NMB48 安部若菜×塩月希依音 対談インタビュー|「『お疲れ様』と言える準備はしてました」“わかぽん”に頼っていた日々からの卒業

7月18日に卒業コンサート「そして最後のページには」を開催した安部若菜。新たなページをめくる彼女と、3シングル連続でセンターを担い、難波の未来を担う塩月希依音が、同期として歩んだ8年とこれからのグループについて語ったインタビューをお届けします。
見抜かれた卒業
――安部さんは3月に卒業を発表しました。決断に至る経緯を教えてください。
安部若菜:かなり前から考えていました。私は先輩を見送るまではいようと決めていたのと、今まで小説を3冊出版させてもらってきて、もっと書きたいと思って、やりたいことが見つかったので決断しました。
――誰かに相談はしていましたか?
安部若菜:メンバーにも家族にも言わず発表しました(笑)。
――家族にも言わなかったんですか?
安部若菜:忘れてました(笑)。公演で卒業発表したら、家族から「卒業すんの⁉」ってLINEが来ていて。ビックリされました。
――それはそうですよ。同期としては激怒り案件じゃないですか?
塩月希依音:本当にそうですよ! 「卒業する時は教えてね」って言ってたのに。
安部若菜:そうでしたね。あはは。
塩月希依音:しかも、卒業発表の数日前、「最近、卒業発表すると思ったんやけど、しなくてよかったー」っていう会話をした直後だったんです。その会話をどんな気持ちでしてたんやろと思って。
安部若菜:見抜かれてることが悔しかった(笑)。その場では「いや、卒業発表しないよ」って咄嗟に嘘をついたんです。周りに後輩もいたので。
塩月希依音:もう8年も一緒にいるから、わかるんです。発表する日の公演の前も行動が怪しいなと思って。これは準備してるぞって。なんか、そわそわしてたんですよ。普段と違う行動をしていたから、「あっ、今日だな」って。
安部若菜:バレてるやん(笑)。
――普段と違う行動ってどういう?
塩月希依音:公演に出るなら1曲目の衣装を着て待つじゃないですか。だけど、後半の衣装を着て歩いてたんですよ。あと、普段の楽屋のわかぽんは落ち着いてて、小説書いていたり、考え事してたりするのに、その日はバタバタしてて。
安部若菜:その日は、後半曲の衣装で写真を撮っておいて、「卒業発表しましたー」ってポストしようと思っていたんです。そんなん普段はしないから疑われてるかもなとは思っていました。
――卒業生にも相談はしませんでしたか?
安部若菜:春頃、小嶋花梨さんと渋谷凪咲さんと3人でごはんに行く機会があったので、「卒業を考えています」っていう話はしました。そこで背中を押してもらえたことが卒業のきっかけになりました。でも、相談じゃなくて、ほとんど報告でしたけど。
――あまり悩むことはなかったんですね。
安部若菜:悩まなかったです。卒業するメンバーが「今だというタイミングが来るよ」と言っていて、ずっとピンとこなかったんですけど、「あっ、これがその時なんだ!」と思える瞬間がありました。
――そのタイミングってどんな時ですか?
安部若菜:家にいる時でした。『青春のデッドライン』を最後のシングルにしようと決めました。
塩月希依音:計画的すぎますよね。卒業発表からの流れがスムーズすぎて怖い(笑)。私としてはいつ卒業しても「お疲れ様」と言える準備はしてました。わかぽんに頼っている部分はかなりあったけど、同時にもうやりきっただろうなと感じてもいたので。最近は清々しく活動しているなぁと感じていたから、むしろ卒業を決めてから長いこと頑張ってくれたんだろうなと思っていました。
取材・文/犬飼華
――まだまだ続く対談インタビューは『BUBKA8月号』をチェック!
【本郷柚巴表紙:BUBKA (ブブカ)2026年 8月号】
⇒ Amazonで購入

安部若菜プロフィール
あべ・わかな=2001年7月18日生まれ、大阪府出身。文学、落語、経済分野まで横断する多才=ワカナルド・ダ・ヴィンチ。小説家として3作を上梓し、アイドルとして最後のページに青春を書き込んでゆく。愛称は「わかぽん」。

塩月希依音プロフィール
しおつき・けいと=2005年12月15日生まれ、大阪府出身。NMB48の3作連続単独センターを務める絶対的キャプテン=シオネル・メッシ。金髪ショートに生まれ変わり、難波の新時代をフォワードとして切り拓く。愛称は「けいと」。










