私立恵比寿中学・風見和香×AKB48・秋山由奈インタビュー|「『KUNOICHI』の3rdステージにあるような競技ですよ⁉」激闘のSASUKEアイドル予選会を振り返る

撮影/後野順也
予選会出場3回となった風見和香と、初参加で大健闘をみせた秋山由奈。『BUBKA12月号』では、本大会で第2位と第3位となった彼女たちにインタビューを行い、この結果を振り返ってもらった。今回は、2人の初対談インタビューに収まりきらなかったこぼれ話をお届けします。
予選会のレベルじゃない⁉
――先日の「SASUKEアイドル予選会2026」で出会い、初めての対談ということですが、それぞれお互いのことはどう思っていましたか?
秋山由奈(以下、秋山):まず風見さんは身長が高いじゃないですか。モデルさんみたいにスタイルがいいから、年上かなと思ってたんですよ。で、プロフィールを拝見したら、まさかの年下で。自分が情けなくなりました(笑)。
風見和香(以下、風見):いやいや、そんな。
秋山:年齢は2個差ですね。私は12月で21歳です。
風見:私は19歳になりました。由奈ちゃんはとにかくかわいい。お人形さんみたいな雰囲気を持っていたので、こんなに運動ができるなんて想像がつかなかったです。
秋山:バスケットボールを7年半やっていました。
風見:こんなかわいい子がバスケ部にいたらモテモテですよね。
秋山:いやいや、そんなことないです。風見さんこそハイスペックで、運動もできちゃうところがすごいです。
――それぞれのグループで知っている曲はありますか?
秋山:私は『仮契約のシンデレラ』が大好きです。よくTikTokで流れてくるので。
風見:私は『好きish』! めっちゃ見てます。TikTokでも流れてきますし、歌番組でもお見かけします。
――いつか劇場公演も行ってみてください。
風見:そうですね。観てみたいです。
秋山:私もコンサートに行きたいです。
風見:予選会で知り合った大信田美月ちゃんが所属するニアジョイ(≒JOY)さんの日本武道館ライブは観に行かせていただきました。僕青(僕が見たかった青空)さんのライブも観たいんですけど、タイミングが合わなくて。
秋山:私は他のグループさんのコンサートに行ったことはないです。えびちゅうさんの歌を浴びたいです(笑)。
――さて、WEB用のインタビューでは、各競技について聞いていきます。第1種目はテイルインポッシブルでした。前半6名、後半6名に分けて行われましたが、持久力が問われる競技が最初にあるのは嫌なものですか?
風見:嫌ですね。
秋山:嫌でした。でも、バスケという競技はシャトルランをずっとやっているようなものなので。持久力はもともとあるほうなんです。ただ、バスケを辞めてから本気で走ることはなくなっていたから、今の持久力がどれくらいあるのかがわからなくて、始まる前はすごく緊張しました。
――レース展開はどこまで想像して臨みましたか?
秋山:下位2名ずつが脱落していくので、そこに入らなければいいかなと温存しながらついていこうと考えていました。
風見:私の作戦的には、最初から一番前に出て、抜かされないようにコースを調整しながら……と考えていました。でも、1走目でみんながすごい速さで走り始めたので、インコースに入ってしまったんです。そうなると、抜かせなくなるんです。これはヤバいなと一瞬よぎったんですけど、なんとか抜かすことができました。そこからは1位をキープできて、作戦は成功しました。
――風見さんは前半組の1位であり、後半組も含めての1位にもなりました。
秋山:余裕でしたよね。
風見:いえいえ。
秋山:私たち、このすごい走りを見せられた後に走るのかと思って(笑)。余計に緊張しました。走る前に待っている間、一緒に走る(SKE48の)大村杏ちゃんと手をつなぎながら、「ヤバいよ~。けど、頑張ろうね」ってハグしました(笑)。
――とはいえ、秋山さんは後半組の1位でしたね。
秋山:はい。終わってからのインタビューでも答えましたけど、これもバスケでついた体力のおかげでした。

