松田好花、齋藤飛鳥の「潔く諦めることも大事」で蘇る9年前の記憶━━一枚の握手券を前に、二人からこぼれた本音と涙

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元日向坂46の松田好花が“放送作家”として、番組をイチから制作する『放送作家松田好花』シリーズ。その第三弾となる『放送作家松田好花 リスタート』が10月10日(土)から放送開始となり、毎週土曜深夜25時50分から全4回のスケジュールでオンエアされている。その第2回となる17日の放送で松田は、約9年前、オーディションに合格したことで使わなかった“お守り”を憧れの人に直接渡し、涙ながらに思いを伝えた。
第1回となる10日の放送で松田は、芸能界に足を踏み入れるきっかけとなった憧れの人物・元乃木坂46の齋藤飛鳥を番組ゲストとして招き、趣味の蕎麦打ちを披露。「おもてなしをする代わりにお話をしてみたい」という松田の願いのもと、お互いにアイドルグループを卒業した今、ソロ活動での不安や悩み、本心を打ち明けていた。
第2回は、蕎麦打ちを終えて肩の荷が下りた松田が齋藤をとある場所に連れて行くシーンから始まった。「齋藤飛鳥の芯を知りたい」と考えた松田が向かったのは「金剛山 源正寺」。そこで松田は齋藤と坐禅を行い、己の煩悩と向き合った後、「今一番大切にしたい言葉」を書にしたためることで、齋藤の本心を探った。
松田が「正直」と書く一方、齋藤が選んだ言葉は「諦念」。その言葉に込めたのは“諦めの気持ちを持つこと”だった。「諦めない気持ちも大事だけど、潔く諦めることも大事」「どうしても逃げてしまう時もある。そういう自分もいる、ということを受け入れる」と語る齋藤。そこには彼女の経験に根差した考えがあった。
乃木坂46時代、“毒舌キャラ”の地位をグループ内で確立した齋藤。しかし、その毒舌が時にはエンタメの範疇を超え、誤解されることもあったという。後輩もでき、立場が変わる中で齋藤が選んだのは「やってきたことをちょっと変えてみようかな」「この道を諦めよう。別の道を探そう」という、“諦め”をポジティブに捉える考え方だった。
松田はこの齋藤の考えに、自身のこれまでの歩みを重ね合わせていた。「(オーディションに)受かった時は正統派(のアイドル)を目指す」と語っていた彼女も、ラジオやバラエティーの舞台で自分の持ち味を見つけ、自ら番組を制作するまでになった。当初の理想だけでは見えてなかった可能性が、活動の中で開けていく。その歩みには、ひとつの道にこだわらず、別の道を探すという齋藤の考えと重なるものがある。
そして松田には、アイドルになるために、実際に一つの楽しみを“諦めた”過去があった。それは、松田が齋藤と二人きりの観覧車で渡した、約9年前の握手券だった。
2017年8月にけやき坂46(日向坂46の前身グループ)の二期生として加入した松田。彼女が「お守り」と語る齋藤との握手券は、オーディションに合格した松田が使うことを“諦めた”ものだった。
松田は同じ坂道シリーズとはいえ、齋藤とは別のグループに所属していたため「『齋藤飛鳥さんが大好きです』って言うのも違う」と、表立って発信することを控える道を選んだ。「アイドルになったからには、誰かの名前を借りて活動するよりは自分の力で」と考えての選択だった。グループでの約8年半のうち、2人の共演は1回きり。齋藤への憧れを胸にしまい自分の行く道を信じて歩み続けた松田。その歩みの先で、自らが企画する番組に迎えたのは、9年前に握手するチャンスを諦めた憧れの存在だった。
観覧車の中で松田が当時の握手券を取り出し、「ご一緒できて嬉しい」と涙ながらに伝えると、齋藤もその思いを受け止め、涙がこぼれないように必死に上を向いていた。当初は1周限りの予定だった2人だけの空間は、齋藤の提案で2周目に突入し、お互いに思いを伝え合った。松田は「密室じゃないと一生言えないことをお伝えさせていただいた。放送したくないくらい。見られたら恥ずかしい」と振り返り、齋藤は「好花ちゃんのよさがわかった」と感想を語っていた。この“好花ちゃん”呼びも、前週の第一回の放送で齋藤が「好花ちゃん、って呼んだらいいですか?」と呼び方を迷っていたところから、一日で2人の距離が縮まったことがうかがえる。
そしてラストシーンでは、カメラから少し離れた場所で、涙を流す松田を齋藤がなぐさめるカットで締めくくられていた。涙を流す後輩に対して、齋藤が時にいじりながらも真剣に向き合う姿、乃木坂46時代にも何度も見られた光景だ。オーディションに合格したことで使うことを諦めた、齋藤飛鳥との握手券。大切に残してきたお守りのような思い出の品が導いたのは、松田が後輩として憧れの存在を前に素をさらけ出し、涙ながらに思いを伝えることができる時間だった。
【齋藤飛鳥&松田好花が涙】 ・乃木坂46、日向坂46という名前にいつまで頼っていい? ・アイドル卒業後夢を失った現在への不安 日向坂46、乃木坂46に限らず様々なメンバーがぶつかってきたであろう葛藤、 そして後輩たちもいつか同じように直面するかもしれない悩みを齋藤飛鳥さんにぶつけています…! TVerでぜひご覧ください! https://t.co/6w0RBVSwlP #放送作家松田好花 #齋藤飛鳥
— 放送作家松田好花 (@housousakkaMK) October 17, 2026
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