イコラブファンに聞いてみた vol.2 ~イコラブ沼ならぬ衣織沼なサイトを開発されたきっかけは…?~

ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2026
イコラブのファンの方に話を伺う「イコラブファンに聞いてみた」。第2回目となる今回は、「ようこそ!衣織沼」という非公式ファンサイトを開発・運営されている「つーさん(@io_tsu0426)」に話を伺いました。
――つーさんがイコラブちゃんを知ったきっかけや推しの野口衣織さんを好きになったきっかけを教えてください。
きっかけはYouTubeの切り抜き動画でした。2025年の7月頃だったと思いますが、『とくべチュ、して』の歌唱シーンを抜粋したもので、そこで初めて衣織さんを知りました。特に目についたのは1サビ前のソロパート。衝撃的でしたね…透明感と力強さが同居した歌声、指先まで神経が通ったようなダンス、一瞬で魅了されました。
元々イコラブちゃんは、デビュー初期から“存在”は知っていたものの、メンバーは1人として存じ上げず、入ったタイミングとしては典型的な“とくべチュ新規”です。
アイドルとしてはむしろハロー!プロジェクトさんが好きだったんですよ。ハロプロにアンジュルムというグループの元メンバーで船木結さん(カントリー・ガールズと掛け持ち)という方がいたのですが、知ったときにはすでにご卒業されていて…とても小柄な方なのですがパフォーマンスの存在感が抜群で、後期はショートカットがトレードマークでした。とくべチュの衣織さんがショートカットだったので、薄っすらと幻影のようなものを感じたのかもしれません。
話を衣織さんに戻すと、『とくべチュ、して』をきっかけに何曲かMVやライブ映像を見てみたんです。それで「この人はヤバいぞ…」と。最初に度肝を抜かれたのは『呪って呪って』ですね。ダークな雰囲気が強い衣織さんのセンター曲で、『とくべチュ、して』の甘々感はどこへやら。重たい低音から張り上げた高音まで自在に操る歌声、センターマイク片手にド真ん中でバキバキに踊るダンス。曲の世界観を全身で表現する姿に夢中になりました。
他にもアイドルとファンの関係を歌い上げる『君と私の歌』、切なさが限界突破しているいかりんぐデュエットの『虹の素』、ラスサビで会場全員を撃ち抜く『手遅れcaution』…文字通りこれまでに発表されたありとあらゆる楽曲を漁って、パフォーマンススキルの高さと表現の幅の広さに圧倒されました。
かと思えば、ドキュメンタリーでは舞台裏で緊張のあまり泣いてしまう姿が映されたり、二次元への深すぎる愛を早口で語り尽くし、それがお仕事につながったりと、さまざまな顔を見せてくれるのも衣織さんの魅力ですよね。単なるステージ上の姿に留まらない、人間的なすてきさに引かれていきました。衣織さんは僕にとって明確な「推し」であると同時に、この人のようになりたいと願う「尊敬する人物」なんです。
こんな感じでイコラブちゃんというより「野口衣織」という個人にものすごい勢いでハマりまして、彼女を窓にしてイコラブというグループや、イコノイジョイというファミリー全体のこともどんどん好きになっていった、という感じです。
――つーさんは個人で非公式ファンサイト「ようこそ!衣織沼」を作成・運営されています。どういうモチベーションで作成を思いついたのでしょうか?
