2026-09-07 18:00

乃木坂46 矢田萌華×瀬戸口心月“真夏の全国ツアー”インタビュー|「こっちが撃ち抜いたら、撃ち抜かれてほしいです。これがアイドル心理です」パフォーマンスで示す2年目の成長

写真左から、瀬戸口心月と矢田萌華

8月20日~23日の4日間、乃木坂46「真夏の全国ツアー2026」の最終公演が、東京・明治神宮野球場公演で行われた。新キャプテン・菅原咲月や初センター・一ノ瀬美空を中心に、乃木坂46が駆け抜けた2026年の“真夏”がどんな熱を帯びていたのか━━『BRODY10月号』では「変革の夏」と題して特集を組み、最終公演前の彼女たちの言葉を記録した。今回はそんな彼女たちのインタビューを一部抜粋して掲載。2度目の「真夏の全国ツアー」で感じた自身の成長と、新たな課題を語ってもらった。

舞台下の青春

━━ツアーのいいところは続けていくことで向上していくことだと思います。初日のサンドーム福井(6月13日)からどのように変化してきましたか?

瀬戸口心月(以下、瀬戸口):自分たちでライブを作ろうという気持ちがどんどん大きくなってきました。今年は『ビリヤニ』で萌華と一緒に煽りを考えたりして、自分たちが率先して考える場面が増えたんです。初日の福井は必死だったけど、その後はどうしたらもっといいものを提供できるんだろうって考えられるようになりました。

━━スタッフさんや先輩が教えてくれることもあると思います。

瀬戸口:スタッフさんが、「煽りは文字を詰め込みすぎだから、少なくしてハキハキと話したほうが伝わるんじゃない?」と具体的に教えてくださいました。煽りは同期もそうだし、先輩方もいつも褒めてくださって。

矢田萌華(以下、矢田):「楽しみ」って言ってくれるよね。

瀬戸口:その言葉で頑張れています。

矢田:私としては、去年のツアーは「成長したい」と言いつつも、実際に成長を実感できませんでした。褒めてもらっても、「ほんとかな?」と思ってしまって。でも、今年は具体的にダンスのここを上手くなろうとか、ライブごとにブラッシュアップできている気がしていて。「だったら、次はもっとこうしよう」と次の目標や課題が見つかって、自分の中でスタンプラリーみたいに、どんどんマスが埋まっていっているような感覚があります。

━━そして、明治神宮野球場4DAYS(8月20~23日)でツアーは完走となります。去年の神宮のことは覚えていますか?

瀬戸口:覚えています。

矢田:花道の下を6期生がしゃがんで歩いて……。あれは大変でした!

瀬戸口:初めてだったしね。

矢田:こういう陰の大変さがあるんだなって思い知りました。「大変だー!」って言いながらみんなで走ったり。でも、それが楽しかったです。

━━青春ですね。

矢田:1年前のことですら、もういい思い出ですもん。青い夏(笑)。

瀬戸口:私、今年の神宮がとっても楽しみなんですよ! セットリストにもワクワクするし、初めてのことがあるので!

矢田:あー、あれか。

━━まあ、それは当日のお楽しみということで。でも、ファンの人たちの楽しそうな顔をステージから見るのって嬉しくないですか?

矢田:嬉しいです。

瀬戸口:それはどの会場でも思います。去年は反応を見る余裕すらなかったですが、今年のツアーはファンの方と一緒に思い出を作りたいなと思って、一人ひとりの顔を見ています。

矢田:私も見えています。

━━「萌華」と書いてあるタオルがあったら、どうしています?

矢田:「バキュン♡」って(笑)。みんな撃ち抜かれてくれます。たまに反応してくれない方がいらっしゃるんですけど、こっちが撃ち抜いたら、撃ち抜かれてほしいです。これがアイドル心理です。

━━ライブにかなり慣れてきた証拠ですね。でも、瀬戸口さんはアルバムのライブ(2月22~23日「乃木坂46 5th ALBUM MEMORIAL LIVE『My respect』」@有明アリーナ)をお休みされましたよね。

瀬戸口:とにかく悔しかったです。6期生で初めて披露する曲もあったので。後に映像を見た時、うるっときました。うわー、出たかったなって。でも、翌月にアンダーライブを控えていたので、「次はやったる!」という気持ちが強かったです。

━━もうかなりの曲の振りを覚えたのでは?

矢田:1年目に比べたら、だいぶ楽になりました。さっき、「こんなに大変な生活が続くのか」と言いましたけど、先輩たちがその時、「いつか楽しいと思える日が絶対にくるよ」と言ってくれて。私としてはその言葉を信じられないくらいパンクしそうでした。でも、2年目になって先輩たちの言葉の意味が少しだけわかりました。ライブを心から何も考えずに「楽しい!」って思えるようになったんです。

━━苦しい時期を超えると楽になるんでしょうね。マラソンみたいに。

矢田:体力はあるほうなんです。心月はチアをやってきたけど、私だってテニスと水泳をやっていましたから! テニスは中学の3年間、水泳は7~8年やっていました。肩はガッチガチでした。私、意外と倒れないですから。

瀬戸口:私も今年から楽しめるようになってきました。今年は任される場面が増えてきて、去年とは違う責任と緊張があるんですけど。

矢田:私は地元の東北(宮城公演)でセンターを務めさせていただいた楽曲があって。たくさん練習したし、煽りも直前まで「もう絶対に大丈夫」っていうくらい練習したのに、本番になったら煽りが全部飛んじゃって。今、思い出しても泣きそうなくらい悔しくて。去年は「悲しい」「悔しい」だけで終わっていたけど、今年はその悔しさをバネにして神宮まで走っていこうという気持ちに変わりました。

取材・文=犬飼華

━━まだまだ続くインタビューは『BRODY10月号』をチェック!「瀬戸口:この1年でライブをいっぱいしてきて、悔しいことがその都度あったけど、萌華みたいに次のライブの原動力にしている気がします。」

瀬戸口心月プロフィール

せとぐち・みつき=2005年7月16日生まれ、鹿児島県出身。プリズムパワーと乃木坂46としてのPRIDEを胸に、この夏さらなる変身を遂げた美少女戦士。矢田とのハネムーン計画の行方にも注目が集まる。愛称は「みつき」。

矢田萌華プロフィール

やだ・もえか=2008年1月27日生まれ、秋田県出身。雪のように白い肌と鋭い眼差しでハートを撃ち抜く、乃木坂46の名手。彼女の魅力に“ヤダ”とは抗えない。愛称は「やだちゃん」「もえか」。

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