2022-05-04 18:10

元ジュディマリTAKUYAがエビ中楽曲「ハイタテキ!」に込めた思い<私立恵比寿中学の音楽のすべて>

元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYAがエビ中について語る
元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYAがエビ中について語る
写真提供:BARKS

私立恵比寿中学のあの名曲は、どのように誕生したのか? 不安定な歌唱力を自称していたエビ中は、なぜ実力派ボーカリスト集団に成長したのか? 作詞・作曲・編曲家陣に話を聞くことで、その正体を言語化する当連載。今回は、元JUDY AND MARYのギタリストであり、『ハイタテキ!』『紅の詩』を手がけたTAKUYAに語ってもらった。

最大の発明〈惚れたっ!〉

――TAKUYAさんが最初に手がけられたのは『ハイタテキ!』(2014年11月リリースの7thシングル)ですが、携わるきっかけとしては?

TAKUYA 当時のソニーのエビ中担当者がジュディマリファンで、僕と仕事したかったらしくて。それで依頼がきて、「ジュディマリみたいな曲、お願いします! すごいのお願いします!」みたいな。そんな依頼があって(笑)。

――私立恵比寿中学というグループは?

TAKUYA 名前ぐらいは聞いたことがあったかもしれない。だから、依頼があってから過去の曲をYouTubeで観たりして、“永遠に中学生”というコンセプトで、全部ヘタクソなことが売りだみたいなことを知っていって。

――「不安定な歌唱力とキレのないダンス」がコンセプトでした。

TAKUYA そうそう。だから、正統派アイドルじゃないんだなっていうのだけはわかった(笑)。ちょっとウケを狙うというか、ギャグ優先というか。(松田)聖子ちゃんではないんだなっていう。

――『ハイタテキ!』というタイトルが、まずは個性的です。

TAKUYA 歯医者に行ったんですよ。で、治療を受けてるときに「『ハイタテキ!』っていいなあ」と思って。“歯が痛い”と“排他的”がかかってて、「これは『ハイタテキ!』だな!」と思って曲を作っていって。自分の曲では珍しいけど、タイトル先行なんです。我ながら、名作だなと思ってますね。特に『ハイタテキ!』における最大の発明は、〈惚れたっ!〉かな(笑)。

「BUBKA6月号」コラムパック
「BUBKA6月号」コラムパック

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  3. 乃木坂46与田祐希「『難しいからやらない』『あきらめる』っていうのは絶対違うなと思う できる限りは全力で挑戦したいなって思います」
  4. プロレスラー・山本喧一(ヤマケン)が語る「令和UWF構想」への想いと苦悩
  5. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  6. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#46「今しか見られない景色を見てきました」
  7. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  8. NZA(永野)×D.O、楽しむという鎖に繋がれた異端児が再び交わる、白昼堂々130分!
  9. 吉田豪「What’s 豪ing on」Vol.9 坂本慎太郎、ブレイクしたくない 好きな人に届いているいまがベスト
  10. 渡辺正行「テレビに出る前の原石を、たくさん見ることができたのは幸せですよね」
  1. 「仲間じゃないです」乃木坂46 松尾美佑がかつて拒否したアンダーの絆━━アンダー楽曲センター、座長経験を経て立つ最後のステージ
  2. 乃木坂46中西アルノ「いいこと言ってるけど…」遠藤さくらに遠慮がちにツッコミ
  3. 日向坂46上村ひなの「ちゃんとやりますね、じゃあ」“変化急”な動きに一同苦笑い
  4. 乃木坂46矢田萌華、“秋田が好きだ!”キャンペーンキャラクターに就任…TVCM、ロングインタビュー、連載コラムも予定
  5. 櫻坂46山﨑天&中嶋優月「結構入れてる~!」ドンピシャなハモリに爆笑
  6. ラフ×ラフ1stアルバム収録内容解禁、『何満開』『一期八会』のほか中西圭三書き下ろし楽曲も
  7. 日向坂46松田好花がグループ卒業を発表「私を見つけてくれて、出会ってくれてありがとうございました」
  8. 乃木坂46松尾美佑、暴走する中西アルノを強引に“ねじ伏せる” 異様な光景にバナナマン爆笑
  9. 乃木坂46 期待の6期生・矢田萌華が加入2ヶ月で叶えた夢、地元秋田の大スター・生駒里奈への想い、小学生の頃のあだ名「もったん」の理由
  10. 乃木坂46・6期生『新参者 二〇二五 Live』完遂!瀬戸口心月「一緒に走り抜けてくれてありがとう」森平麗心「もっと坂道を登っていきたい」

関連記事