2022-05-03 18:00

みうらじゅん「アブノーマルもラブさえあればラブノーマルだと思うんですよね」<永いおあずけ>

――恐縮です(笑)。『永いおあずけ』は、5編の小説が収録されています。まず、売れないロッカーが雪山でのライブに愛人同伴で向かう『変態だ』について聞かせてください。この小説は、2016年に公開された映画『変態だ』(監督・安齋肇)の原作として書き下ろされたということでよろしいのでしょうか?

みうらじゅん そう思われているんですけど、違うんですよ。もともと、小説として『変態だ』を書いていたんです。『BUBKA』とか『ニャン2(投稿ニャン2倶楽部)』で書いていた功績が認められたのか、『小説新潮』から「官能特集をするので小説を書いてくれないか?」と頼まれまして(笑)。それで官能を念頭に置きながら『変態だ』を書いたんですよ。今でも僕は、松竹ブロードキャスティング運営のCS放送局・衛星劇場で番組をしていて、数年前に松竹サイドから「みうらさん、ポルノ映画のようなものを撮れませんか?」とオファーをいただいて。僕もあんまり知らなかったんですけど、松竹って70年代にポルノ映画を何作か作っていたらしくて、ちょうど何十周年かの節目の年だと。そのお話があったときに、その場ですぐに決めないと、仕事の経験上、すぐに流れることは知っていましたから、こっちでガッチガチに固めようと思ったんです。相手が途中で中断できないように進めるのが、僕の“一人電通”としての仕事ですから(笑)。それで、「実はもう原作もあって、監督も主演も用意しているんです」って大きく吹いたんですよ。安齋さんとは以前から映画を撮る話で盛り上がっていたし、主演も旧知の仲である前野健太というミュージシャンが演じれば適任だろうと。もう先方も断りきれなくなったんでしょうね、最終的に映画を撮ることになりまして。ですから、帯に書いてある「すでに映画化」っていう今まで聞いたことがないような惹句を書くことができたんです。それまでにも僕が書いてきたものを映画化する話って、何度かあったんですけど、やっぱり途中で頓挫するもんですから、そこは勢いに乗らないとダメだなと。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. イコラブファンに聞いてみた vol.2 ~イコラブ沼ならぬ衣織沼なサイトを開発されたきっかけは…?~
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  4. 櫻坂46のダンス番長・武元唯衣が1年ぶりに選抜復帰!「諦めずに朝まで踊り続けた」からたどり着いた定位置
  5. 吉田豪「What’s 豪ing on」Vol.13 小山田圭吾、コーネリアスの記憶 そして現在
  6. 東洋一の美少女、ユーモアと優しさ・親しみやすさにあふれている究極かつ至高のパーフェクトアイドル、=LOVE佐々木舞香ちゃんを推したくなる理由
  7. 「ひなた坂46」が横アリ2日間で起こした奇跡!山口陽世の「ひらがな、ぶちかませ!」でこじ開けられたグループの新たな扉
  8. 「僕青 須永心海のソロ連載(仮)」第1回:企画会議編(part1)
  9. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  10. 乃木坂46、10年の歴史…3択クイズで振り返る
  1. 櫻坂46田村保乃・山下瞳月・山川宇衣『マガジン』コラボ新カット解禁
  2. 「日向坂46でできることはやり切った」松田好花が師匠・オードリー春日の前で流した涙の理由
  3. 『櫻坂46』×『週刊少年マガジン』特別コラボ3号目より先行カット到着
  4. 乃木坂46金川紗耶“夢のひとつ”1st写真集発売決定「一緒に海外旅行を楽しんでいる気分を」
  5. 乃木坂46 弓木奈於、知的なメガネ姿&美脚披露で「異次元のスタイル……」「脚長っ!」と反響続々
  6. 宮田愛萌、透明感あふれるドレスとティアラで祝う28歳 “お姉さん”な私に出会う日
  7. 宮田愛萌、写真集プロジェクト2年目へ 積み重ねた作品たちに込めた思い
  8. 櫻坂46 武元唯衣、14万人を魅了したダンストラックの舞台裏──「何度も涙が出てしまう日々」を乗り越え見せたグループ愛の形
  9. 日向坂46正源司陽子、“距離が近い”小坂菜緒とツーショットを撮るときの秘密を告白
  10. 山下美月が着こなす“ストリート×フォーマル”夏コレクション公開へ

関連記事