2024-07-10 19:00

「オースティン」は「蒼彗天」!?横浜DeNAベイスターズの限定ユニフォームが斬新!オリックスもBクラス低“迷”期時代のユニフォームが凄かった!!

横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeチャンネルより
横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeチャンネルより

9日(火)、横浜スタジアムで行われた「横浜DeNAベイスターズ×中日ドラゴンズ」戦は、延長11回に横浜のタイラー・オースティン選手がサヨナラホームランを放ち、劇的な幕切れとなった。試合後、ホームランを打ったオースティン選手の名前に加え「蒼彗天」という見慣れぬ単語がSNS上に散見された。この試合、終盤の劇的な展開に加え、試合開始から選手たちのユニフォームにも注目が集まっていた。

7月9日~7月11日の「DeNA×中日」の3連戦で、横浜の選手はスペシャルユニフォームを着用することがアナウンスされていた。「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2024 Suppoted by 横浜銀行」の一環として作られたユニフォームは、横浜市の花である「薔薇」とチームカラーの「青」をテーマにした“和テイスト”となっており、青薔薇の花言葉である「奇跡」「夢がかなう」という意味が込められている。

選手の胸や帽子に書かれている「横浜」には、旧字体を用いた「横濱」の二文字が記されており、文字の間には青薔薇のイラストがプリントされている。また、ユニフォーム全体には江戸時代の絵師・葛飾北斎が描いた横浜港付近がモデルと言われる作品『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を題材とした波模様があしらわれている。

選手名の表記も“和テイスト”となっており、本来のアルファベットから漢字に。外国人選手の名前も漢字で書かれており、前述の「蒼彗天」は「オースティン」を漢字で当て字したもの。音の響きや応援歌の「蒼く光る彗星」から「蒼彗天」という名前が与えられた。他にも、7回に登板したローワン・ウィック選手が「狼湾」、育成選手として2019年の来日後、5年間の下積みを経て、支配下登録を勝ち取ったジョフレック・ディアス選手には、「泥臭く生きてきた、そして愛されるように」という理由から「泥愛州」の文字が与えられたことが、球団公式Xで明らかになっている。

斬新なデザインが注目された「横濱」ユニフォーム。しかし、歴史を振り返ると、パ・リーグ球団は特に、これまで多くの斬新なユニフォームを生み出してきており、その中でも“迷作“とでも呼ぶべきものも多数存在している。

記憶に新しい2023年には、日本ハムの新庄剛志監督がプロデュースした襟付きユニフォームが話題になった。闘争心をイメージした赤色と締め色の黒色のカラーリングで、胸元全体には大きく金のVがあしらわれた、ド派手なユニフォームが作られた。

また、筆者が応援している球団で、奇抜なユニフォームの先駆者といっても過言ではない、オリックスバファローズも忘れてはいけない。2015年の「地球柄ユニフォーム」や、女性ファン向けとして考えられた「チェック柄ユニフォーム」、大阪のおばちゃんをイメージして作られた「ヒョウ柄ユニフォーム」などが有名だ。球団公式動画で、オリックスの選手がユニフォームの人気アンケート中に「斬新」と連呼するほどで、ファンからは「チェック柄はパジャマみたい……」や「地球柄の次は宇宙柄だったよな」と、Bクラス低“迷”期時代のユニフォームがイジらている。

限定ユニフォームでの初戦を勝ち取った横浜DeNAベイスターズ。残り2試合も連勝し、良い思い出の詰まったユニフォームとして、ファンの記憶に残ってほしい。

・関連記事
【野球コラム】プロ野球死亡遊戯「1991年の金田ロッテ編」

【野球コラム】プロ野球死亡遊戯「1958年の加藤近鉄編」

【野球コラム】プロ野球死亡遊戯「1979年の広岡ヤクルト編」

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. SKE48荒井優希&赤井沙希“令和のAA砲”、第10代プリンセスタッグ王座陥落
  2. 【プロ野球】気鋭の中日ファン“赤味噌”が立浪ドラゴンズを語りに語る!「中日が久しぶりに強いところを見たいんです」
  3. ヤクルト村上宗隆「演技100点でもいいのかな」初のCM撮影に挑戦
  4. プロ野球・高津臣吾、新庄剛志…2022年シーズン開幕直前緊急企画!監督たちのララバイ2022
  5. 田村潔司「解析UWF」第13回…リングスのエースの座を継承するに至るまで
  6. 大エース髙橋宏斗頼みのドラゴンズ先発陣に嘆きの喝! 青味噌のみそみそダイアリー 第2回
  7. すべての球団は消耗品である「#4 1994年の鈴木近鉄編」byプロ野球死亡遊戯
  8. 番長キャラじゃない西武時代のものすんごい清原和博を大いに語ろう!!
  9. SKE48鎌田菜月、“競馬場の達人”で爪痕残す「競馬って夢ありますね」
  10. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  1. 日向坂46「丹生明里卒業セレモニー」、グループを象徴する笑顔の“にぱー”と美しい涙
  2. 「日向坂46 丹生明里卒業セレモニー」オレンジ色に染まった会場で披露した「絶対にやりたい曲たち」
  3. 櫻坂46、香港最大級の音楽フェスメインステージに立つ
  4. 日向坂46 丹生明里卒業セレモニー初日はグループ初の試み、熱狂の『NIBUCHAN-PIONSHIPS』開幕!
  5. 「ひなたフェス2024」初日が終了!22歳の誕生日を迎えた圧倒的センター小坂菜緒の魅力
  6. 日向坂46 小坂菜緒、13thシングル『卒業写真だけが知ってる』のセンターに決定!6度目のポジションに「みんなのために頑張らなきゃ」
  7. ラジオ聴取率V5を狙う日向坂46松田好花に天才と天然の“迷物”コンビ襲来で「ちょっと黙っておいてもらえるかな」
  8. 乃木坂46五百城茉央、お団子ヘア&キャミソール姿の素な新カット解禁
  9. 日向坂46小坂菜緒センター、13thシングル「卒業写真だけが知ってる」新アーティスト写真公開
  10. 日向坂46金村美玖が「46時間TV」の“神”オフショットを公開!正源司陽子と小坂菜緒の貴重なツーショットに「さすが#mikugram」の声が続出‼