2023-01-01 11:30

音楽プロデューサーNight Tempoが語る必聴アイドルソング【BUBKAアワード】

「BUBKA2月号」BUBKAアワード、Night Tempo氏
「BUBKA2月号」BUBKAアワード、Night Tempo氏

今年もやってきました、BUBKAアワード! 編集部の独断と偏見で、2022年に活躍した著名人にインタビューを行うこの企画。音楽プロデューサー/DJとして活躍中のNight Tempo氏が、必聴アイドルソング5選を語る。

まずは曲より“声”

1曲目はSKE48チームKⅡ『ハートブレイカーズ』。僕はもともとアイドルプロデュースがしたかったので、ちょうどいいタイミングでこのお話をいただきました。『ハートブレイカーズ』はダンスというより歌唱の曲で、ミディアムテンポで、みなさんがキラキラ見えるようなものを目指しました。僕は今回の公演(12月11日から始まった約11年ぶりとなるチームKⅡオリジナル公演「時間がない」)で4曲提供しているんですけど、それは48系とか日本のアイドルソングとは全然違うもので。今回はメンバーのみなさんが持っているものを少しでも引き出すことができるように、一人ひとりの声がわかるような表現の仕方を考えました。『ハートブレイカーズ』の作詞は土岐麻子さんで、すごく素敵な歌詞をつけてくださって、乙女の心と感情を表現できたと思います。タイトルも土岐さんからいただきました。音楽を聴くのが好きな方にも楽しんでもらえる、音楽的なアイドル曲になったかと思います。

日本のアイドル業界は安売りが続いてしまって物販中心になっているので、あんまりイメージがよくないのが現状ですよね。音楽好きなファンはアイドルから離れていって、日本のアイドル曲と言ったら最初から無視されることも多くなっていると思います。アイドル専門以外の音楽メディアでは扱われないし、音楽配信サイトでもあまりピックアップされない。そういう現状を少しずつ変えていきたいと思っていて、今回は自分のやりたい方向で、自分が見たいアイドルを試してみたという感じです。グループのアイドルとしては初めての仕事だったんですけど、今後も色んなアイドルプロデュースをやっていって、みなさん一人ひとりの魅力を引き出す形にできたらなと思うし、年齢層が上の男性だけでなく、少しでも同世代の女の子たちにも共感されたり、支持されたりできたらいいなと思います。

――記事の続きは発売中の「BUBKA2月号」で

取材・文/南波一海

Night Tempo=ナイト テンポ|韓国出身のプロデューサー/ DJ。80 年代のジャパニーズ・シティ・ポップ、ディスコ・チューンを再構築したフューチャー・ファンクで人気を集める。今年2月には著書『Japanese City Pop 100, selected by Night Tempo』(303 BOOKS)を発売。

BUBKA(ブブカ) コラムパック 2023年2月号 [雑誌] Kindle版
Amazonで購入

BUBKA(ブブカ) コラムパック 2023年2月号 [雑誌] Kindle版

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books

紀伊国屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

BUBKA (ブブカ) 2023年 2月号
Amazonで購入

「BUBKA2月号」表紙を飾る日向坂46三期生・上村ひなの

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#45「前から?うしろから?」
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 乃木坂46齋藤飛鳥&星野みなみ「断られると思うけど飛鳥と二人旅に行きたい!」
  4. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  5. 「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」櫻坂46 山下瞳月の魂の叫び!5年目の勝利にBuddiesたちは態度で示せるか!?
  6. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  7. 乃木坂46・中村麗乃さん“自分の武器が分からない”からの努力~観客を魅了する歌声を手に入れるまで
  8. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  9. 吉田豪「What’s 豪ing on」Vol.7 ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、届ける努力を惜しまなければきっと届く
  10. 阪神・岡田彰布 おーんすぎるズンドコアワード2023…中溝康隆が語る「岡田監督のズンドコA .R .E .ベスト5」
  1. 日向坂46 ARENA TOUR 2025 「MONSTER GROOVE」キャプテン・髙橋未来虹「おひさまと、このツアーが幕を閉じてもまだまだ見たい景色があります」
  2. 工藤美桜、2026年卓上カレンダーの出来栄えは「100点!」ほろ酔い姿も撮影
  3. 「ARENA TOUR 2025 『MONSTER GROOVE』」 楽器演奏にシャッフルメドレー……新生・日向坂46が魅せる圧巻のステージ
  4. 乃木坂46一ノ瀬美空、白いニット帽がお似合い…笑顔あふれる表紙カット公開
  5. ドラマ『悪いのはあなたです』W主演、工藤美桜が明かす“いい夫婦”
  6. 日向坂46最年長の松田好花、最年少の妹分・渡辺莉奈が「淡々と冷静」のあちら側ではちゃんとフィーバーしてることを知り、公式ネキ安心
  7. 人気モデル鈴木ゆうか、ラスト20代に向けてさらなる“飛躍”を誓う
  8. 鈴木ゆうか 2026年カレンダー発売!お気に入りは“もこもこおそろい”ショット
  9. 乃木坂46“魂”のアンダーライブ特集
  10. 宮田愛萌「いるんですけど…」一生忘れられない思い出を披露…東京・表参道で写真展開催へ

関連記事