2024-03-05 06:00

RHYMESTER宇多丸が語る…進化ぶりが著しいスターダストプラネット勢

RHYMESTER宇多丸
RHYMESTER宇多丸

RHYMESTER・宇多丸が、オススメのアイドルソングを中心に、J-POPを徹底批評する。

「 待望のアルバム」と言えばもちろん、日本型アイドルポップの理想形を孤高に追求する文坂なの『だけど、わたし、アイドル』……絶好調きなみうみによる新録タイトルチューンも、儚く輝く80’s調ミッドテンポ・ナンバーで、当然のように素晴らしい。今月のきなみうみ仕事としては、フィロソフィーのダンス『GO SURVIVE』もナイスファンク!

目下の音楽的充実・進化ぶりが著しいスターダストプラネット勢、今月はなぜか、Jazzin’parkによるAMEFURASSHI 『Sneaker’s Delight』をはじめ、私立恵比寿中学『トーキョーズ・ウェイ!』(ここではフロア用に強化された『Moe Shop Remix』の方を選ばせていただきましたが)、岩崎慧が手がけたukka『Overnight Rainbow』と、生音感強めのファンキーなディスコが集中した感が。もちろんどれもサイコー!

jubilee jubileeのアルバム『portamento』新録曲『さよならmemento』もこれまでになくストレートにオーセンティックなディスコチューン……それでいてやはり特有の抒情性も豊かで、美しい。

一方、5人組声優アイドルグループFenomenoの『I’mNotAYesman』は、ご存じ宮野弦士&SAWAによる一種ハロプロ的なケレンも感じさせるフュージョン~ディスコナンバー、超ゴキゲン! 宮野弦士の声優関係仕事で言うと、麻倉もも『幸せって書いて』のアレンジも流石のセンスでした。

本家ハロプロディスコも無論負けてない! 例えばOCHA NORMAのボリューム満点アルバム『CHAnnel #1』新録曲、『宇宙規模でダイスキ宣言!』における平田祥一郎編曲の圧倒的パワー、やはり他ではなかなか聴けないレベル。

パワーという点では今この人にかなう相手はいないのでは? という気がするMAINAMIND、新曲『Baby Love You』はモータウン調を彼女の現代的センスでサクッと料理したような余裕の一作。また、KiSS KiSS『チョコキス!!』の変則的ビートとメロディの中毒性や、大森靖子&クラムボン・ミトによるZOC『QUEEN OF TONE』の7分かけて荘厳の域に行くヒリヒリした物語性にも、ヤラれました!

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 皆藤愛子、16年ぶり写真集発売決定「気持ちも体もそのままの自然体で撮影」ロケ地はケアンズ
  2. 「私の全部をぶつけます。見ていてください」乃木坂46 五百城茉央が初アンダーライブで叫んだ「変わりたい」という思い
  3. 乃木坂46矢田萌華「6期生にとって大事な曲」を台北ファンの前でパフォーマンス
  4. NMB48芳賀礼、銀シャリ橋本とのシーンに爆笑「笑いをこらえるのに必死すぎて…」
  5. 高嶺のなでしこ・城月菜央「驚き方は見てほしいポイントの一つ」、オムニバス映画『埼玉の怖い話』舞台あいさつに出席
  6. 櫻坂46森田ひかると過ごす幸せ全開クリスマス!『週刊少年マガジン』表紙&巻頭を飾る
  7. 「アイドルに向いていると思ったことはありません」乃木坂46卒業の松尾美佑、五百城茉央に贈った言葉がきっかけでアンダーの心が一つに
  8. 日向坂46大野愛実センター『クリフハンガー』ジャケットアートワーク公開!テーマは「光が差す方へ」
  9. 「アンダーライブを好きでいてください」乃木坂46卒業の矢久保美緒が、アイドル人生を捧げたアンダラのステージで伝えた言葉の重み
  10. 乃木坂46 池田瑛紗、“推しメン”を公言の後輩と“推し作品”の展示会へ「これはデートですか⁉」「初号機と戦えるビジュアル」
  1. 皆藤愛子、16年ぶり写真集発売決定「気持ちも体もそのままの自然体で撮影」ロケ地はケアンズ
  2. 「私の全部をぶつけます。見ていてください」乃木坂46 五百城茉央が初アンダーライブで叫んだ「変わりたい」という思い
  3. 乃木坂46矢田萌華「6期生にとって大事な曲」を台北ファンの前でパフォーマンス
  4. NMB48芳賀礼、銀シャリ橋本とのシーンに爆笑「笑いをこらえるのに必死すぎて…」
  5. 高嶺のなでしこ・城月菜央「驚き方は見てほしいポイントの一つ」、オムニバス映画『埼玉の怖い話』舞台あいさつに出席
  6. 櫻坂46森田ひかると過ごす幸せ全開クリスマス!『週刊少年マガジン』表紙&巻頭を飾る
  7. 「アイドルに向いていると思ったことはありません」乃木坂46卒業の松尾美佑、五百城茉央に贈った言葉がきっかけでアンダーの心が一つに
  8. 日向坂46大野愛実センター『クリフハンガー』ジャケットアートワーク公開!テーマは「光が差す方へ」
  9. 「アンダーライブを好きでいてください」乃木坂46卒業の矢久保美緒が、アイドル人生を捧げたアンダラのステージで伝えた言葉の重み
  10. 乃木坂46 池田瑛紗、“推しメン”を公言の後輩と“推し作品”の展示会へ「これはデートですか⁉」「初号機と戦えるビジュアル」

関連記事