2022-01-06 06:00

【BUBKA2月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第38回「蝶野正洋」

打てば響く橋本真也とか、武藤敬司みたいな「こうしたら、こうなる」っていうのが全然想像できない相手だったから初対決はやりづらかった。どうしたらいい試合になるのか、どうしたらお客に響くのか……武藤だったらムーンサルト・プレスとかロープに走ってのエルボードロップ、橋本ならキックがあるけど、蝶野の場合は「何をどうしたら、観に来ているお客が蝶野をキャッチしてくれるのかな?」っていう意味で難しかったね。武藤はオールラウンドで何でもやれる天才、橋本なら爆発力の破壊王だけど、蝶野は表現しづらいよ。“黒のカリスマ”っていうキャッチフレーズはプロレスそのものとは関係ないからね。

だから初対決の時は苦肉の策で「蝶野のSTFか? 天龍の新技WARスペシャルか!?」をテーマにしたのかもしれないな。結末は、どちらの技でもなくて、俺のパワーボムだったけどね(苦笑)。でも、あのSTFをルー・テーズから学んで日本に持ち帰ってきたっていうのには感心していたんだよ。海外に出て模索しながら、苦労しながら、テーズをバージニアまで訪ねてSTFを学んで使っている蝶野を見た時に、多分、アメリカに4年近くいた俺は、コテコテのアメリカン・プロレス寄りだと感じたんだろうね。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 乃木坂46矢久保美緒さん、黄色のサイリウムカラーに込めた思い
  3. DABO「Platinum Tongue」かく語りき…Rの異常な愛情 番外編
  4. 【BUBKA WEB限定カットあり】私立恵比寿中学・星名美怜、昨年開催された「大学芸会」を振り返る
  5. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  6. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  7. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#49「レッカーを経験しました。」
  8. 「イコラブ」野口衣織、大谷映美里に赤面…「これ見ていいの!?」
  9. “教養としてのラーメン”著者・青木健「ラーメンって、答え合わせをして食べるようなものじゃないと思うんです」
  10. 齋藤樹愛羅さん、20歳の奇跡~=LOVEの“永遠の妹”が大人になる日~
  1. 櫻坂46森田ひかると過ごす幸せ全開クリスマス!『週刊少年マガジン』表紙&巻頭を飾る
  2. 「アイドルに向いていると思ったことはありません」乃木坂46卒業の松尾美佑、五百城茉央に贈った言葉がきっかけでアンダーの心が一つに
  3. 日向坂46大野愛実センター『クリフハンガー』ジャケットアートワーク公開!テーマは「光が差す方へ」
  4. 「アンダーライブを好きでいてください」乃木坂46卒業の矢久保美緒が、アイドル人生を捧げたアンダラのステージで伝えた言葉の重み
  5. 「松田のエピソードトークが聴きてぇな!」オードリー若林、日向坂46松田好花の無敵発言に「上り詰めたな!」「聞き捨てならない」と芸人のプライドを触発!
  6. 乃木坂46「40thSGアンダーライブ」座長・五百城茉央「2026年の乃木坂46にも期待していてください!」
  7. HKT48地頭江音々“卒業写真集”のタイトルが『ねね』に決定!表紙カットも公開に
  8. 櫻坂46石森璃花・向井純葉・村井優・村山美羽が表紙を飾る!焚き火にBBQ…キャンプグラビア
  9. 乃木坂46「40thSGアンダーライブ」松尾美佑・矢久保美緒の卒業セレモニーにクリスマス特別企画、『純粋とは何か?』を歌った日本武道館3dyasが閉幕!
  10. 乃木坂46“魂”のアンダーライブ特集インタビュー|田村真佑×松尾美佑、ラストステージを迎える同期に伝えたかったこと

関連記事