2024-09-09 21:00

日向坂46の新たな挑戦「ひなたフェス2024」レポート『ドレミソラシド』で新兵器が導入された会場は水浸し!

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介
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9月7日、8日の2日間、日向坂46はグループ初の試みである「ひなたフェス2024」を開催した。メンバーの発案から実現した新たな挑戦は、ライブだけでなく、会場周辺のブースやイベントを含めて、新しい日向坂46ライブの形を示している。さらに、2日目のアンコールでは、全国ツアー、そしてグループ2度目の東京ドーム公演の開催を発表。宮崎県から再スタートを切った、日向坂46の2日間の内、まずはライブ前半戦を振り返っていく。

今回のライブは、フェスを意識したお祭り演出や、グループの前身である「けやき坂46」(ひらがなけやき)時代に参加した「W-KEYAKI FES.」の放水演出が復活。また、グループの再スタートを意識して、日向坂46の変遷をまとめたVTRや、期別ごとのMCコーナーが行われ、各期の特色を伝えようとしていた。「ひなたフェス2024」に向け、宮崎県を中心に全国各地で広報活動を行い、新規の「おひさま」(日向坂46ファンの呼称)を獲得を目指したメンバーが、「改めて自分たちを知ってもらう」と意識した構成だったと感じた。

2日間とも、二期生・松田好花の和太鼓演奏と、浴衣を着たメンバーたちによる、盆踊り風にアレンジされた『日向坂』からスタート。セットリストは、VTRやMCコーナーが細かく設けられており、表題曲と期別楽曲コーナーがメリハリよく区切られていた。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

ライブ序盤は、グループ初期の表題曲が続き、『キュン』、『ドレミソラシド』は両日、『こんなに好きになっちゃっていいの』は1日目、『ソンナコトナイヨ』が2日目に披露された。特に『ドレミソラシド』では、野外演出ならではの放水演出が炸裂。水鉄砲を撃つメンバーがいる一方、ホースや新たに導入された連射式の強力な放水機で、縦横無尽に水を放つメンバーによって、客席はずぶ濡れ状態で熱狂の渦に。あまりの水圧に驚くメンバーの声がマイクに入るほどだった。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

期別楽曲では各期の特色が存分に発揮されている。先陣を切ったのは、一番人数が少ない三期生。彼女たちの楽曲には、アップテンポで会場のボルテージを上げる曲が多く、初日は『この夏をジャムにしよう』、2日目は『青春ポップコーン』が披露されると、4人は会場全体を駆け回って、盛り上げていた。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

続く二期生は、2日間で異なる曲調の楽曲をパフォーマンス。1日目は聞かせる曲調の『沈黙が愛なら』、2日目は会場を盛り上げる『世界にはThank you!が溢れている』を披露し、グループの発展を支えてきた実力をいかんなく発揮した。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

四期生はデビュー時のお披露目映像を、宮崎県日向市のクルスの海で撮影したこともあり、同県への思い入れが強く、MCコーナーでは平尾帆夏が「撮影日が2年前の9月10日」と振り返っていた。それから2年が経ち、四期生から表題曲のセンターや選抜メンバーのへの抜擢、武道館公演を3日間開催するなど、大きな飛躍を遂げている。“新”戦力ではなく、“主”戦力であることを認識させた四期生は、2日間で、『ブルーベリー&ラズベリー』と『雨に打たれたって』を披露し、存在感と自信を示した。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

期別コーナーの最後に登場した一期生は、アロハシャツ衣装のゆったりとした雰囲気から、『どうする?どうする?どうする?』と『好きということは…』をパフォーマンス。グループの代名詞である「ハッピーオーラ」を体現してきた彼女たちは、MCコーナーでのリラックスした空気感や、観客と一緒になってタオルを振り回すなどして、一期生の世界観を作り上げていた。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介

日向坂46は、4作連続で二期生・小坂菜緒が表題曲のセンターを務めて以降、全てのシングルでセンターが異なる状況となった。つまり、センターに立てるメンバーが多く、層の厚さを象徴していたともいえる。中でも、5作目に加藤史帆がセンターを務めた『君しか勝たん』と、二期生・丹生明里の『One choice』は両日で披露。2人とも最新シングル『絶対的第六感』でのグループ卒業を発表しており、2人の残り少ないセンターに立つ姿をおひさまたちは目に焼き付けていた。さらに加藤は、4月にグループを卒業した一期生・齊藤京子のセンター楽曲、『月と星が踊るMidnight』でもセンターに立っている。齊藤の卒業コンサートで加藤が語っていた「また一緒にシンメ(ステージの立ち位置が左右対称)になろうね」というメッセージを覚えているファンにとっては、彼女の代理センターに胸を打たれた人も多いだろう。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
日向坂46「ひなたフェス2024」より
撮影=上山陽介
日向坂46「ひなたフェス2024」より
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撮影=上山陽介

他にも、『ってか』や『Am I ready?』などの表題曲や、アルバムのリード曲である『アザトカワイイ』や『君は0から1になれ』も披露されており、ライブ前半戦は日向坂46の歴史を辿るような演出となっていた。

過去を振り返るVTRでは、ひらがなけやき時代も触れられている。ハッピーオーラ全開で順風満帆に思える彼女たちが、様々な転機を乗り越えたうえで、今の「日向坂46」があることを改めて再認識させてくれた。

日向坂46「ひなたフェス2024」より
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撮影=上山陽介
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