2026-08-23 14:00

日向坂46 蔵盛妃那乃×鶴崎仁香インタビュー|「すぐにChatGPTに聞いたりしていて」考え過ぎで自分を見失っていた日々から、“人間味”をもって活動するまで

写真左から、鶴崎仁香(つるさき・にこ)、蔵盛妃那乃(くらもり・ひなの)
写真左から、鶴崎仁香(つるさき・にこ)、蔵盛妃那乃(くらもり・ひなの)
撮影/高橋慶佑
この記事の画像(5枚)

日向坂46の新章を担う五期生――その現在地を切り取る『BRODY』の連載「革命前夜」の第2回に登場するのは、五期生の最年長としてメンバーを支える鶴崎仁香と、天然で愛されキャラの蔵盛妃那乃。2人には今の自分を見つめ、そしてこれから訪れる夜明け=未来に向けてのメッセージを綴ってもらった。不安になる時もあった。そんな時は頼りになる先輩、そして同期の存在が支えになった。そう振り返る二人の対談インタビューを、一部抜粋してお届けします。

可能性と宇宙

──五期生連載恒例の未来の自分へのメッセージですが、鶴崎さんは「可能性を超えていけ」。この言葉には、どんな思いを?

鶴崎仁香(以下、鶴崎):未来の自分がどうなってるかはわからないけど、自分で自分の可能性の限界を決めるのは違うと思うんです。自分で限界を決めたら、絶対に後悔する。自分を信じていい意味で未来を定めないことで、違う自分にも出会えるんじゃないかと思います。なので、未来の自分に「可能性を超えていけ」というメッセージを送って、どんどん新しい扉を開いていきたいなと思って書きました。

──どこかに限界を決めてしまう自分がいたからこそ、このメッセージにした部分も?

鶴崎:ある時、「私なんか」って自分を卑下して悩んでしまっている時があったんです。そのときに金村美玖さんとご飯に行かせていただいて、「悩んだり焦ることも必要だけど、まだまだこれからじゃん!」って言葉をいただいて。

──まだ加入して1年ですからね。

鶴崎:金村さんのその言葉で、改めてまだまだこれからなんだって気づけました。日向坂46に加入したときの最初の気持ち、これからどうなっていくんだろうってワクワク感。これからもその気持ちを大事にして、1つひとつの事柄に新鮮な気持ちで臨んでいけば、きっといい未来が待っているはず。そう思うようになりました。金村さんとご飯に行った日を境に、自分が変われた気がします。

──蔵盛さんは、「『蔵盛妃那乃』らしく一人一人を愛して、ファンの皆さんを宇宙一幸せにしてね」というメッセージを書きました。

蔵盛妃那乃(以下、蔵盛):今もそうなんですけど、未来も変わらず1人ひとりのファンの皆さんを大切にして、蔵盛を応援して良かったなって思っていただける存在になれたらいいなって、ずっと思っています。自分で言うのもおかしいかもしれないけど、加入する前の私は堂々として自信があるタイプだったんです。でも、加入してからいろんな声をいただく中でマイナスに考えてしまうことも増えていきました。そのときに支えになったのが、私を推してくださるファンの皆さんの声だったんです。ミート&グリートで「ここが好き」とか「ここが良かった」という言葉に、すごく助けていただきました。

──だからこそ、この言葉なんですね。

蔵盛:悩んでいるときに、石塚瑶季さんにたくさん話を聞いていただいたんですけど、「ファンの皆さんはちゃんと見てくれているから、そのままで大丈夫だよ」と言ってくださったんです。その言葉にも力をもらって、このメッセージにつながりました。あと、森本茉莉さんにもたくさん支えていただいています。

──“宇宙一”という表現が印象的です。

蔵盛:幸せっていろんな形があると思うんですけど、ファンの皆さんにとって最大限の幸せってなんだろうと考えたら、地球一を超えて宇宙一という表現が合うかなと思いました(笑)。

日向坂46の蔵盛妃那乃
日向坂46の蔵盛妃那乃
撮影/高橋慶佑

──お互いのメッセージとそこに込めた思いを聞いて、どんなことを感じますか?

