2024-09-09 19:10

大エース髙橋宏斗頼みのドラゴンズ先発陣に嘆きの喝! 青味噌のみそみそダイアリー 第2回

「バンテリンドーム ナゴヤ」(ナゴヤドーム)
「バンテリンドーム ナゴヤ」(ナゴヤドーム)

「宏斗しか勝てん」

ため息も出るシーズン終盤戦……。
2024年の中日ドラゴンズは思わず「髙橋宏斗しか勝てん」そう言ってしまいたくなるようなチームになっているのです。今季の中日ドラゴンズは現時点でセントラルリーグの5位。中日ドラゴンズとして初となる2年連続最下位に沈んでいるチーム状況の中、今年もここまで積み重ねた借金は15に達しており、6位のヤクルトとは2.5ゲーム差。今年も最下位圏内、苦戦が強いられている状況が続いています。なんで中日ドラゴンズはこうも勝てないのか。燦然と輝く大エース髙橋宏斗の活躍の影に隠れた、中日投手陣の問題点を語っていこうと思います。

打てない? いや、そうでもない

先発陣の問題点の前に、まずは打撃面とリリーフ投手陣、こちらを見ていこう。打撃面に関して、得点数はリーグワーストで、苦戦の一因であるのは確かなのですが、打撃面の成績に関しては去年と比較して確実に上向いているのです。現に細川成也をはじめ、福永裕基、石川昂弥、カリステなど打撃面で一定の成績を残せている打者はかなり揃っていると感じています。リリーフ陣を見てみても、むしろ「球界最強レベル」であり守護神マルティネスを筆頭に清水達也、松山晋也、藤嶋健人、橋本侑樹、齋藤綱記など強力な投手が揃っていると言えるのです。

そんな今季の中日の課題は何か? 個人的には先発ではないかと考えています。今季の中日のチーム先発防御率は3.20。これは12球団で見てもワースト3位の数値。本拠地が投手有利と言われるバンテリンドームであることを考えたら明らかに課題と言わざるを得ません。また先発投手のみで36勝52敗とここだけで借金16。平均イニングに関しても12球団でワースト3位なのです。

稲尾和久・田中将大を超える大記録の予感

しかし、そんな中日ドラゴンズ先発陣、1人だけ飛び抜けた投手がいるのも間違いない事実、それが髙橋宏斗なのです。防御率1.14(9月9日現在)は12球団の規定投手で見てもナンバーワン。他の先発投手が合計で25勝48敗と借金23を作っている中で、1人だけ11勝3敗で8つの貯金を作っているのです。そして、ここまで昨季から143イニング連続以上被本塁打なしを続けており、ここまでの一年間で打たれた本塁打がゼロ。もしこれを年間通じて続けられればNPB歴代新記録が待っています。これまでの規定以上被本塁打最小記録の保持者は稲尾和久、ウルフ、田中将大の持つ「2」であることを考えると、記録的なピッチングを続けていることが分かると思います。さらに奪三振率もリーグNo.1、ゴロ率もリーグNo.1、結果を見ても内容を見てもリーグ最強投手として君臨しているのが現状なのです。防御率もリーグ1位、そして勝利数と勝率、奪三振でも全てリーグ4位以内には名前を連ねているため、複数タイトル、さらに沢村賞などのタイトルも期待できると考えています。2リーグ制以降では村山実以来2人目の規定防御率0点台の可能性すら残っているのです。

なりふり構わず先発補強を

そんな歴史的な可能性を持つ髙橋宏斗を擁しながら、先発陣が課題というエースとそれ以外の差が大きくなってしまっているのが今季の中日ドラゴンズ。髙橋宏斗の実力を考えたら数年後にアメリカに飛び立ってもおかしくないですし、彼なら莫大なポスティング資金を落としてくれることも考えられます。だからこそ、彼がいるうちに周りの先発ローテを固め、髙橋宏斗という「球界の宝」がいるうちにチームを上位へと導く戦力を構築したい、そう願ってやみません。リリーフからの転向、ドラフト、FA、トレード、助っ人、そして復活や覚醒も……とにかく今オフのテーマは「先発補強」、髙橋宏斗に次ぐ柱の構築を進めるべきだと思っています。「宏斗以外も勝てる」チームを作りあげてほしい、そう思う今日この頃です。

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