2025-04-25 17:00

黒沢薫、真山りか&安本彩花&中西アルノのセッションに「最高のシーンでした」

『Spicy Sessions』MCを務める黒沢 薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)
『Spicy Sessions』MCを務める黒沢 薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)
この記事の画像(4枚)

CS放送「TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画」にて毎月放送中の音楽番組『Spicy Sessions(スパイシーセッションズ)』。先月行われた4月、5月放送回の収録を、ゴスペラーズをデビュー当時からよく知り、数々のアーティストのオフィシャルライターを務める音楽ライター・伊藤亜希氏が取材。MCを務める黒沢 薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)のオフィシャルインタビューが到着した。

――放送15回目、16回目の収録お疲れさまでした。それぞれを比較すると音楽ジャンルが全く違う収録になりましたね。

黒沢薫:そうですね。自由度の種類が違うゲストが2組そろったという。音楽のジャンルが大きく違うから幅が出るとは予想していたんですが、それをはるかに超えていたので驚きました。これも音楽、こっちも音楽っていう……そう思わせることが大事だと思っていたので、そこはしっかり出せたんじゃないかな。

中西アルノ:『Spicy Sessions』は来ていただくゲストさんの雰囲気によって、色が変わっていく番組だと思うんです。そこが本当にやっていて楽しいですし、学ぶことも本当にたくさんあります。自分はまだまだだなって毎回思うんですけど、それは自分にとってはすごくポジティブな気持ちで。もっとここをこうしよう、もっとこうしていきたいって思えるようになってきています。

――中西さんが歌詞を見ながら歌割りを決めるシーンもありました。

黒沢薫:新機軸ですよね。アルノさん、普通にさらっとやり始めましたけど(笑)。アルノさんが自分主導で動き始めていることは、ファンの方はもう感じていると思っていたんです。だからそれをしっかり見せられて良かったな、と。

――中西さん、歌割りを決めていく時にまず考えたことは?

中西アルノ:まずはやっぱりゲスト(=安本彩花/私立恵比寿中学)の方を立てること。どう来るかなと思いながら、その色には染まってみようって思いました。安本さんは、小さい頃から「そばかす」を何度も歌ってきたっておっしゃっていたので、安本さんの歌から出る空気に私も乗っかって、私はこう歌ってみようとか、そういうことができるかなと思ったので“最初の歌い出しはお願いします”ってなりました。

黒沢薫:最初に引っ張ってもらった方が、違う球を投げやすいからね。やっぱり引っ張ってもらって、そこに乗ろうと思ってのあの歌割りだったんだね。

中西アルノ:私の印象なんですけど「そばかす」でのYUKIさん(JUDY AND MARY)の歌い方は、言葉をすごく立てている。おなかから声を出して言葉をはっきり歌うっていうイメージがあったんです。それこそ安本さんは、そういう曲の魅力をとてもよく知っていると思ったので、私は違うアプローチをした方がセッション感があって面白いかなって。

――言葉をつないでいくニュアンスの歌い方をしていましたもんね。

中西アルノ:バンドのアレンジがオリジナルよりも少しこう、力の抜けた感じがあって大人っぽいなと思ったので、そこに合わせてラフにというか、気だるさを意識して歌ってみました。

――ちなみに、お二人がいつもセッション曲用の楽曲資料に赤ペンで何かを書いているじゃないですか。どんなことを書いているんですか?

黒沢薫:歌割りを名前で書いて。あとは時々、発音に気を付けなきゃいけないところにマークを付けたりしていますね。

中西アルノ:私は自分が歌う部分にチェックを付けて、ハモるラインに線を引いて。で、そのラインがうまく取れないなって思った時には、黒沢さんに相談して。「ちょっと下」とかをメモしています。それを歌いながら薄目でこう(…と、薄目の表情になる)見ながら(笑)。

――私立恵比寿中学のお2人と中西さんとのセッション曲、中西さんが真ん中にいるのがかなりエモかったです。

黒沢薫:分かります(笑)。普通にキュンキュンしました。

――客席全体がキュンキュンするっていう状態でした。

黒沢薫:ですよね。伝わってきましたね、客席のムードも。僕は客席で観たいなと思いながら、横から見てました(一同笑)。リハーサルの段階からすごく良くて、本番では最高のものになった。ピークをしっかり本番に持っていけるっていうのが、どの分野でも一流の人だと思うんですよ。そこを真山さん、安本さん、アルノさんが見せてくれた。最高のシーンでしたし、本当にうれしかったですね。

