2026-08-18 17:00

「神宮やれんのか!」乃木坂46・菅原咲月の「風船爆発」&「メンバー結集」に見たグループの絆と新キャプテン像

8月20日から4日間、乃木坂46が明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2026」東京公演を開催する。史上最大規模となる全国8都市18公演のツアーもいよいよ最終盤。最後の東京公演を目前に控える中、冠番組『乃木坂工事中』では、8月9日・16日の2週にわたり、新キャプテンで5期生の菅原咲月との“一致団結企画”が行われた。そこで見られたやり取りと番組MCのバナナマン・設楽統の一言から、乃木坂46の新たなキャプテン像が浮かび上がった。

菅原は5月の『14th YEAR BIRTHDAY LIVE』で三代目キャプテン・梅澤美波からバトンを受け継ぎ、四代目に就任。今回の企画では、そんな菅原が改めてメンバーとの距離を縮めるべく様々なゲームに挑むというもので、9日放送の前半戦は先輩の3・4期生、16日の後半戦では5・6期生が登場した。

番組では失敗時の罰として、ノニジュースやセンブリ茶など、特製の「罰ドリンク」が用意されていた。しかし、菅原にとって何よりも辛かったのが、前半戦の先輩との挑戦時、失敗すると“先輩”が飲むというルールだった。自分の代わりに罰ドリンクを飲んで悶える先輩の姿を見て、菅原は思わず涙を流していた。するとその様子を見た先輩たちが一目散に彼女のもとへ駆け寄っていく場面があった。

これまでの乃木坂46歴代キャプテンの中でも、菅原は特殊な立場にある。初代・桜井玲香と二代目・秋元真夏は1期生ゆえ先輩がおらず、三代目の3期生・梅澤美波も先輩がいた期間はごくわずかだった。一方、5期生の菅原は、先輩がまだまだ多く在籍する中でのキャプテン就任という初めてのケースだった。このことについて、設楽は5月22日放送の『バナナマンのバナナムーンGOLD』で、「先輩がいる中でのキャプテンだから、また大変だろうけどね」と気にかけていた。たとえバラエティ番組のゲーム企画であろうと、先輩に辛い思いをさせてはいけない。そんなプレッシャーと向き合いながら菅原はゲーム企画に取り組んでいた。結果こそ思うようにいかなかったが、菅原の悔し涙をぬぐう先輩の輪が自然とできあがっていた。

同期や後輩と取り組む後半戦では一転して、罰ゲームをすべて菅原が引き受ける、というルールで行われた。罰ゲームには「罰ドリンク」だけでなく、徐々に膨らむ風船を身に着けて爆発を待つ「時限式風船爆破」も用意。結果は間に合わず、風船はそのまま爆発し、あまりの衝撃に菅原は涙目になっていた。しかし爆発直前、同期の一ノ瀬美空が「手を繋いであげよう!」と呼びかけ、メンバーが菅原に駆け寄り、手を取り合って爆発を待った。そして爆発直後には同期や後輩が次々と菅原のもとへ駆け寄っており、それは先輩と挑戦した前半戦の光景と重なるものだった。

この時の様子について、設楽は「みんなさ、小吉(菅原の愛称)が可愛そうだからって手握ってあげてたじゃん。すごい良いと思うんだけど、耳塞げねーじゃん!」と指摘していた。両手を繋がれ耳を塞げなかった菅原が、モロに爆発音を食らったことへのツッコミだったが、その前の「すごい良いと思うんだけど」という一言に、企画の本質が表れていたように思える。一人で爆発を食らうのではなく、すぐ近くで手を取り合い、一緒に受け止める。同期や後輩が見せたのは、キャプテンを孤立させない支え合いの姿勢だった。8月14日放送の『バナナマンムーンGOLD』に菅原と同期の池田瑛紗、川﨑桜の3人がゲストで登場した際、池田は「先輩方が、私たちが副キャプテンだ、っていう思いで支えてくださっている」と語っていた。菅原一人が“キャプテン”としてグループを支えるのではなく、その近くには、立場や期を問わず、いくつもの柱が共にプレッシャーを背負って支えている━━それが今の乃木坂46の姿なのかもしれない。

先代の梅澤の卒業直後、設楽はラジオで「大黒柱な存在だったから。梅(梅澤の愛称)の卒業で、これからの乃木坂46がどうなっていくの?みたいなのがあるんだよ」と語っていた。そして、菅原ら3人を前にした際にも「梅の卒業って、柱が1本抜ける」と語り、さらには1期生の白石麻衣や西野七瀬といったグループの中心を担ってきたメンバーとの卒業と重ねていた。

今の菅原は梅澤や歴代の先輩たちのような一本の“大黒柱”ではないかもしれない。しかし、たとえ1本ではその太さに及ばないとしても、先輩や同期、後輩と手を取り合い、複数の柱が合わさることで、より強固にグループを支えている。そして、その幹の中心にいるのが菅原咲月であるのは間違いない。

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