元AKB48浅井七海、写真集のお気に入りは一番大人びているカット「“脚!”って感じで(笑)」

2024年1月にアイドルグループ「AKB48」を卒業し、現在は俳優としても活動の場を広げている浅井七海の1st写真集『ナナミイロ』(KADOKAWA)が、7月2日(水)に発売された。記念すべき初の写真集は、浅井自身の提案による7色の「色」をテーマにした衣装とシチュエーションに挑戦するというコンセプトで撮影された。今回、BUBKA WEBのインタビューに応じた浅井が、作品の見どころや撮影エピソードなどを語った。
――写真集発売おめでとうございます。いよいよ発売日を迎えます(※取材時点で)。今の心境としてはいかがですか?
浅井七海:ありがとうございました! ずっと実感が湧いていなくて、写真集のお話を頂いた時から夢みたいな気持ちだったんですけど、製本された本を見てやっと実感が湧いてきました。やっぱり中を見た時に、早くみんなに見てほしいっていう気持ちになりました。
――最初に手にした瞬間はいかがでしたか?
浅井七海:重みがすごかったです(笑)。

――写真集のお話を聞いた時は?
浅井七海:自分の中で“写真集”というのが全く結びついていなくて。ファンの皆さんとしてもそうだったと思うんですけど、でも「やってみたいな」って思ったのは、自分が活動していく中で、何か形になるものを一つ残しておきたいなっていうのがあったので、「写真集、ぜひやらせてください!」とお願いしました。
――芸能活動をする中で、“写真集”は目標の中にも入っていたのでしょうか?
浅井七海:そんなに強く思ってはいなかったので、お話を頂いた時はとってもありがたいなって思いました。「写真集をやるんだったら、こういうことをやってみたいです」とお話していて、それを受け入れてくださったおかげで出せることになりました。
――そんなうれしい報告はどなたにされましたか? ご家族ですか?
浅井七海:はい、しました…ぬるっと(笑)。あまり自分の活動の話をしなくて、母親に。最初は「大丈夫?」って不安に思われて。幼い頃は、写真を撮られるのが得意ではなくて。「写真集を出すんだったら、いいものを撮ってもらわないともったいないでしょ!」って(笑)。小さい頃のアルバムを親と一緒に見返した時に気付いたのが「あなたは全然目が笑ってない」って(笑)。全然写真を撮られるのが楽しそうじゃないっていうことに気付いて。「せっかく写真集を出させてもらえるのに、そんなもったいない写真集にしたくない」と心配されました(笑)。

――もう出来上がった写真集はお渡しされたんですか?
浅井七海:見せました! すごく満足そうでした(笑)。「いい写真がいっぱい入ってるね」って言ってもらえました。親だからこそ、良くないものに対しては「なんでこれなの!?」みたいに結構はっきり言ってくれるので、母親が肯定的な意見をくれて良かったです。その翌日には、たぶん良かったと思ってくれたからだと思うんですけど、「写真集の(予約)リンクもっと貼った方がいいよ」ってメッセージが来て、良かったって思ってくれたんだって思いました。
――最初の段階で写真集のコンセプトなどは決まっていたのでしょうか?
浅井七海:最初の段階から“七海”にかけて“七色”…「7色の衣装で撮れたらすごくありがたいです」っていうのをお伝えして、でも7色も準備していただくのはすごく大変だと思うので、ダメ元で言ってみたんですけど、受け入れていただいたおかげでちゃんと1冊にまとめることができました。

――今回、撮影を担当されたのが、カメラマンのあべあさみさんですが、これまでお仕事をされたことは?
浅井七海:『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』に出演させていただいたんですが、その時にスチール写真で入っていただいたのがあべあさみさんでした。…そんなご縁もあって、今回写真集も担当していただけました。
――いろいろ打ち合わせ等されたかと思いますが、何か印象的な言葉などありましたか?
浅井七海:“町中華と女の子”というシチュエーションで、食べる姿を撮るのが得意な方なので、町中華の撮影の時とかは、「こういう感じで」みたいことをすごくたくさん教えてくださって。普通に写真を撮るっていうのは今までもあったんですけど、食べてる姿を撮られる…写真として収めるっていう経験はなかったので、そういう発見みたいなのがいっぱいありました。

――今回の撮影での思い出、楽しかった、逆に大変だったみたいなことはありましたか?
浅井七海:海の近くで撮った時があったんですけど、すっごい風が強くて。メイクを直していただいても、すぐ風でぶわ~って崩れちゃって。でもずっと笑ってて、風が強すぎて(笑)。そのおかげで本当に作っていない、自然でリアルな表情がたくさん詰まっています。使える写真がないんじゃないかっていうくらい、カメラのこと忘れてとにかくずっとこの時は笑っていました。
――そして本日のお気に入りに挙げていただいたカット、改めてご紹介ください。
浅井七海:大人びたカットをあまり作ってなくて、これが一番大人びているカットかなと思います。おしゃれなバーみたいなところで撮らせていただいたんですけど、25歳の今だからこそ見せられる表情というか、自分でもこんな顔できたんだ…っていう驚きもありつつ、すごくかっこよく撮っていただけて、“脚!”って感じでお気に入りです(笑)。

――ほかにも先行カットではボウリング場のカットもありましたね?
浅井七海:ボウリングもしました! 実際にしているカットも載っているんですけど、あまりボウリング自体もしたことがなくて。ボールの持ち方も分からなくて、違うところに指を入れてて「違う、違う!」って言われたりとかするぐらい無知でした。スペアに近いところまではいけました(笑)。

