2021-09-08 17:00

【BUBKA10月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第34回「神取忍」

ミスタープロレス交龍録 第34回は「神取忍」
ミスタープロレス交龍録 第34回は「神取忍」
取材・文/小佐野景浩 写真/熊谷貫

天龍源一郎は、その40年間の“腹いっぱいのプロレス人生”で様々な名レスラーと出会い、闘い、交流した。ジャイアント馬場とアントニオ猪木の2人にピンフォールでの勝利を収めた唯一の日本人レスラーであり、ミスタープロレスとまで称された天龍。そんな天龍だからこそ語れるレジェンドレスラーたちとの濃厚エピソードを大公開しよう!

第一印象はさっぱりしたネエチャン!柔道の技に入る時はさすがに速かった

男子5階級、女子4階級で金メダルを獲り、混合団体戦では銀メダルと、東京オリンピックでは柔道が活躍したよね。そこで今回は女子柔道の先駆者で「ミスター女子プロレス」「女子プロレス最強の男」と呼ばれる神取忍選手とのエピソードを語ろうかと思う。

知り合ったのは、まだ俺が全日本プロレスにいた時代だね。当時、彼女はジャパン女子プロレスっていう団体に所属していて、俺たちの仲間がよく試合を観に行っていた関係で、ジャパン女子の選手たちと食事をするようになったんだよ。三沢(光晴)なんかも一緒に付いてきた時代だよ。仕事として絡むようになったのは、神取と風間ルミが旗揚げしたLLPWがウチ(WAR)のリングに上がってくれるようになってからだね。

ジャパン女子プロレス時代からコミュニケーションがあったからLLPWとの提携話はスムーズに進んだ。要するにエンターテインメントとして、ひとつの興行に女子が入ったら華やかでいいんじゃないかってことですよ。

当時の日本のプロレス界には男子と女子は別物みたいな考えが根強かったけど、俺はアメリカのサーキットで男子と女子の区別なく試合が組まれているのを体験しているから、別物という感覚はなかったんだよ。それに女子プロレスがどんどん勢いをつけてきた時期だったから、それがWARの1枚のチケットで観られるんだったら、お客さんは「儲かった!」って喜んでくれるんじゃないかという発想ですよ。その頃は全日本も新日本プロレスもカタいプロレスをやっていて「いや、興行ってそんなもんじゃないでしょ」っていうのが俺にはあったからね。実際、WARでは女子の試合を入れることに誰も反対しなかったよ。

で、俺が何で神取忍に興味を持ったのかっていったら、女子柔道日本一っていう肩書でプロレスに入ってきたでしょ。俺は自分が凄く悩んで相撲からプロレスに入ってきて、入ってからも悩んだから、違うスポーツからプロレスに入ってきた人に凄く興味があったんだよ。その後にジャッキー佐藤をボコボコにしたっていう話を聞いた時には「何でこんなことするの?」「こんなことして先に何があるの? 何なんだよ、これ?」っていうのが正直なところだったけど、女子のプロレスは男子に比べると、おどろおどろしいからね。きっと彼女の中では自分が思っていたプロレスと実際のプロレス界に乖離があったんだろうなと思ったね。多分、プロレスに馴染めなかったんだろうと思う。言い方を変えれば、スマートじゃなかったということだよ。

――記事の続きは絶賛発売中の「BUBKA10月号」にて!

天龍源一郎=1950年生まれ、福井県出身。1963年に大相撲入り。1976年のプロレス転向後は「天龍同盟」での軍団抗争や団体対抗戦で日本・海外のトップレスラーと激闘を繰り広げ、マット界に革命を起こし続ける。2015年の引退後もテレビなど各メディアで活躍中。

Twitterでシェア
Googleで優先するソースとして追加

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#76「バイクカフェ」
  4. 齋藤飛鳥曰く「覚悟が決まると最強」!23歳になった乃木坂46のエース・遠藤さくらが放つ“あざとさ”と“か弱さ”と“輝かしさ”!
  5. 個人の夢を叶えながら、グループとしての夢に一歩一歩と近づく物語──それが=LOVE
  6. RHYMESTER宇多丸「ここんとこ毎月アルバムのリリースが多めで、嬉しい悲鳴です!」
  7. 【BUBKA12月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#3 MIZUE&すみだしんや
  8. 石岡真衣のドラゴンズ勝利の女神記 第2回「母の日のバンテリンドーム」
  9. 吉田豪新連載「what’s 豪ing on」Vol.2 向井秀徳
  10. 吉田豪インタビュー、TOSHI-LOW 90年代、あの刹那の先にある今
  1. AKB48千葉恵里「みんなに恩返しができたのでうれしい」“お参り”効果を報告
  2. 日向坂46平尾帆夏が“らしくない”痛恨のミス…春日俊彰もご立腹「全部クリアにするなよ!」
  3. “ドラクエ好き”の23歳、日向坂46 平尾帆夏が予測不能な一手も「かいしんのいちげき」に変えてレベルアップ!
  4. 乃木坂46小川彩、高校を卒業して初めてのグラビア「大人になった感じがしました(笑)」
  5. 乃木坂46新キャプテン・菅原咲月が“史上最大規模”の先に見据える熱狂──「聖地」神宮で“史上最大声量”の『是非に及ばず』コールを起こせ!
  6. 乃木坂46五百城茉央、ルームウエアでリラックス「今回のグラビアを見て成長を感じていただけるとうれしい」
  7. AsIs2周年ライブの裏側にあった“ありのまま”の3日間 涙と笑顔の強化合宿を公開
  8. 櫻坂46大園玲、後輩からの思わぬ暴露に赤面「いや~ん、恥ずっ!」
  9. 「フィギュアじゃん!」乃木坂46・一ノ瀬美空の粘土作品に歓声 「もうちょっとイケメンにしてあげたくて…」とこだわりも
  10. ほほ笑む少女、消えた祖父。紬が迷い込む“静かな恐怖”――『路地裏ホテル』EP4

関連記事