2024-09-10 22:00

22歳の誕生日を迎えた日向坂46金村美玖が「負け顔」キャラからセンター、そして芸術の才能も開花させたアイドル人生

22歳の誕生日から初の写真展を開催している、日向坂46・金村美玖
22歳の誕生日から初の写真展を開催している、日向坂46・金村美玖
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

本日、9月10日に22歳の誕生日を迎えた日向坂46・金村美玖が初の写真展「みとめる」を開催中。グループ随一の芸術家肌で、『プレバト‼』(MBS/TBS系午後7時~8時)では、複数部門で「才能アリ」に輝いている。一方、冠番組で見せる空回りキャラや、負け顔は彼女の代名詞となっている。そんな彼女が歩んできた道のりを振り返りながら、魅力を紹介していきたい。

最初に触れたいのは写真家としての一面だ。彼女は日本大学芸術学部写真学科に通っていることを、「日向坂ちゃんねる」の動画内で公表。ブログでも「メンバーも各々特技や武器を見つけていく中で、自分にできることを探していた時写真に出会って、大学で学ぶという選択をしておりました」と、入学の経緯を語っている。また、『blt graph. vol.102』(東京ニュース通信社)では、「写真関連のお仕事や、自分の展示を実現したいなと思ったので、早いうちに“写真の子”ってイメージをつけたかった」と、他の坂道シリーズでもカメラ好きをアピールするメンバーが多いなかで、いち早く自己プロデュースに繋げていた。

その甲斐あってか、8月16日に発売された「コマーシャル・フォト」(玄光社)の9月号から新連載を開始。誕生日である9月10日から10月6日まで、東京・神保町で写真展を開催している。

金村は写真展を開催するにあたり、尊敬する元乃木坂46の伊藤万理華から一番影響を受けたと、SHOWROOM配信で語っている。伊藤の個展へ足を運び、直接アドバイスをもらった金村は、憧れの人と同じく現役アイドルでありながら個展を開くという夢を叶えている。

一方、グループの冠番組『日向坂で会いましょう』では、企画で空回りする姿や、“負け顔”が彼女の代名詞となっている。始まりは、ひらがなけやき時代の番組『ひらがな推し』で、ロシアンわさび寿司企画に挑戦した際、「今運勢が悪いので、上がるしかない」と意気込むも、わさび入りを引いて涙目に。それから始まった彼女のそういった「負けキャラ」は、MCのオードリー・若林正恭の目にも留まり、ビリビリの威力を確認するために、彼女のキャッチフレーズである「金村美玖をお寿司(推すし)かない」に合わせて実験台に使われることも。その時も「なんでそんな私ばっかりいじめるんですか!」と涙目で訴えており、初期からキャラ立ちしていたメンバーの1人だった。

番組名が『日向坂で会いましょう』(ひなあい)に変わって以降も、彼女の負けっぷりは健在だった。トラウマの残るロシアンわさび寿司を、同期の小坂菜緒とタイマン対決でリベンジするも、二分の一を引けずにわさび寿司の餌食に。さらに、小坂の代理を務めた四期生・平尾帆夏との対決にも負けてしまい、彼女の不運は止まらなかった。

彼女が涙を流すのはロシアンわさび寿司だけではない。『ひなあい』といえば、同期・松田好花が涙を流すシーンが印象的だが、金村も負けないぐらい泣いている。番組内でクイズ企画を行った際には、「丹生明里」に関するクイズに答えられず涙。20歳企画の家族アンケートで、幼少期の涙と挫折の歴史を振り返った際にも涙を流し、若林から「そして現在TMC(番組スタジオ)で泣いています」と言われている。

グループきっての芸術家肌でありながら、イジられることも多かった金村。握手会やミーグリ人気も高く、6thシングル『ってか』ではセンターのポジションに立っている。

ひらがなけやき時代から握手会人気が高く、1次完売することもあった金村だが、日向坂46への改名直後の1stシングル『キュン』では最後列のポジションだった。ここから彼女の快進撃が始まっていく。『キュン』で握手券の1次完売を達成すると、2ndシングル『ドレミソラシド』では2列目に前進。前作に続けて1次完売を記録した。3rdシングルでも2列目を経験した彼女は、4thシングルにしてフロントメンバー抜擢された。アルバムリード曲の『アザトカワイイ』や、5thシングルの『君しか勝たん』でもフロントを経験し、6作目の『ってか』でついに彼女はセンターに立っている。

彼女がセンターに立った時、同い年の小坂は休養期間中だった。改名直後から圧倒的なセンターとしてグループの先頭に立ってきた同期の不在を、今度は金村が埋める形となった。その後も、フロントメンバーとして小坂らと共にグループを支えてきた彼女。四期生・正源司陽子がセンターに立った『君はハニーデュー』では、小坂と2人でセンターを挟むポジションに立った。

彼女は今のポジションを自分の手でつかみ取ってきた。アイドル活動と学生生活を両立させる覚悟、たゆまぬ努力の結果の先に個展開催という悲願も達成している。また、『グラビアチャンピオン vol.4』(秋田書店)では、センターへの思いを語っており、「怠らず、ちゃんと努力していればまた選んでもらえる機会があると思っています!」と決意を述べている。台頭する四期生や、これから入ってくる五期生に向けて、行動で語る先輩として、これからの彼女に期待したい。

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