元々本業の関係で生成AIを活用したシステム開発に取り組もうとしていて、まずは勉強がてら完全に趣味の領域でなにか作ってみよう、となったんです。100%好きなものならモチベーションも湧くだろうと。
その少し前に友人から「衣織ちゃんが気になってる人がいるんだけどオススメの動画教えて」と連絡があり、自分なりに厳選したはずが気付けばURLを20件くらい連投してたんです…(笑)。衣織さんの魅力の一つはその振れ幅だと思うので、せっかくならいろんな側面を見てほしいなと。その時にぼんやり「URL1つ投げれば衣織さんのコンテンツが完全網羅できるサイトがあればいいのにな」と思ったんです。
この経験があったので、「あ、じゃあそのサイト自分で作ればいいじゃん」となりました。こうしてできたのが衣織沼です。
イコラブちゃん関連のコンテンツはまずYouTubeがありますが、グループとしてのチャンネルなのでそこから衣織さんフォーカスのコンテンツを探し出すのは結構大変です。YouTubeに限らず他の有料配信サイトなどで公開されているものも多数あるので、そこまで網羅しようとすると新規の人からしたら一体どこから手を付けたらいいのか迷子になってしまう。
あらゆるプラットフォームを網羅し、かつそれぞれの人に刺さる衣織さん(カッコいい衣織、かわいい衣織、オタクな衣織…etc.)を簡単に検索できるサイトを作る。これが衣織沼のコンセプトです。
作成に当たっては、著作権の遵守も徹底しました。あくまで公式が正義、このサイトを経由して公式コンテンツの再生に貢献したい。なので、作り込んだサイトではありますが、その実態はあくまでリンク集です。YouTubeは衣織沼サイト内で再生することもできますが、YouTube公式の機能を活用しているので、当然これも再生数にカウントされます。YouTube以外はカードをタップすると必ず公式のページに遷移する設計になっています。
――サイトの運営で大変な所や苦労話があれば教えてください。また、運営して良かったこと、うれしかったことがあれば教えてください。
やはり僕自身が専業エンジニアではないので、制作に必要なスキルを手探りでつけていった過程自体が、楽しくもあり大変な部分でもありました。
新卒でごく短い期間いわゆるコンサルティングファームに所属していたので、システム周りの概念的な知識はあったのですが、エンジニア職ではなかったので実際に手を動かす能力はほとんどありません。AIの助けを借りつつ、あとは衣織さんへの愛と、ファンコミュニティに貢献したいという気持ちで強引に乗り切りました(笑)。
イコラブ界隈はX(旧Twitter)が強いので、サイトを作ったらまずはXに投げようと思っていました。ただ、Xの内部ブラウザは決して高速ではないので、大量のコンテンツが掲載されたサイトを何も考えずに作ってしまうと、表示が遅すぎて見る前に離脱されてしまうかも、という懸念があったんです。実際の表示速度や体感速度にはかなり気を使いましたね。ものすごく勉強になりました。
あとはUI/UX(表示される画面や操作性など)についても、多くの人はスマホで見るだろうからデスクトップとスマホそれぞれの表示をどう最適化しようかとか、直感的に操作できるようにみんなが使い慣れているサービス(YouTubeやX)にどうやったら近づけられるだろうかとか、考えることはたくさんありました。
コンテンツにしても、そもそもあらゆるプラットフォームを網羅したサイトは衣織沼以前は存在しなかったので、自分1人で探し回らねばなりません。自分のこれまでの探索をベースに、抜け落ちているものはないか徹底的に調べ直し、その全てを確認して説明文を手打ちしました。200件オーバーのコンテンツの収集と説明文の作成は、大変でしたが楽しかったですね。
あとはひたすらユーザーの気持ちになって、どんな機能があったら便利か、楽しいかを徹底的に考えました。
MVやバラエティーのようなカテゴリーでの検索はもちろんですが、見る人の好みや気分に合わせて「カッコいい衣織」「かわいい衣織」などが一発で絞り込めるように、絞り込み機能はかなり作り込んであります。タイトルや説明文を対象にしたキーワード検索機能もつけたので、例えば「衣織ちゃんも好きだけどいかりんぐが大好き!」という人がいれば、「いかりんぐ」で検索をかけられます。各コンテンツの説明文はそこも意識して、カップリング名や出演メンバーを必ず盛り込むようにしました。
この他にも、ユーザー自身がどれだけ衣織さんに沼っているかを可視化した「沼落ち度ゲージ」や、完全ランダムで今日の1本を提案する「衣織くじ」など、毎日継続して触れたくなるギミックを仕込んでいます。
実際にXに投稿した際は、「凄いサイトがある!」「見やすい!」など、うれしい声がたくさん届きまして、コンセプトとUI/UXを磨き込んでいてよかったな…と報われた思いでした。中でも「布教に使います!」というコメントは、僕自身がサイトを立ち上げるに当たって感じていた僕自身のニーズだったので、同じ思いの人がいて、そういう人に届いたんだという事実がうれしかったですね。
――もしかしたら衣織ちゃんが「ようこそ!衣織沼」のサイトをみたことがあるかもしれません!もしそうだった場合、衣織ちゃんに伝えたいことはありますか?