放送日時
『Spicy Sessions with 真山りか&安本彩花(私立恵比寿中学)』
2025年4月26日(土)午後11時30分~深夜0時30分

『Spicy Sessions with 一青窈』
2025年5月31日(土)午後11時30分~深夜0時30分

放送チャンネル
CS放送TBSチャンネル1

松田聖子の「赤いスイートピー」を歌い上げる乃木坂46・中西アルノ
松田聖子の「赤いスイートピー」を歌い上げる乃木坂46・中西アルノ
サザンオールスターズの「いとしのエリー」を披露するゴスペラーズ・黒沢薫
サザンオールスターズの「いとしのエリー」を披露するゴスペラーズ・黒沢薫
『Spicy Sessions』MCを務める黒沢 薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)
『Spicy Sessions』MCを務める黒沢 薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)

【乃木坂46中西アルノ表紙:BRODY (ブロディ) 2025年 2月号】
Amazonで購入
Amazon Kindle版を購入

乃木坂46中西アルノ表紙:BRODY (ブロディ) 2025年 2月号

【日向坂46藤嶌果歩表紙:BRODY (ブロディ) 2025年 6月号】
Amazonで購入

日向坂46藤嶌果歩表紙:BRODY (ブロディ) 2025年 6月号

【乃木坂46 6期生表紙:BUBKA (ブブカ) 2025年 5月号】
Amazonで購入

乃木坂46 6期生表紙:BUBKA (ブブカ) 2025年 5月号

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 乃木坂46菅原咲月、夏デート気分のグラビア『週刊少年マガジン』表紙を飾る
  2. 元日向坂46加藤史帆『ゼクシィ』表紙初登場!自身の恋愛観や結婚観を語る
  3. 横浜流星「身も心もリフレッシュ…緑あふれるところに行きたい」ドライブで行きたい場所を明かす
  4. 『オールナイトニッポン』の系譜に新たな「源ちゃん」が登場! 日向坂46 正源司陽子がオードリー若林の助言通り「ぶちかまし」トレンド1位に
  5. 乃木坂46小川彩、猛暑も吹き飛ぶ清涼感あふれるグラビアショット
  6. 「いつも心にタオルを」レインボー・ジャンボたかお、筋金入りの日向坂46愛に、石塚瑶季が先輩に吐露した悩みの真相を告白
  7. 乃木坂46岡本姫奈「私が夢かなえるとこ見ててね!」ワイヤーアクションで空を舞う
  8. 表紙には日向坂46正源司陽子と藤嶌果歩、裏表紙には櫻坂46的野美青と向井純葉が登場
  9. 新木優子、“ゆず色”の涼しげな浴衣姿を披露
  10. 日向坂46「お願いバッハ!」ジャケットアートワーク解禁!一期生が卒業し“新生 日向坂46”として新たな旅へと出航する姿を描く
  1. 乃木坂46菅原咲月、夏デート気分のグラビア『週刊少年マガジン』表紙を飾る
  2. 元日向坂46加藤史帆『ゼクシィ』表紙初登場!自身の恋愛観や結婚観を語る
  3. 横浜流星「身も心もリフレッシュ…緑あふれるところに行きたい」ドライブで行きたい場所を明かす
  4. 『オールナイトニッポン』の系譜に新たな「源ちゃん」が登場! 日向坂46 正源司陽子がオードリー若林の助言通り「ぶちかまし」トレンド1位に
  5. 乃木坂46小川彩、猛暑も吹き飛ぶ清涼感あふれるグラビアショット
  6. 「いつも心にタオルを」レインボー・ジャンボたかお、筋金入りの日向坂46愛に、石塚瑶季が先輩に吐露した悩みの真相を告白
  7. 乃木坂46岡本姫奈「私が夢かなえるとこ見ててね!」ワイヤーアクションで空を舞う
  8. 表紙には日向坂46正源司陽子と藤嶌果歩、裏表紙には櫻坂46的野美青と向井純葉が登場
  9. 新木優子、“ゆず色”の涼しげな浴衣姿を披露
  10. 日向坂46「お願いバッハ!」ジャケットアートワーク解禁!一期生が卒業し“新生 日向坂46”として新たな旅へと出航する姿を描く