蔵盛:鶴崎は五期生で最年長ということもあってしっかりしている印象が強いので、ちょっと弱気な部分もあるのが意外でした。鶴崎のそういう部分を聞けたのは、もしかしたら初めてかもしれないです。

鶴崎:ひなのんのメッセージは、素直にすごく素敵なメッセージと思いだなと感じました。ひなのんは普段からファンの皆さんへの感謝の気持ちが伝わっていて、納得のメッセージです。私、ひなのんの歌とダンスが大好きで、それをファンの皆さんが褒めて下さっていると自分もうれしくなるんです。「そうそう! そうだよね!」って。そうやってひなのんへの愛がつながっていけば幸せの連鎖になると思うし、まだ知られていないひなのんの魅力が見つかっていったらいいなと思っています。

蔵盛:こんなに褒められたのは初めてだから、ちょっと恥ずかしいです(笑)。

──そんな2人ですが、撮影ではスーパーで買いものをして、カラオケに行って、最後は部屋でまったりしてもらいました。

鶴崎:五期生全員でタコパをしたことがあるんですけど、そのときにもみんなでスーパーに行って買い出しをしました。

蔵盛:去年の年末に、プライベートでは初めて全員が揃って。

鶴崎:年末だから「おつかれさま!」という意味を込めて、楽しい話もしたし、真面目な話もして。今までは目の前のことに必死だったけど、これからは初めてじゃないことも増えていくから、気持ちを新たにさらに成長しなきゃいけないねとか。五期生でこんなことしたいよね、あんなことしたいよねって話もしました。

蔵盛:確かにしてた!

鶴崎:もっともっと仲も深めて、まだまだ知らないことを知っていけたらいいし、そうすることでさらに団結できるよねって。その結果、今はみんなで海外旅行に行ったらどうなるかっていう話をしたりもして(笑)。

──どうなるんですか?

鶴崎:ひなのんは、現地の人とめっちゃ仲良くなりそう。

蔵盛:「蔵盛は海外に行って何ができるんだろう」って話になって、何もできないけど初対面の人とは仲良くなれそうって(笑)。

鶴崎:人懐っこいからね。気づいたら現地の人と仲良くなって、溶け込んでそう。その話をしたら、松尾(桜)の笑いが止まらなくなっちゃって。

蔵盛:爆笑してたよね(笑)。

鶴崎:(片山)紗希ちゃんは、しっかり計画を立ててくれそう。にーたん(坂井新奈)はカードゲームを持ってきてくれそう。(大田)美月は甘いものを作ってくれそう。

蔵盛:高井俐香は言語だよね。ロンドン育ちで英語が話せるから。

鶴崎:さくちゃん(松尾)は、絶対に必要ないのに海外にまでぬいぐるみを持ってきそう(笑)。あと、カメラが好きだから、みんなの写真を撮ってくれそうだなって。

鶴崎:佐藤(優羽)は、道に関してすごくしっかりしてくれそうだよね。

蔵盛:マップ担当だよね。散歩が好きでよく佐藤と一緒に歩くけど、全部マップを見て案内してくれます。「次は右!」とか言われて、「はーい」って私がついていく感じです(笑)。

鶴崎:下田(衣珠季)は、テンションを上げてくれそう!

蔵盛:「いいじゃん! このお店に行こうよ!」みたいな。

鶴崎:それで、そのお店に電話して予約を取るのは私な気がする! まなみんは、楽しくなって超マシンガントーク! 

蔵盛:あるあるだよね。

日向坂46の鶴崎仁香
日向坂46の鶴崎仁香
撮影/高橋慶佑

人間味っていいな

──そんな話もしながら、日に日に仲が深まっている五期生だと思いますが、加入から現在までの1年でどう変化したと思いますか?

蔵盛:私は、結構変わったと思います。さっきも話したんですが、活動を重ねる中で自信がなくなっていって、落ち込んでしまう時期があったんです。ファンの皆さんに褒めていただいたり、応援して良かったって言っていただいても、「こんな私を」って申し訳ない気持ちになってしまったりして。でも、アイドルである以上はやっぱりファンの皆さんに喜んでいただきたいと思い直して、課題を見つけてもっともっと努力していくことが大事だと思ったんです。課題を1つずつクリアすれば自信につながって、アイドルとしての蔵盛にもプラスだし、いち人間としての蔵盛ももっと出していける。そうすれば、より良い方向に向かっていくんじゃないかなって。自分の中でいろんな波があったんですけど、そう考えるようになってからは本当に活動が楽しいし、私が目指していたアイドルになれているなって感じています。

──前よりも人間を出せるようになった?