©KADOKAWA ©Asai Nanami 2025 PHOTO/あべあさみ
――印象的な先行カットでいうと、オムライスのカットもありました。
浅井七海:先ほどお話した、町中華に行かせていただいた時のオムライスです。私がオムライスがすっごい好きで、あべさんが町中華の撮影が得意な方なので、町中華は絶対に入れたいとお話していました。撮影に選んでいただいたお店が、中華屋さんだけどオムライスが有名なお店でした。めっちゃおいしくて、全部食べちゃいました(笑)。撮影期間って、普通食事をセーブしたりすると思うんですけど、全部食べました(笑)。

©KADOKAWA ©Asai Nanami 2025 PHOTO/あべあさみ
――食事のお話も出ました。撮影前の準備などはいかがでしたか? 人によってはかなり絞ったり、逆に自然体のままであったりいろいろなタイプがあると思いますが?
浅井七海:撮影時期が1カ月ぐらい空いて、髪の毛が短い時期とエクステでロングヘアにしている時期、2回撮ったんです。短い時期の時は結構撮影までがタイトだったので、急ピッチで、お菓子をやめたりとかしてはいたんですけど。でも食べないと、ちょっと不健康的な痩せ方をしちゃうなって…昔、そういう痩せ方をしていた時があったんですけど、それで写真に写るのはちょっともったいないなっていうのがあって、とにかくちゃんとしっかり3食食べて、ピラティスにもずっと通っていました。ピラティス行って、家に帰ってきたら筋トレをしてっていうルーティーンをずっとやってました。

――ではここで、写真集取材で定番の質問を一つ。写真集に点数を付けるとしたら?
浅井七海:これは…“773(ななみ)点”って言いたい(笑)。卒業してからやたら“773”の数字にこだわっていて、でもそれを言えるぐらい満足度の高い写真集になったなって思います。大満足です!

――ここからは、近況なども伺えればと思います。AKB48を卒業されて1年半ほどが経過するかと思います。この間、大きく変わったことや逆に変わらないなっていう部分、何かありますか?
浅井七海:もうそんなに経ちますか(笑)。そうですね、夜ご飯にお米を食べるようになりました(笑)。グループの時は周りのメンバーが細くて、お弁当とかもみんなは全然食べないし。それはみんなの努力で普通じゃなかったんだって気付いて、今は無理しない程度にちゃんと食べても大丈夫なんだって思えました。心の余裕もできた気がします。それまでは、“休むこと”が結構怖くて。休みがあるっていうのが不安で、メンバーも多く、選ばれる・選ばれないっていうところにいたことから休むことが怖かったけど、今は、休みも有意義に使えるようになったし、余裕もあるのでもっと自分のスキルアップに使おうとか。今までだったらネガティブに考えていたことが、結構ポジティブに変換できるようになってきました。

――ミュージカルや舞台でもご活躍ですが、その魅力はどんなところにありますか?
浅井七海:生で目の当たりにできた時のエネルギーというか、映像とかパッケージされたものだと伝わりきらない生の熱量、直接会うからこそ感じることのできるパワー、やっぱり座席に座って、その時間集中して観るっていうのが魅力だなって思います。今は配信などがありますけど、どうしても“ながら見”できちゃったりするじゃないですか。でもそういうのを遮断して、その空間に身を委ねて、世界に入り込める、一緒の時間を共有できるっていうのが、やっぱり舞台の魅力なんじゃないかなって思います。

――出番前はいつも緊張されますか?
浅井七海:めっちゃ緊張しますね(笑)。すごく緊張するので、結構隅っこで壁に向いて集中していることが多いです。
――そろそろお時間も迫ってまいりました。これからの目標ややってみたいことなど、何かありますか?
浅井七海:今年4月から『ナナミクラブ』というファンクラブができたので、ファンクラブを通じて、今年は誕生日も皆さんにお祝いしていただいたり、応援してくれているみんなとの思い出もファンクラブを通じて増やしていきたいです。もちろん舞台などでも、また違った役にもチャレンジして、新しい私も見てもらえるように頑張っていきたいなって思っています。
――皆さんそれぞれお忙しいと思いますが、今でも“同期”のメンバーさんとお会いする時間もありますか?
浅井七海:やっぱり休みのタイミングが全然合わなくて、でも連絡はよく取っています。昨日もちょうどずっきー(山内瑞葵)が、東京メトロとコラボしているのを見て「見つけたよ!」とか、同期とかは何かあるたびに連絡するようにしています。
――鈴木くるみさんの写真集も来月に発売されるそうですが、“ライバル”ですか?
浅井七海:いやいやいや(笑)。くるちゃんの写真集は、絶対に見たいなっていう気持ちがずっとあったのでうれしいし、ライバルというより応援したいし、買います!って感じです(笑)。

――ありがとうございます(笑)。では最後に改めてファンに向けてメッセージをお願いします。
浅井七海:はい! この『ナナミイロ』というのは、ページをめくって色が変わるたびに、皆さんに“こんな浅井七海も見られるのか”という驚き…びっくり箱みたいなものがギュッと詰まった1冊にしたい思いから作らせていただきました。なので、皆さんにもページをめくるたびにお気に入りのカットや、お気に入りの色を見つけていただいて、何度も見て楽しんでいただけたらうれしいなと思います。
――本日はお忙しい中、ありがとうございました。
浅井七海:ありがとうございました!
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