WHITE SCORPION・CHOCO「絶対に完売したい！」、2ndアニバーサリーライブに向けて意気込む

アイドルインタビュー WHITE SCORPION ALLY ホワイトスコーピオン HANNA CHOCO ACE Corner of my heart

WHITE SCORPION・ALLY、HANNA、ACE、CHOCOにインタビューを実施(写真左から)

アイドルグループ「WHITE SCORPION」の2ndミニアルバム『Corner of my heart』が10月22日にリリースされた。『Caution』に続く、ミニアルバム第2弾は、配信リリースした「I do love you!」「Beach opening」などを含む全7曲入り。ホワスピらしい“カッコよさ”が前面に出たタイトル曲の他、バラード曲の「愁情」、未来へとつながる「希望には羽がついてる」といった新曲も収められている。ホワスピの新たな一面も感じさせる新作について、ACE、ALLY、CHOCO、HANNAに語ってもらった。

――既発曲もありますが、新曲も表題曲を含めて3曲あります。「愁情」と「希望には羽がついてる」についても聞かせてください。まずはバラードの「愁情」から。

CHOCO：初めて聴いた時からすごくいいなって思った曲なんですけど、アイドルソングというよりも、ドラマとかで流れてそうな感じの曲だなって思いました。すごく感情が伝わってくるいい曲なんですよ。今日、明らかになったんですけど、メンバーの中でも歌詞の解釈が結構違っていて、それぞれが今まで生きてきた経験とかによって、受け取り方が変わるのかなって思いました。

――ちなみに、誰の解釈が自分と違いましたか？

CHOCO：ALLYです。この曲って失恋ソングなんですけど、自分から距離を置いたのか、相手から距離を置かれたのか、その解釈が違ってたんです。私は、いろいろあって自分から距離を取ったのかなって思ったんですけど、ALLYは逆でした。

ALLY：やっぱりすごく未練があるように感じたんです。英語で書かれた歌詞のフレーズも“これからも忘れることはないだろう”みたいな意味だったので、好きだったけど相手がそういうなら…という感じで、仕方なく距離を置いたんだろうなって思ったんです。その直前では忘れようとしてるのに、“忘れないだろう”って言っているから、未練があるんだろうなって。

――そう言われると、どちらの解釈もできそうですね？

ACE：私はバラードや失恋ソングが好きなので、ホワスピでもいつかしっとりとした曲を歌ってみたいなと思っていたんです。なので、この曲を頂いた時、すっごくうれしかったです。歌詞もすごく深い愛で、相手への思いが重いんです！一緒に過ごした思い出が過去のものになっちゃって、それでも私は忘れられないって。今回、この曲で私はセンターなので、新しいホワスピの顔をいろんな方に見せられるように、自分なりにも解釈をもっと深めて歌っていきたいです。

――メンバー最年少のHANNAさんから見た、この曲の歌詞の世界観は？

HANNA：切な〜い(笑)。私が好きな歌詞は、「季節が大人に連れ去る　あの日の私はもう居ない」っていうところで、時間は変化しているけど、自分の心とか感情はずっとその時のまま…みたいな。切なすぎます。前を向こうとしてる姿勢はあるけど、そんなに忘れられない人がいるんだぁってじんわりきました。

――新しいタイプの曲ですね。そして「希望には羽がついてる」はミニアルバムのラストに収められていますが、この曲があることでその先につながっていくような感じもします。

ALLY：この曲は題名もそうなんですけど、未来へ羽ばたいていく挑戦とか、成長を後押しするような感じで、メッセージが込められているのですごく好きな曲です。歌詞にいいフレーズが多いんですよ。

ACE：私たちにぴったりな曲だなって。2ndミニアルバムの最後に収録されているということは、これからの私たちへのメッセージでもあるのかなって思いますし、リリイベでもワンマンでも披露したんですけど、歌っている時にパーっと周りが明るくなるような、スカッとする疾走感がある曲なので、ライブでどんどん歌っていきたい曲ですね。

HANNA：ワンマンライブでパフォーマンスした時に、冒頭の部分、11人で大きい羽を作っているんです。そこが、みんな胸を張って前を見ているから、歌詞に込められたメッセージの“希望”とか、自分の可能性を信じて前へ踏み出そうとしてる感じとリンクして見えたので、自分自身にも自信をつけられる曲だなって思いました。

