2025-01-23 18:30

櫻坂46 藤吉夏鈴の「一番好きな輝き方」新エース山下瞳月が20歳に━━振付師 TAKAHIROも絶賛の魅力とは?

山下瞳月(左)と藤吉夏鈴(右)
山下瞳月(左)と藤吉夏鈴(右)
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025

2025年1月22日(水)、櫻坂46の山下瞳月が20歳の誕生日を迎えた。2024年の櫻坂46は彼女を中心に回っていたと言っても過言ではないだろう。2作連続で表題曲センターを務め、6月の東京ドームライブでは『自業自得』、9~10月の「三期生ライブ」は『静寂の暴力』、そして11月の「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」 では『I want tomorrow to come』と、いずれのライブも彼女のセンター曲が本編を締め括っており、ライブパフォーマンスが最大の魅力である櫻坂46において、小さな体で存在感を放っていた。誰よりも期待と重責を背負った彼女は、ある先輩メンバーを頼りにしている。

デビュー前の合宿から山下の才能は際立っていた。欅坂46時代からグループを見守ってきた振付師のTAKAHIROは「一番踊れている」、「パフォーマンスと気持ちがリンクしていて、ゾワっとするものがあった」と絶賛。その後、三期生曲『静寂の暴力』(6thシングル『Start over!』収録)でセンターに抜擢された山下は、前作のフレッシュさ溢れる曲調から一変した、曲名や歌詞が作り出す独特の世界観を表現してみせた。ライブでは、イントロが流れると会場中の照明やファンのペンライトが消え、タイトル通り静寂の世界に包まれる。暗闇の中を1人で歩く山下と衣装がこすれる音、そして息遣いだけが聞こえる演出は、Buddies(櫻坂46ファンの総称)の度肝を抜いた。

そして山下は、三期生が初めて表題曲に参加した7thシングル『承認欲求』(2023年10月リリース)にフロントメンバーとして初選抜入り。2024年は櫻坂46がリリースしたシングル3曲の内、9thシングル『自業自得』・10thシングル『I want tomorrow to come』で2作連続センターを経験し、新エースに名乗りを上げた。表題曲でフロントもしくは2列目しか経験していないのは三期生で彼女のみであり、歴代の表題曲センター経験者の中でも田村保乃、森田ひかる、山﨑天の3人だけだ。

そんな山下が頼りにしている先輩メンバーが二期生の藤吉夏鈴だ。冠番組や公式SNSでは、2人のじゃれ合う様子にBuddiesの注目が集まっているが、その一方で、2人は葛藤を分かち合える関係性でもある。

冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』の「カメラロール美少女コンテスト」企画(2024年2月放送)では、山下がモデルの写真を複数のメンバーが紹介した際、藤吉は「私の方が可愛く撮れてますよね、ぶっちゃけ(笑)」と自信満々に語っていた。他メンバーからは「藤吉の一方通行の愛が強い」と言われていたが、実際は「今日はワンショット撮らなくていいんですか?」と山下から催促していたことが判明している。

他にも、グループ公式YouTubeチャンネルの「【Vlog】海外ライブin香港!&自由時間もしっかり満喫!」では、ライブ出演後の藤吉と山下が集団から離れた場所で会話する様子や、公式Xでは山下が藤吉の頬をつついたり、手を取って無理やり拍手をさせるなど、山下が藤吉を可愛がっているのが確認できる。また、WEBラジオ『さくみみ』では、藤吉が他の三期生メンバーにも「かわいい」と言っていることに嫉妬した山下が、藤吉にクレーム。「山下ちゃんにしか言ってないよ」と弁明する藤吉に対し、「そういうのはいいです!」とキッパリ断るツンデレな一面を見せる山下だった。

一方、パフォーマンス面では、藤吉が山下の才能に惚れ込んでいる。ラジオ番組『澤本・権八のすぐ終わりますから。』(2024年10月27日放送)で藤吉は、山下に関して「2列目3列目にいる時とかは、馴染んでいる感じなんですけど、センターに来た瞬間、急に花が出るというか」と表現していた。この言葉からは、山下のセンター適性の高さと、センター以外では他のメンバーを際立たせる器用さを兼ね備えていることが窺える。さらに藤吉は「惹きつけられますよね、一番好きな輝き方です。どこでも輝くとかではなく、急にワッとなる人が魅力的だと思うので」と絶賛していた。

そんな山下も藤吉を頼りにしているエピソードがある。B.L.T.8月号(2024年6月28日発売/東京ニュース通信社)で山下は、満足いくパフォーマンスができず落ち込んでいた際に、「藤吉さんが近くにいたので、もう思わず『今日、ダメでした』って抱きついて……。そしたら『何もダメじゃないよ』って、励ましてくださって。その藤吉さんとの時間で完全に消化(≒昇華)できた。葛藤をきっと分かってくださるのは藤吉さんだなって直感的に思って、打ち明けました」と語っている。2人だからこそ通じ合えるパフォーマンス観があるのだろう。山下が『静寂の暴力』や『自業自得』で会場の空気を変えるように、2024年11月開催の『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』では、藤吉が『一瞬の馬』や『Start over!』でセンターに立ち、会場の空気を一変させていた。藤吉の「センターに来た瞬間に花が出る」は、彼女たち2人に当てはまるものだと筆者は感じている。

力強いパフォーマンスと曲のメッセージを表現するのに長けている山下だが、「三期生ライブ」の『確信的クロワッサン』では、可愛らしさに特化したアイドルスマイルで観客を魅了。終演後のブログではオフショットと共に、「メモ。ピース以外のポーズで写真撮れるようにする」というメッセージを添えており、ふとした瞬間に出る、彼女のアイドル適正の高さも魅力の一つだ。

デビュー直後のBUBKA6月号(2023年4月発売)で山下は、「入りたい部活がなかったので、誘われたダンス部に入ったんです」、「ダンス部を辞めて『もう踊ることはないだろうな』と思っていたけど、気づいたら櫻坂46で踊っていました」と語っていた。彼女は運命に導かれるように今のポジションに立っているのだ。一度は挫折したダンスが、今では彼女の武器となっている。彼女が歩む道こそが、櫻坂46の軌跡となっていく。

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