大げさではなく、今自分が毎日頑張れているのは衣織さんのおかげです。あなたのことを心から尊敬していて、全く違う職業ではありますが、職業人として僕の目標です。
僕自身「好きを仕事にする」を地で行っているところがあり、衣織さんの歌やダンス、アニメにゲームといった好きを仕事にしている姿を見て、いつも勇気づけられます。
好きを仕事にすることって幸せなようでいて、実はすごく怖いことだと思うんですよね。純粋に好きだったものに仕事という側面が入ってしまうことで、100%楽しめなくなるんじゃないかとか、自分の好きという気持ちを仕事のために利用しているように見られちゃうんじゃないかとか…。衣織さんの中にもそういう怖さはあるんじゃないかなと想像しています。
でも、仕事って本来誰かの役に立ったり、誰かを笑顔にするから仕事として成り立っているわけで。悩みながら真剣に向き合って、自分の好きな気持ちを大事にしながら、誰かに価値を届け続けている。衣織さんのそんな姿を見ていると、仕事に対するギアが1段上がるんです。
僕の仕事は接客業でもあるので、どんなにしんどいときでもお客さんに対して居心地よく感じてもらえるよう、自分の表情や雰囲気をコントロールする必要があります。ステージ上での衣織さんは、その点でも僕の目標なんです。2時間、3時間歌って踊り続けながら、常にキラキラの笑顔を絶やさず、全身で曲の世界観を120%表現する。そんな姿を思い浮かべると、ちょっと忙しくなったからって機嫌が悪くなりそうな自分が恥ずかしくなります(笑)。
出会うのは遅くなってしまったけど、自分の人生にとって衣織さんがかけがえのない存在になっていることは事実です。そんなあなたの魅力が一人でも多くの人に伝わってほしい。誰かの「ちょっと気になる」が、このサイトを通じて「生きてる理由君だらけ」になったらうれしい。そして野口衣織という人物が、=LOVEというグループが、さらに飛躍して日本中を幸せにするお手伝いを、少しでもできていたらうれしい。
ライブ上でのパフォーマンスや、バラエティーでの一挙手一投足、SNSでの投稿。それらすべてを通じて、一生かけても返しきれないたくさんのものを衣織さんからもらっています。「ようこそ!衣織沼」というサイトが少しでもその恩返しになっていたら、これ程うれしいことはありません。
毎日たくさんの勇気をくれてありがとう。これからも末永く応援させてください。
インタビューまとめ
つーさん、ありがとうございました。サイトを作成するにあたって、著作権を侵害しないなどの観点は私が開発・運営している佐々木舞香ちゃんの非公式ファンサイト「イコまい」と同じで共感しかありません!今回のインタビュー記事を機に色んなメンバーのサイトができるといいなと思います。
インタビュー企画では
・ぬい活:メンバーぬいぐるみの衣装や装飾品の作成をされている方
・衣装作り:ライブやイベントに参加するときに着るメンバー衣装を作成されている方
・絵師さん:メンバーの絵を描いて応援している方
などなど、私のイコラブ愛を語りたい!という方を募集しております。自薦他薦含め、イコまいまでご連絡ください!
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