2021-12-04 11:00

【BUBKA1月号】侍戦士と振り返る、80、90年代の豪快プロレス黄金時代…越中詩郎

11月30日に発売された「BUBKA1月号」より、話題のコラム記事を抜粋して紹介する。

プロレスラー越中詩郎にインタビュー
プロレスラー越中詩郎にインタビュー
写真提供=平工幸雄

80~90年代のプロレス界はまさに激動であった。ファンは歓喜し、それに鼓舞された選手たちの熱も一層高まっていた。もちろん激動だったのはリング上だけではない。リングを降りても怪物たちの豪快さは健在。当時の全日本、新日本を知る彼に、その豪快で華々しい時代を振り返ってもらった。

長州からの金言

――越中さんは、1979年に全日本プロレスでデビューということで、まさに激動の80~90年代のプロレスを全て体感してきたわけですよね。

越中 そうですね。俺も現役なんで、まだ過去を振り返って総括みたいなことはしたくないけど、やっぱりやってて楽しかったですよ。

――ファンにとって最高の時代でしたけど、選手も楽しかった、と。

越中 そういうのはお客にも伝わったんじゃないですか。当然、辛いこと、厳しいことの方が多いけど、楽しくなきゃ続かないもんね。自分なんかは、時代にも恵まれたと思いますよ。アントニオ猪木さんとジャイアント馬場さんが両団体のトップとして凌ぎを削ってた最後の頃を経験しているし。自分たちの上には、ジャンボ(鶴田)さん、天龍(源一郎)さん、藤波(辰爾)さん、長州(力)さんが高い壁としていてね。そういう先輩方がいたことも、僕らは幸せでした。

――越中さんは、その4人全員と深い関わりがありましたしね。

越中 それは言葉にできないくらいの影響力で、自分の体に植え付けられたと思うんですよ。新日本では最初、藤波さんのグループ(ドラゴンボンバーズ)にいて、あとから長州さんが来て。天龍さんとはWARとの対抗戦で何度も何度も闘ったし。

――鶴田さんとは直接対戦することはありませんでしたけど、若手の頃は、よく行動を共にしていたんですよね?

越中 そう。プロレス業界でのいろはを教えてくれたのがジャンボさんだから。僕はプロレスのキャリアの中で、入門してから何年間かジャンボさんと同じ屋根の下ですごしたっていうのは、本当に貴重な体験だったと思いますよ。

コラムパック(電子版)のご購入はこちら

「BUBKA2022年1月号コラムパック」
「BUBKA2022年1月号コラムパック」

Amazon

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#13「プロにおまかせしてきました」
  2. 乃木坂46星野みなみ「違う人生を選んでいたらどうなっていたんだろうって気にはなるけど、乃木坂46に入って良かった」
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  5. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#23「足跡、はじめました」
  6. 吉田豪「what’s 豪ing on」Vol.4 澤部渡、「呪い」をどう楽しむかと思ってた
  7. 【吉田豪インタビュー】渡辺俊美、頑張らないこそ築けたキャリア
  8. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  9. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  10. ギャロップ林健“チャーハン林”が唸った絶品5皿【BUBKAアワード】
  1. 乃木坂46 6期生・瀬戸口心月、愛らしいルックスで表紙を飾る
  2. ≒JOY・江角怜音、強さと美しさを表現
  3. SKE48長谷川雅「みんなで精いっぱい頑張っていきます」若手メンバーによる新公演スタート
  4. 「乃木坂46の流儀」に日向坂46 松田好花が信じられないと驚嘆! 理想の先輩・久保史緒里の「グループアイドル論」
  5. 「誰かに慰めて貰うためにアイドルになりたかった訳じゃない」乃木坂46 岡本姫奈が選抜発表で芽生えた「悔しさ」の理由
  6. STU48信濃宙花&新井梨杏、映画『鬼ベラシ』舞台あいさつに登壇!次回演じたい役は?
  7. 「シャコタン鳥」が大バズり!「写真で一言」だけじゃない乃木坂46大越ひなのの文才と、バナナマン日村も絶賛のバラエティ力
  8. STU48中村舞ら大勢のファンに感謝!映画『鬼ベラシ』“舞台あいさつツアー”無事終了
  9. 櫻坂46新メンバー・四期生の初ステージ!「団結」「圧倒」「咲き続ける」を掲げ、グループの一員としての活躍を誓う
  10. 北川景子・山﨑賢人ら所属のスターダストプロモーションがオーディションを開催