CHOCO：うんうん。迷いとか不安とかを振り切って未来に向かっていく。そんな勇気を描いている歌詞が、今のホワスピの状況にも合っているなって私も思いました。悩みとか迷いとかを感じているホワスピが歌うからこそ、意味のある曲なのかなとも思いますし、聴いてくれる人を励ますこともできるんだと思います。

――表題曲を含め、新曲たちもライブで披露される機会も増えていくと思うので楽しみです。

CHOCO：ありがとうございます！私たちもすごく楽しみにしています。

――さて、ホワスピの活動を見ていると、3rdワンマンライブがあったり、1000人目標のリリイベがあったり、印象的なことっていうといっぱいあると思いますが、何が思い浮かびましたか？

ALLY：みんなもそうだと思うんですけど、豊洲でのイベントですね。1000人を集めるという目標で行って、1回目は達成できず、2回目で達成できました。1回目があったから逆によかった…よくはないんですけど(笑)、それがあったからメンバー同士でちゃんと話し合いをするきっかけにもなりましたし、2回目のチャレンジで達成できたことで、次に進めた感じもありました。スコピストの皆さんとの結束力というか、「一致団結して頑張っていこう！」という思いが強くなったのも、そのイベントのおかげかなって思います。

HANNA：1回目で達成できなかったから、2回目の当日も不安でした。私たち結構晴れ女なんですけど、2回目も朝から雨が降っていて(※1回目は本番前に雨はやむ)、ちょっと不吉というか、よくない予感がしたんですけど、スコピストの方とか初めての方も駆けつけてくれて達成することができました。パフォーマンスも、雨だったけど過去一くらいがむしゃらに、感情むき出しで踊れたし、一皮むけたきっかけの日にもなりました。そのほかだと、8月に行った熱海合宿(「ホワスピ夏合宿in熱海」)も印象に残っています。私たちがオーディションで使った合宿所にスコピストの方に来てもらって合宿するというイベントなんですけど、スコピストの方たちの温かさを感じましたし、距離も縮まりました。私たちも初心に戻れたし、バーベキューとか花火とか、夏にしたいと思っていたことがそこでできたのもうれしかったです。

――CHOCOさんはどうですか？　最近の活動の中での印象的なことというと？

CHOCO：3rdワンマンライブですね。1部と2部に分かれていて、“静”と“動”といった感じで、テーマやコンセプトも違っていたんです。“静”の方は完売して、後ろの方までペンライトの海を見て、成長できた実感がありました。これまでのワンマンは席が埋まらなくて悔しい気持ちもあったので、ちょっとは前に進めているのかなって。逆に、“動”の方は完売できなかったので、新たな悔しさもありました。12月に「WHITE SCORPION 2nd Anniversary LIVE」が決まっているので、「絶対に完売したい！」っていう気持ちが強くなりました。

――3rdワンマン“動”では、“蠍の十戒”も見事でした！

ALLY：今まで定期公演でやっていた“蠍の十戒”は、縦に通路を作るっていうだけだったんです、客席の中に。でも今回の3rdワンマンライブで、初めて“十字”に通路ができて、しかもそれが曲中に回る。私たちも初めて体験してびっくりしたし、最初に聞いたときは「本当にできるのかな？」って疑っていたんです。でもスコピストの皆さんのおかげで成功することができました。みんな言ってました、「これはスコピストじゃないとできない」って。

――今後も続いていくのでしょうか？

ACE：続いていくと思います！

ALLY：とっても評判がいいので(笑)。

――期待しております(笑)。さてお時間も迫ってまいりました。12月13日の「WHITE SCORPION 2nd Anniversary LIVE」に向けて意気込みをお願いします。

ACE：今の私たちの目標は、12月の品川ステラボールでのワンマンライブを満員にすることです。あまり時間がありませんが、それまでにもいろいろなイベントに出させていただいたり、初めての海外公演(香港)に行かせてもらったり、ショートドラマにも挑戦させてもらったり、いろいろなチャンスを頂いているので、一つ一つ必ずものにして、出会った方々をみんな“スコピスト”にして、品川に来ていただけるように頑張りたいです。私たちもSNSでの呼び掛けとか、パフォーマンスを磨いたりして頑張っていきたいです！