2025-03-07 20:00

グラビアアイドル坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#9「初めての遠出」

坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#9
坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#9

こんにちは! 坂元誉梨(さかもと より)です! 私のことを知ってくれている人には「よりぴ」と呼んでいただいています。好きなことはバイクに乗ること、愛車はHONDAの『CL250』です。免許は4年、愛車に乗り始めて約1年の初心者バイク女子です。私のビギナーならではの奮闘日記をつづっていきます。ライダーさんからの「こんなことあったなぁ~」や、バイクに乗らない、またはこれから乗り始めようとしているライダーの卵さんから「こんなことがあるんだなぁ~」と、温かく見守っていただきたいと思います!

ある休日、(2連休でした)前もって予定を入れるのが苦手な私は朝起きて、「足湯にでもつかりたいなぁ~、道の駅にも行きたいなあ~、足湯があるちょっと遠い道の駅に下道でゆっくり行こう~」と、とてもゆるい出発をしました。

到着したのは栃木県の『道の駅 きつれがわ』でした。ぼーっと足湯につかりながら、「今日はまだどこかに行けるくらい早い時間に行動ができているな」「この後、なにしようかな~」と考えていると突然舞い降りた自分への天の声。

「ここから都内は約2時間、実家がある仙台までも約2時間、これって都内に戻るのと実家に帰るの、時間変わらないんじゃない?明日もオフだし帰省しちゃうのアリじゃない?」

そうだ!仙台にいこう!

思い立ったらもう即行動。思いつくまでは長いけど、思いついたらすぐ動くタイプなんです! ふらっと出てきたので、持ち物はウエストポーチに入るくらいの必要最低限。実家のカギは持ってない。一応母に電話を入れて、足湯から上がったらすぐに仙台に向かいました。

坂「今日何してる?」
母「何にもしてない」
坂「今日夜ごはん何?」
母「えっと…」
坂「私の分ある?」
母「え?」

たしか、こんな感じだった気がしますが、とりあえず道の駅で私のウエストポーチに入るくらいの少しのお土産くらいは買って実家に向かいました。

下道でゆるくソロぶらり旅のつもりが、途中から気合を入れた遠出になりました。バイクで東北に入るのは初めてでした。夏だったけど途中、那須高原辺りが少し寒かったかな。

学生時代はよく高速バスで仙台と東京を行き来していたので、当時見た景色をバイクでまた見る日がこの日になるとは思ってもいませんでした。バイクに乗るのは好きだけど、出不精で、少し距離のある所に行くと帰り道が嫌になりそうで避けていたロングツーリング。日帰り旅しかしていなかったので、少しドキドキした!

というか、実家についてもドキドキしてました。宮城・菅生PAで給油したときに担当してくれたお姉さんに「ヘルメット拭きますか?」って聞かれるまで、自分のシールドが“虫まみれ”なのに気が付かないくらい集中して運転していました。

実家の車庫に初めて自分のバイクを止めたときは変な感じがしました。
東北道をずっと真っすぐ運転してきたから、車体にもたくさん虫がついてました。

(ちなみに、全然2時間じゃ着かなかったです)

夏の東北道は虫が多かったですね!(きっと高速道路はどこもそうなんでしょうけど)

数時間前の電話から、突然やってきた私に、実家の家族はドン引きでした(そこは久しぶりなんだから喜んでくれよとか思った)。実家に1泊して、次の日の昼過ぎくらいには出発、夕方くらいには都内の自宅に帰りました。

私の初めての遠出はそんな急展開で、きっかけもなく突然でした。片道約380km。それより遠くはまだ未経験ですが、目標は一応、全ての都道府県に行くことです!

私のように前もって計画することが苦手だったり、出不精さんは、こういう突然のタイミングでロングツーリングするのもいいかもしれませんね! 個人的には楽しかったけど、オススメはしません。目的地がお店とかだったりすると定休日とかあるし…。

さて、次はどこに行こうかなー!

坂元誉梨プロフィール

坂元誉梨=さかもと より|7月23日生まれ、宮城県出身。女優、タレント、モデル、グラビアアイドル。芸能活動以外に美容業、内装業等もこなし、多面性を持つ。内装業時代に「ガテン系グラドル」としてグラビア界デビュー。

坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』

【#8】「不幸の手紙が届いた話」
【#7】「バイクって寒いですよね」
【#6】「グラビアアイドルはじめての洗車」
【#5】「初めての洗車場探し」
【#4】「いまの愛車装備」
【#3】「納車時のカスタムって必要ですか」
【#2】「CL250との出会い」
【#1】「自己紹介」

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