2024-06-18 18:00

「ノイミー」永田詩央里のソロパフォーマンスから感じた情景

15日、ツアー広島の夜公演にてソロパフォーマンスを披露した「≠ME」永田詩央里
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024
この記事の画像(6枚)

指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ「≠ME」(ノットイコールミー/通称ノイミー)が開催する、『≠ME全国ツアー2024「やっと、同じクラス」』。その広島公演が、15日、上野学園ホールにて開催された。今回は、夜公演での永田詩央里のソロパフォーマンスについてレポートする。

本ツアーは凱旋公演となっており、全国8カ所のメンバーの出身地を巡る。各公演内で出身地のメンバーは1曲ソロパフォーマンスをすることになっており、加入前にダンススクールで習っていた曲を歌ったり、憧れだった存在のソロ曲を歌ったりと、披露する楽曲はメンバー自身が思い入れのある曲になっている。そのため、回を重ねるごとに「次の公演であのメンバーは何の曲を披露するのだろう?」と胸を膨らませるファンも多い。

グループの中で広島出身となるのは、河口夏音と永田詩央里の二人。そのうち、河口は昼公演で乃木坂46の『13日の金曜日』を披露。ホラー映画が好きな彼女らしい選曲となった。

続く夜公演。2000人弱が固唾を呑んで見守る中、真っ暗なステージから眩いスポットライトに照らされて登場した永田。流れたイントロは、STU48の『暗闇』だった。

広島県出身の彼女が、瀬戸内の空気感を思わせ、夢と現実の葛藤を歌ったこの曲を選んだこと。それを瞬時に理解するや否や、観客からはざわめきが起こった。

少し緊張しながらも凛とした表情で真っ直ぐに前を見据え、芯のある歌声と力強いダンスを披露した。

まだ”アイドル”という肩書がなく、何者にもなれない自分を持て余していた学生時代。ただの少女だった彼女がこの曲を聴きながら見ていた街の景色と、そこで抱えていた感情とはどんなものだったのか。そして、東京に移り住み変化してゆく自分自身や周囲に時に戸惑いつつも、理想の姿を模索しながら挫折と努力を積み重ねて過ごした5年間。それらを経た今だからこそ、彼女はどんな気持ちでこの場所に立っているのか――。そんな情景に思いを馳せずにはいられない、数分間のパフォーマンスだった。

その後のMCでも、すごく緊張したとはにかみながらも、普段はあまり表に出せない感情が歌われているのもこの曲を選んだ理由の一つだと話した。

次はいよいよツアーファイナル。7月15日に、グループ最大規模となる神奈川・横浜アリーナで2公演開催される。メンバーそれぞれが一体どのような思いを抱えながらパフォーマンスが披露されるのか、そして着実に階段を登り続けるグループがどんな表現を見せてくれるのか、ますます目が離せない。

■永田詩央里オフィシャルX
https://twitter.com/nagata_shiori_

■永田詩央里オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/nagata__shiori/

「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より
「≠ME」(ノットイコールミー/ノイミー)永田詩央里オフィシャルX(@nagata_shiori_)より

尾木波菜1st写真集『おぎはな』
Amazonで購入

週刊プレイボーイ 2024年 4/29 号 [雑誌]
Amazonで購入

BRODY 2023年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香・野口衣織Ver. 雑誌
Amazonで購入

BRODY 2023年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香・野口衣織Ver. 雑誌

BUBKA (ブブカ) 2022年 2月号 雑誌
Amazonで購入

BUBKA (ブブカ) 2022年 2月号 雑誌

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  4. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  5. 「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」櫻坂46 山下瞳月の魂の叫び!5年目の勝利にBuddiesたちは態度で示せるか!?
  6. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#35「帰省1日目」
  7. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  8. 柴田聡子×安部博明、アイドルグループ「RYUTist」の楽曲『オーロラ』について語る
  9. 乃木坂46星野みなみ「こっちもスッキリしたし飛鳥が言ってくれて良かった」
  10. 乃木坂46星野みなみ&秋元真夏「こんな可愛いコにグイグイいかれたら私の出る幕がないじゃないですか!」
  1. 櫻坂46山﨑天の“ひねりの利いた”一言にメンバー大笑い
  2. 日向坂46小坂菜緒&金村美玖、“なおみく”Wセンターがヒットキャンペーンに懸ける思い
  3. 乃木坂46弓木奈於が「東京タワー」で連想する漢字に一同爆笑
  4. AsIs初の全国ツアーFINALまで1週間…雨野せい「皆さんに恩返しをしたい」
  5. 櫻坂46四期生、黒統一の姿からカラフルな衣装まで…表紙&巻頭を飾る
  6. 乃木坂46菅原咲月「19歳ここいて大丈夫ですか?」絶品おすしの豪華なランチタイムに梅澤美波と大喜び
  7. 日向坂46河田陽菜「ここに行ってみたい」とリクエストしたビール店…おちゃめな姿の写真集先行カット第2弾到着
  8. 乃木坂46 “聖地”神宮での10回目の夏━━梅澤美波が確信した“乃木坂らしさ”と、遠藤さくらのグループを守る決意
  9. ラフ×ラフ「1st Anniversary LIVE」開催!笑いと涙で忘れられない1日に
  10. ラフ×ラフ、満員の2周年ライブ!藤崎未来デザイン&制作の衣装や佐々木楓菜作詞作曲の楽曲もお披露目

関連記事