒されました」と語っている。彼女が自分以外の振付を担当したのは、「13rd Single BACKS LIVE!!」が初めてで、「5th YEAR BIRTHDAY LIVE」が二度目。メンバー数も規模感も格段に増した環境の中、「プレッシャーというものに押し潰されて何度も涙が出てしまう日々でした」とも明かしており、自分以外の多くのメンバーのために時間と体力を注ぎ続けたのだった。

そんな困難を、武元は乗り越えてみせた。パフォーマンスの完成度は、約14万人の熱狂が何よりも雄弁に証明していた。武元は「いただいた音を聴いた時に、この部分でこの子に踊ってほしい。このペアが見たい。このメンバーに任せたい。次から次へとメンバーの顔が浮かびました」と振り返る。彼女が構成やアイデアをライブ演出家に熱弁した際、「『なんでこんなに櫻坂が好きな人が櫻坂を辞めるんだ』と笑われました」と、卒業するのが不思議なくらいの愛情が溢れていたという。「今までのメンバーに対してのありがとうを、この時間に込めたいと思ったから、最後までやり切れたんだと思います」。選抜メンバーの輝き、BACKSメンバーの実力、まだまだ未知数な四期生の可能性━━櫻坂46のメンバー全員を見つめ、愛していたからこそ、武元が振付を手がけたダンストラックに、会場のファンは歓声を送った。「少し烏滸がましいですが、メンバーだからこそ作れる、メンバーのことを一番近くで見てきた私だからこそ作れる、そんなダンストラックにできたと今なら自信を持って言い切れます」。加入から約7年半、武元が積み上げてきたグループへの愛は、MUFGスタジアムという大舞台で、メンバー全員と一緒だったからこそ、満開に咲き誇っていた。

武元の集大成となるライブは、5月12日・13日に幕張イベントホールで開催される「14th Single BACKS LIVE!!」で、二日目には「武元唯衣 卒業セレモニー」も行われる。今回のライブでは四期生が初めてBACKSライブに参加。武元の偉大な背中を、そして櫻坂46への感謝と愛を込めたパフォーマンスを、彼女たちは間近で目に焼き付ける。

最後のステージを前に、武元の始まりを振り返ってみると、『BUBKA8月号』(2019年6月発売)で彼女は、欅坂46二期生の「おもてなし会」や先輩と共に立った「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」について、「もうリベンジしたいって気持ちしかないです。なにも納得できていません。……自分に甘かったです」と語っていた。「おもてなし会」の直前、武元は両スネを疲労骨折しており、満足に練習ができないまま、ぶっつけ本番でステージに立っていたという。「私は踊ることがいちばん好きなのに、それを制限されることは本当につらかったです」。音楽番組で持ち前のダンススキルの高さが注目されていた彼女だったが、デビュー直後は悔しさのあまり、涙を流したこともあったという。グループ改名を経て迎えた7年半の集大成となるステージ。積み重ねてきた練習の日々も、涙に暮れた日々も、メンバーと過ごした楽しい日々も━━その全てを背負い、武元唯衣はステージへと上がり、舞い踊る。

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