2024-12-04 20:00

2025年、逆襲の日向坂46は絶対的エース小坂菜緒と新定番コンビ「しょげかほ」で勝負に出る!

日向坂46 13thシングル「卒業写真だけが知ってる」新アーティスト写真
日向坂46 13thシングル「卒業写真だけが知ってる」新アーティスト写真
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2025年1月29日にリリースされる日向坂46の13thシングル『卒業写真だけが知ってる』。12月1日(日)に放送された『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)でフォーメーションが発表され、二期生の小坂菜緒が6作ぶり6度目のセンターに立つ。

昨年、2023年末の「紅白歌合戦」落選から、再起を図った2024年の日向坂46。選抜制の導入や「ひなた坂46LIVE」という新しいステージ、宮崎県での「ひなたフェス2024」の開催といった新たな挑戦に加え、8月には一度に4名がグループからの卒業を発表するなど、変化に富んだ一年となった。

そんな中でリリースされる13thシングル『卒業写真だけが知ってる』は、選抜メンバーが14名、選抜外メンバーのひなた坂46が9名選出。両グループとも過去最少人数で、全員選抜時代の最多人数22名から8名少ないフォーメーションだ。

選抜1列目はセンターの小坂と、その両脇に四期生の正源司陽子と藤嶌果歩が立つ編成で、1列目3人体制は3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの』以来となる。過去最多のセンター経験を誇る小坂だが、これまでのセンターとは環境や心境が異なっている。

小坂は1stシングルから4作連続、そして7thシングル『僕なんか』でセンターを経験。その後は、1、2列目のポジションで、変化するセンターメンバーを支え、グループが直面する課題や現実と向き合ってきた。前作の『絶対的第六感』でグループの中心メンバーとして活躍してきた加藤史帆や、2024年4月の齊藤京子卒業など、頼りにしてきた先輩が減っていく状況下で芽生えた、「みんなのために頑張らなきゃな」という姿勢。そして、2年連続での「紅白歌合戦」落選を受けてブログに綴られた「何度でも、夢を掲げて、追いかけていきたいと。日向坂46の一員である限り、来年に向けてまた一年、ここから目指していきたいです」というポジティブな感情。そこから感じたのは、2025年に「逆襲の日向坂46」を彼女が引っ張っていくという気概だ。

前作の『絶対的第六感』でWセンターだった正源司と藤嶌は、「しょげかほ」コンビとしてシンメ(立ち位置が左右対称)や、2人でのCM出演などを果たし四期生を代表する組み合わせとして知られている。BUBKA12月号(白夜書房)では、「としきょん(加藤史帆&齊藤京子)さん、なおみく(小坂&金村美玖)といった唯一無二の二人組に憧れが強かったんです」と語っていた。この2組の中でも“としきょん”の2人は、お互いが単独センターを務めた楽曲以外は、全ての表題曲でシンメの組み合わせ。日向坂46の一期生としてグループの両翼を担った2人の後継者として、四期生の2人に期待が高まる。

2列目は一・二期生で固めた盤石の布陣で、佐々木久美と河田陽菜が前作の3列目から2列目へ。後述する3列目とも関わってくるのだが、選抜制導入後は各列に一、二期生を配置し、初選抜の四期生やフォーメーション全体に厚みを持たせていた。しかし、今作では3列目を三・四期生に任せる形になっている。フォーメーション全体で考えると、3列目が安定して後ろから支えるのは心強いが、その役割を担うのが満を持して選抜入りした三期生と、返り咲きを果たした四期生たちだ。

3列目は、三期生の上村ひなの、森本茉莉、山口陽世、四期生から平尾帆夏、宮地すみれ、山下葉留花が務める。中でも、森本と山口は選抜制導入以降では初の選抜入りで、「ひなた坂46LIVE」でのパフォーマンスから選抜入りの期待が寄せられていた。前回の「ひなた坂46LIVE」で披露された森本の『恋した魚は空を飛ぶ』と、山口の『錆びつかない剣を持て』では、他メンバーと一線を画す表現力と力強さを放っていた。四期生3名も「ひなた坂46LIVE」で存在感を発揮しており、宮地は「ひなた坂46」の座長として、平尾と山下はデュエットパートを任されており、実力をつけてカムバックを果たしている。

一方、「ひなた坂46」は今回も試練のステージとなるに違いない。今回の楽曲では9名という人数でステージを作り上げる必要がある。前作までの12名から3名減り、これまで以上に一人ひとりにかかる負担が大きくなる中、今作では三期生の髙橋未来虹と四期生の小西夏菜実がひなた坂46メンバーとして参加。さらに、二期生の富田鈴花が初めてひなた坂46メンバーとして活動する。

富田はブログで「私にとって人生の新たな一歩です」と、今作の活動について語っている。また、「停滞は退化だと、常に進化や変化を求めていきたいのに、そこの場所に変化もなく立ってしまっている自分に腹が立ちました」と、これまでの活動を振り返っており、ひなた坂46メンバーとして活動することで、彼女自身も新たな刺激を得られる機会となるだろう。

五期生加入を控える中、原点回帰の小坂菜緒センター楽曲をリリースする日向坂46。2024年を四期生は先頭となり駆け抜け、メンバーの卒業など大きなうねりを乗り越えるべく、グループ創成期を支えた彼女が舵を取る。

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