蔵盛:加入初期はブログの文章もバラエティでの発言も、考えすぎてしまっていたんです。すぐにChatGPTに聞いたりしていて。

鶴崎:1つのブログに3日かけて徹夜もしたって言っていて、それは体に悪いよって言いました。

蔵盛:それなのに、ほかのメンバーより短い文章しか書けなくて。インタビューでも話すことを考えすぎて、結果的に丁寧すぎて人間味がなくなるっていう。

鶴崎:そのままを出したほうがいいよ。

蔵盛:それをいろんなメンバーに言われてから、考えすぎずにそのままの自分を出したらいいんだという考え方に変わりました。そうすることで、もっと自分らしさを出していこうって。そこが変わったところだと思います。

鶴崎:私もちょっと似てるんですけど、加入初期から真面目というか、しっかりしてるって言われることが多すぎて、本来の自分を忘れてしまったことがあったんです。本当の自分は友だちの前で話し出したら止まらなかったり、おちゃらけたりする部分もあるのに。それもあって、今年の初めに「殻を破る!」という目標を立てたんですが、そこからちょっと変わった気がしています。まだまだ途中だけど、前の自分に比べたら自分らしく話せるようになったんじゃないかなって。よく考えたら、ずっと大好きだったグループに加入して、恵まれた環境でいろんなことができるって本当にありがたいこと。だからこそ1つひとつの幸せを噛み締めて、もっともっと日向坂46での活動を楽しみたいと思っています!

取材・文/大久保和則

──まだまだ続くインタビューは、『BRODY8月号』をチェック!「鶴崎:みんなで富士山の頂上で、『最強の五期生になるぞー!』って叫びたい!」

蔵盛妃那乃プロフィール

くらもり・ひなの=2006年1月23日生まれ、大阪府出身。愛称は「ひなのん」。

鶴崎仁香プロフィール

つるさき・にこ=2004年3月27日生まれ、神奈川県出身。愛称は「にこちゃん」。

日向坂46の蔵盛妃那乃と鶴崎仁香
日向坂46の蔵盛妃那乃と鶴崎仁香
撮影/高橋慶佑
日向坂46の蔵盛妃那乃と鶴崎仁香
日向坂46の蔵盛妃那乃と鶴崎仁香
撮影/高橋慶佑

【日向坂46YouTube特集:BRODY (ブロディ) 2026年 8月号】
Amazonで購入

HMV&BOOKS onlineで購入
HMV&BOOKS online限定特典:日向坂46大野愛実ポストカード付き
HMV&BOOKS online限定特典:日向坂46蔵盛妃那乃×鶴崎仁香ポストカード付き

日向坂46YouTube特集:BRODY (ブロディ) 2026年 8月号

Twitterでシェア
Googleで優先するソースとして追加

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 日向坂46小坂菜緒、大阪の街をのんびり…街の魅力や幼少期の思い出そして山口陽世についても語る
  2. 日向坂46“バレー部”密着インタビュー|“エースをねらえ”なスーパールーキー・片山紗希の入部に、キャプテン・小坂菜緒「スポーツって人をつなげる」
  3. 宮田愛萌、30歳までに目指す“綺麗なお姉さん”像と人間ドックの話
  4. 乃木坂46“アンダーライブ”特集
  5. 永尾まりやプロデュース新グループ「WASURENA」デビュー 元AKB48・元STU48ら6人が“忘れられない始まり”を刻む
  6. 宮田愛萌、まぶしい高校生たちに触れて 『夏までに』が描く青春の息づかい
  7. 青葉坂46、渋谷スクランブル交差点ビジョン13面ジャック生配信映像を公開
  8. 宮田愛萌、31文字の短歌に向き合う時間 創作のこだわりと恩師の記憶
  9. 与田祐希、魅力あふれる“今”を収めたグラビアショット
  10. 人気アイドルグループのメンバー、透明感いっぱいの浴衣姿が眩し過ぎる「全てがステキ過ぎる」「めいちゃ美しい」「一緒に花火行こう」
  1. 日向坂46小坂菜緒、大阪の街をのんびり…街の魅力や幼少期の思い出そして山口陽世についても語る
  2. 日向坂46“バレー部”密着インタビュー|“エースをねらえ”なスーパールーキー・片山紗希の入部に、キャプテン・小坂菜緒「スポーツって人をつなげる」
  3. 宮田愛萌、30歳までに目指す“綺麗なお姉さん”像と人間ドックの話
  4. 乃木坂46“アンダーライブ”特集
  5. 永尾まりやプロデュース新グループ「WASURENA」デビュー 元AKB48・元STU48ら6人が“忘れられない始まり”を刻む
  6. 宮田愛萌、まぶしい高校生たちに触れて 『夏までに』が描く青春の息づかい
  7. 青葉坂46、渋谷スクランブル交差点ビジョン13面ジャック生配信映像を公開
  8. 宮田愛萌、31文字の短歌に向き合う時間 創作のこだわりと恩師の記憶
  9. 与田祐希、魅力あふれる“今”を収めたグラビアショット
  10. 人気アイドルグループのメンバー、透明感いっぱいの浴衣姿が眩し過ぎる「全てがステキ過ぎる」「めいちゃ美しい」「一緒に花火行こう」

関連記事