安田章大、5年ぶりの写真集を“父母に感謝する日”に発売「飾らなくうそのないものをそのまま写真として残せた」

SUPER EIGHTのギタリストとして活動し、俳優としても活躍の幅を広げ、多くの舞台で主演を務める安田章大の写真集『DOWN TO EARTH』が、自身の誕生日である9月11日(木)に発売された。この日、都内で出版記念取材会が開催され、安田が報道陣のインタビューに応じた。

安田が次なる拠点として夢見るアメリカ西海岸・ロサンゼルスで暮らすように旅する姿を撮り下ろした本作。自然に身を委ね、ギターをかき鳴らし、絵を描き、仲間たちと飲み明かす…そんな自由にありのままに楽しむ安田の等身大の姿を収めた1冊となっている。

出来上がりを手にした安田は「今までいろんな経験をしながら生きてきたからこそ、こういうふうな写真集が出来上がり、飾らなくうそのないものをそのまま写真として残せたので、それはとてもうれしく思います。親への恩返しのようにも感じます」とまずは喜びのコメント。

この日は自身の誕生日でもある。「お父さんとお母さんに感謝する日です(笑)。そうですね、昨日も父親と母親に電話をして、『十月十日、大切に守ってくれてありがとうございました』っていうことを伝えて、今日また改めて電話をしました」と、両親への感謝の気持ちを明かした。

「親に『写真集を出すんだね』っていうことを言われたので、楽天で予約して送りました(笑)。『今日届くの？どうなの？』って聞かれたので、『分からない』って伝えたら、『そしたら自分で買いに行ったのに』って言われました(笑)。ですけどそれは親孝行の一つかなと思って勝手に予約をして送りました」と仲むつまじいエピソードも披露した。

そんな中、お気に入りカットには笑顔のカット挙げ、「鹿児島の奄美大島がお父さんの出身地なんですけど、どんどん“安田家の顔”に似ていっているなと思って(笑)、あまりにも安田の血が濃いんやなっていうところで気に入りました。本当にそのままなんだなって。笑い皺どれだけ増えていけばいいんだっていうぐらいどんどん増えていってくれているので、それが人としての年輪なんだなっていうふうに思うところが、自分として愛せたので、この写真を選ばせてもらいました」と、その理由を説明した。

そして写真集会見恒例の「自己採点するなら？」には、「100点超えているんじゃないですかね。理由としては、僕自身が何も無理してませんし、飾ってもないですし、撮られたくないものもゼロなので、どの状態を狙われてもいい状態で撮ってもらっていたので、みんなに。そこがすごく秀逸な写真集に仕上がったんだなっていう実感がありますね。出来上がった写真を初めて見て、『俺こんな顔してたんや』っていうのがいっぱい上がってました。その写真を全部見終わった後に『DOWN TO EARTH』っていうタイトルを決めました」と、その仕上がりに胸を張っていた。