2023-06-02 00:00

櫻坂46 3rd TOUR 2023千秋楽、松田里奈「皆さんのおかげでBuddiesの輪がどんどん広がっている」海外でも生配信

「櫻坂46 3rd TOUR 2023」at 大阪城ホール
「櫻坂46 3rd TOUR 2023」at 大阪城ホール
撮影=上山陽介
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4月12日からスタートした櫻坂46の全国ツアー『櫻坂46 3rd TOUR 2023』が6月1日、大阪城ホールにて千秋楽を迎えた。

改名後初の東京ドーム公演を含む昨年秋の『櫻坂46 2nd TOUR 2022“As you know?”』以来となる今回は、今年1月に加入したばかりの三期生を交えた初のツアー。2月にリリースされた5thシングル『桜月』収録曲を軸に、グループの今をストレートに伝えるパフォーマンスが展開された。

ダンストラックからスタート

ライブは映像演出を交えたダンストラックからスタート。ステージから放たれる眩い光の中、メンバーが激しくも息の合ったダンスを披露すると、アリーナ中央に設置されたサブステージに大園玲が姿を現し、会場は大歓声で湧き上がる。彼女はメンバーのいるメインステージまで歩いていき、ダンスに加わったところで髪を両手で持ったところで「Cool」へ突入。大園をセンターに迎えたこの曲では、タイトル通りクールさが際立つパフォーマンスで会場のBuddies(=櫻坂46ファン)を魅了する。

曲のエンディングでメンバーが床に倒れ込むと、そのまま立体感の強いCG演出をフィーチャーしたダンストラックに移り、山﨑天がセンターに立つ「半信半疑」で会場の熱気がさらに高まる。さらに、「摩擦係数」では森田ひかる&山﨑のダブルセンターを軸に、アクロバティックなブレイクダンスを交えた圧巻のステージングでオーディエンスを圧倒させた。

海外にもインターネット生配信

最初のMCでは、本公演の模様が国内のみならず海外にもインターネット生配信されていることを告げる一幕も。画面の前のBuddiesに向けてメッセージを送ると、キャプテンの松田里奈は「皆さんのおかげでBuddiesの輪がどんどん広がっていることを感じる」と日本のみならず海外での反響を喜んだ。そして、大阪出身の藤吉夏鈴が「こうやって大阪でライブをさせていただけるのもすごくうれしく思っていますし、この会場にずっと櫻坂として立ちたいなと思っていたので、すごくうれしく思っています」、田村保乃が「昨日まではこのツアーがずっと続くんじゃないかと思っていた。今日は後悔のないように、全力でお届けします」と意気込みを口にした。

その後、「それが愛なのね」でライブが再開すると、メンバーはサブステージで円を作りながらダンスし、客席に向けて笑顔を振りまく。その勢いを「恋が絶滅する日」へと引き継ぎ、会場をダンスホールに一変させたかと思えば、続く「ブルームーンキス」では独特のムードを放つ世界観を構築。

曲タイトルにちなんで会場が青いペンライトや照明で包まれる中、サビ前にセンターの森田が放つセリフに対して観客が歓喜に沸く一幕もあった。さらに、「五月雨よ」では切なさに振り切ったパフォーマンスが展開され、メンバーの表現力の豊かさがさまざまな形で提示されていく。そこから守屋麗奈を中心に据えた「もしかしたら真実」、キャプテンの松田里奈をセンターに迎えたBACKSメンバー楽曲「無念」と最新シングルからのナンバーが連発されると、会場中に温かな空気が充満されていった。

三期生がステージに登場

ライブ中盤に入ると、いよいよ三期生がステージに登場。ダンストラックに乗せてフレッシュなダンスを披露してから、谷口愛季を中心としたフォーメーションで「夏の近道」へと突入すると、一曲入魂と言わんばかりの前のめりな全力パフォーマンスで会場の熱気を急上昇させることに。そんな三期生のステージを前に、コールを送るBuddiesの声量もどんどん大きくなっていく。

三期生一人一人の個性が発揮された自己紹介やキャッチコピー披露で場を温めた後は、一期生と二期生が勢ぞろいするパワフルな「魂のLiar」、森田のソロダンスに続いて披露されるグループの原点的な1曲「Nobody’s fault」、円形サブステージを覆うLEDスクリーンの中で藤吉が躍動感みなぎるダンスを見せる「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、センターの田村保乃を筆頭に狂気に満ちたパフォーマンスでオーディエンスを圧倒させる「流れ弾」と緩急に富んだ楽曲が次々に繰り出される。

さらに、再び三期生がステージに登場して「Dead end」を披露。村井優をセンターに据えたこの曲では、完成度の高い先輩たちのパフォーマンスに近づこうとする三期生の気迫が随所から伝わり、彼女たちがすでに櫻坂46にとって欠かせない存在であることを見事にアピールしてみせた。

そんな三期生の熱演を前に、先輩たちも負けていられない。山﨑のソロダンスをフィーチャーしたダンストラックから「条件反射で泣けて来る」へとつなぐブロックでは、リフトを使った演出やパワフルな歌声、圧倒的なダンスを交えた貫禄のステージングで、Buddiesの注目を見事に惹きつけた。

「BAN」スペシャル構成

さらに、「BAN」では1コーラス目を三期生のみで、2コーラス目以降は一期生、二期生のフォーメーションメンバーが加わるスペシャル構成で披露。三期生パートでは石森璃花がオリジナルセンターの森田とも異なるカラーを放ちながら、堂々とセンターを務め上げる。そんな三期生の熱演を受け、森田をはじめとする先輩たちも一糸乱れぬ高度なダンスで存在感の強さを発揮するなど、この編成ならではの化学反応を楽しむことができ、客席からは惜しみない拍手が送られた。

ライブもいよいよクライマックスに突入する。感傷的なSEに乗せて、ステージ上空から満開の桜の木が登場し、桜の花びらが舞い始める。すると、サブステージから姿を現した守屋がゆっくりとメインステージに向かって歩き出す。そして、守屋がメンバーと合流すると、美しいメロディとサウンドに乗せて「桜月」を華麗にパフォーマンス。情緒に満ちた歌声と感情が溢れ出すエモーショナルなダンスの相乗効果が、楽曲の持つドラマチックさをより向上させる結果に。エンディングではメンバーに背中を押された守屋が再びサブステージへと歩いていき、上空から降りてきた円形LEDスクリーンに包まれるように姿を消すと、「Thank you Osaka」のメッセージとともにライブ本編は終了した。

文/西廣智一

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