2026-03-18 19:33

WBC2026優勝国ベネズエラ代表で大車輪の活躍だった豪速球投手は日本で活躍中!キャンプで見せたお茶目な「マチャドの素顔」

3月18日、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026」の決勝戦がアメリカのローンデポ・パークで行われ、ベネズエラ代表が大会初優勝を果たした。連覇の期待がかかる日本代表「侍ジャパン」だったが、準々決勝でベネズエラ代表に敗退。激闘を終え、侍ジャパンの選手はそれぞれのチームに戻り、開幕の準備を進めている。そんな中、歓喜に沸くベネズエラ代表の中に、日本のプロ野球で活躍する選手の姿が。日本代表の試合にも登板し無失点で抑え、ベネズエラ代表では「8回の男」として活躍したオリックス・バファローズ所属のアンドレス・マチャド投手はいったいどんな選手なのか。キャンプでの姿をお伝えします。

「WBC2026」では主に試合終盤の8回のマウンドに上がっていたマチャド投手。決勝のアメリカ戦では2対0でベネズエラがリードする中、7回二死一塁の場面から登板し無失点で抑えるも、続く8回に2ランホームランを打たれてしまい同点に。しかし、9回にチームが逆転すると、最後はシカゴ・カブスのD.バレンシアが抑えて優勝となり、マチャド投手は勝利投手となった。ベネズエラ代表が戦った7試合中6試合でマチャド投手は登板。メジャーリーガーがチームの大半を占める中、まさに大車輪の活躍で、最速161km/hのストレートと140km/hを超える高速チェンジアップ(本来はストレートと球速差で打者のタイミングを外す球種だが、マチャド投手の場合はストレート並の球速を記録する)で三振を取る豪腕っぷりは圧巻だった。

そんなマチャド投手を筆者は、「WBC2026」開幕前の2月22日、宮崎で行われていたオリックスキャンプで目撃していた。マチャド投手がベネズエラ代表に呼ばれたのは、2月28日(オリックスの公式HPで発表)。まだオリックスの一員として、開幕に向けてキャンプでトレーニングを積んでおり、キャッチボールをする外国人投手の横で談笑する姿を覚えている。

アメリカ戦で同点の2ランホームランを打たれた際には、苦笑いを浮かべながらも、どこか勝負を楽しんでいるようにも見えたマチャド投手。ベネズエラ代表では8回、オリックスでは2年連続で50試合以上に登板し、試合を締めくくるクローザーのプレッシャーを背負ってきたことから、マチャド投手のメンタルの強さが感じられる。

そんなマチャド投手はとにかく明るい。キャッチボール中の笑顔もだが、ピッチャー陣のノック練習中に誰かがエラーすると笑ってイジっていた。一方、マチャド投手がエラーして選手や観客から「あ~」という声が上がると、「New glove!(ニューグラブ!)」と、まだ新品で慣れてないからだと言わんばかりにおどけてみせる。練習中は笑顔で、試合中も真剣な表情の中にどこか笑顔が見え隠れするマチャド投手。野球を楽しむ心は、勝負の世界で生き抜くために重要なことかもしれない。

2024-25の二年間、日本で活躍してきたマチャド投手には、26年シーズンもオリックスの守護神としての活躍に期待だ。世界一を経験した投手がチームにいることは、2026年のオリックス・バファローズの強みになるだろう。9回は安心して試合を見守り、そしてマチャド投手の笑顔がたくさん見られることをオリックスファンは祈っている。

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