撮影/後野順也
――第2種目はスポンジブリッジでした。30枚並べられたスポンジを歩いて渡っていく競技ですが、コツを掴んだ選手が結果を残していましたね。
秋山:私はコツを掴めたのかどうかわからないままでした。とにかく時間をかけて1枚ずつ歩きました。私のやり方は、足を前に出して、体勢を整える。この繰り返しでした。初期設定に戻す、みたいな感覚です。体のバランスと足の位置を微調整しながら進んでいきました。他の方よりも時間がかかってしまって申し訳なかったですけど、試行錯誤しながらでしたね。
――秋山さんの結果は9枚。この時点では1位でした。そして、自作までして臨んだ風見さんはいかがでした?
風見:5枚で終わってしまいました……。めっちゃ難しかったです! だって『KUNOICHI』の3rdステージにあるような競技ですよ⁉ アイドルができるわけないじゃないかと思っちゃいました。でも、由奈ちゃんは結構進んでいたし、20枚以上進んだアイドルさんもいらっしゃいましたし、すごいなと思いました。私が落ちた原因は焦りですね。時間をかけて、集中力を切らさないことが鍵だなと思いました。この種目の結果で得点差がドーンと出ましたよね。もうちょっと練習すればよかったなとか、焦らなければなとか、いろいろ反省はありました。
――予選会の前にスポンジブリッジを作ってくれた親戚にまた作ってもらいましょうか。
風見:そうですね。今年は背の低いバージョンだったので、高いのを作ってもらいます(笑)。まあ、来年もあるかどうかはわからないですけど。そう、私、今年もビーチフラッグスがあるかと思って、練習していたんです。体育館を借りてまで練習していたのに、発表されたら、ないことがわかってビックリしました(笑)。
――第3種目はパワーフォースです。ハーネスにロープをつけて、両者が逆方向に引っ張り合う競技です。
秋山:トレーニング用のゴムが家にあるので、お父さんに引っ張ってもらって、練習はしました。前傾姿勢になるように努力はしたけど、実際にやってみると違いましたね。
風見:そうですね。去年とも違いました。
秋山:ですよね。今年はスピードを競う感じになっていて。
風見:去年は持久力を競う面もあったけど、今年は完全にスピードを競うことになりました。私自身も何が違ったのかはわからなかったけど、順番的に最後のほうだったので、スピード重視だなとわかった状態で臨めたのはよかったです。
――お互いに1勝しましたね。
秋山:はい。もうちょっとイケるかなと思っていました。足腰は強いほうなので。2回戦の対戦相手が、優勝した安杜羽加ちゃんだったのがツイてなかったです。
風見:去年の私は1回も勝てずに終わって、0ポイントだったんです。なので、それと比べたらまだいいのかなと思いました。
――そして、第4種目はSASUKEタイムレースです。平均台、Mt.ミドリヤマ、スパイダー、そり立つ壁の4つのエリアを進むスピードを競います。
秋山:これも練習のしようがなかったので、去年の映像を見て、こう登るんだなとか学んでいました。まず平均台で落ちないかが不安で。そこで落ちたら失格なので慎重に進まないといけないし、そり立つ壁は3回連続で出場されているアイドルさんが強いなと思って見ていました。
――でも、初挑戦で28秒94は立派でした。
風見:そうですよね。私なんて去年、35秒台ですから。なので、今年の私は練習の成果を出せました。私は去年の映像を見返して、平均台とMt.ミドリヤマの間の動きに無駄が多くて、時間をロスしていたんです。あと、このレースは平均台を速く歩くことがポイントなので、その練習をしていました。そり立つ壁も練習で経験できたので、参加した3回の中では一番速く登れました。

撮影/後野順也
――登頂してボタンを押した後、ファンの方の沸き方がすごかったですね。
風見:はい。えびちゅうのファンの方がちょうど目の前にいたので。皆さんが喜んでくださっているのが見えて、嬉しかったです。
秋山:声援もめっちゃ聞こえますから。最初のテイルインポッシブルでは、一緒に走っていた大信田美月ちゃんのファンの方が私に「頑張って!」って声援を飛ばしてくれて。優しいなぁと思いました。これがSASUKEアイドル予選会か。温かい場所だなって。
風見:予選会に集まってくださる方は、このイベントを楽しみに来てくださるので、自分の推しじゃないアイドルさんを応援することで交流が生まれたりもしているみたいです。独特な現場だと思います。
――予選会で知ってくれた他の界隈の人が、自分の現場に来てくれたことはありますか?
風見:あります。特典会でも「予選会で初めて知って、来ました!」という方が結構いらっしゃいます。
秋山:私もいらっしゃいました。大会が終わってからの握手会で、「めっちゃカッコよかったです!」みたいな。正直、私がどれだけ運動できるかって、私のファンの方もそんなに知らなかったと思うんです。だから、「こんなにできるとは思わなかった」という反応もありました。予選会は、ずっと推してくれている方にも新規の方にも届くイベントだなと思いました。
取材・文/犬飼華
━━インタビュー本編は、『BUBKA12月号』をチェック!
風見和香プロフィール
かざみ・ののか 2007年8月25日生まれ、東京都出身。そり立つ壁も軽々“ランスルー”する、アイドル界のトップスプリンター。さまざまなスポーツ番組でもその持久力で結果を残し、着実にスポーツアイドルの頂へと歩みを進める。愛称は「ののかまる」。
秋山由奈プロフィール
あきやま・ゆな 2005年12月12日生まれ、千葉県出身。小3から高1までバスケ部で鍛えられたフィジカルを武器に、今大会初登場にして3位でFinish。持ち前のアジリティでマウント緑山もひとっ飛びish。愛称は「ゆなちゃん」。
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