2022-05-11 19:30

上島竜兵さん そしてダチョウ倶楽部が「お笑いウルトラクイズ!!」で確立した“リアクション芸”

5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなった。近年は俳優としての活動も見られたが、彼の原点はもちろんお笑いだ。彼の知名度を一躍押し上げた番組、それは『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』だった。

平成元年からスタートしたこの番組は、春と秋、あるいは年始に放送されていた特番である。合計19回放送され、1996年、テレビ番組への規制とともに消えていった。2007年、奇跡的に一度だけ復活し、過去の内容がDVD化もされた。この番組では、スタッフが用意したあらゆる企画を芸人たちが体を張った末に解答権を得るわけだが(クイズと名乗っている割には、出題される数が異様に少なかった)、その企画が本当にすさまじかった。

いくつか例を挙げると、芸人が乗ったバスをそのまま海に沈めたり、パンツ一丁の芸人が超強力とりもちまみれになったり、人間ロケットと称して猛スピードで空中に飛ばされたり(発射の瞬間、全裸になる)、サウナや冷蔵庫に長時間閉じ込められてダジャレを考えさせられたり、数十秒すると固まってしまうロウを全身にかけられたり(もちろんほぼ裸)、キラー・カーンの足の裏に描いてある文字を読まされたり、同性の大物芸人から色仕掛けのドッキリにかけられたり(人間性クイズ)、正解しないとリュックサックが爆破したり……。現在のコンプライアンスではほとんどがNG必至の企画ばかりだ。そのほぼ全ての企画にハマったのが、上島竜兵さんだった。

この番組の肝は、爆破や痛みなどに対して芸人が取るリアクションにあった。そのリアクションを見て、たけしも腹を抱えて、「くだらねえ!」と笑い、視聴者もただただ笑っていればよかった。初回にはナインティナインも出演していた。

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