2025-01-19 07:00

「サーキットの娘」日向坂46 富田鈴花の初センター曲『SUZUKA』が誕生日に公開!24歳はアクセル全開で坂をドリフト!

1月18日(土)に24歳の誕生日を迎えた、日向坂46・富田鈴花。誕生日当日の午前0時には、彼女の初センター曲『SUZUKA』(1月29日リリースの13thシングル『卒業写真だけが知ってる』に収録)が、各音楽配信サイトで先行配信されると、彼女にフォーカスを当てた歌詞が話題となっている。自身のことを「真面目で臆病者」と語る彼女だが、時には大胆な言動で存在感を発揮してきた。本稿ではそんな彼女の魅力を紹介していきたい。

『SUZUKA』の歌詞を起こしてみると、「SUZUKA」や「すーじー」など彼女の名前や愛称がリフレインされているのに加え、「鈴花って名の由来 サーキットから取ったって」や「高速道路が好きで」、「負けキャラがよく似合って」など、彼女の個性やエピソードが歌詞に盛り込まれている。

歌詞の通り、彼女の“鈴花”という名前は三重県の鈴鹿サーキットが由来だ。そんな彼女は、2022年に『GO ON! NEXT サーキットで会いましょう』(BSフジ)、2023年には『サーキットで会いましょう』(ABEMA)の番組MCに抜擢されるなど、モータースポーツ好きキャラが定着。昨年6月に配信された『日向坂46時間TV』ではサーキット走行に挑戦したり、グループの公式YouTubeチャンネルではドリフトを教わる企画も行われた。AT限定免許を持つ富田は、初めてのMT車に何度もエンストしかけていたが、ドリフトに挑戦すると一発で成功。運転席で平然とアクセルをベタ踏みし、窓の外を見る余裕さえあったのが印象的で、挑戦前に「(ドラフトが出来るようになるのは)95%無理」と言っていた講師も、「素晴らしい!」とお墨付きを与えていた。

「高速道路好き」も彼女がグループ加入当初から一貫してきたキャラクターだ。前身グループのけやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』で、「高速道路のイメージキャラクターをやりたい!」という目標を掲げていた富田は、その後、2022年に念願叶って、首都高大師橋リニューアルのテレビCMに出演している。また「負け顔キャラ」も冠番組での彼女の活躍が端的に表現されている。「(番組MCのオードリー・春日俊彰から)収録中に自分だけ無視された」と泣き出す富田に、オードリー・若林正恭は「どんだけアイツはO.A.(オンエア)に乗りたいんだろうな。初めて見た、フリが少なくて泣いている人(笑)」と感心。彼女のバラエティに積極的な姿勢と、その後の空回りまでが番組ではお決まりの流れとなっている。あまりにボケ過ぎて、若林から「退場!」と言われることも多い富田だが、まれに褒められると、予想外だったのか「もうちょっと嘲笑って……」と、欲しがってしまうのも彼女らしい一面だ。

富田のパーソナルな部分が詰まっている『SUZUKA』。しかし、同曲は彼女のソロ曲ではなく、「ひなた坂46」(表題曲の選抜以外のメンバーで構成されたグループ)の楽曲だ。これまで選抜メンバーとして活動してきた富田だったが、今シングルで初めて「ひなた坂46」に参加する。

選抜発表後のブログで富田は、選抜メンバーとして活動できないことへの悔しさを正直に綴っている。そこには、6作ぶりの表題曲センターとなった同期の小坂菜緒や、今作品でグループを卒業する先輩メンバーへの思いが込められていた。

そんな彼女が前を向く支えになったのが、「ひなた坂46」で一緒に活動する後輩メンバーたちだ。四期生・石塚瑶季から「鈴花さんのセンターが楽しみです。嬉しいです」と言われたエピソードや、清水理央のパフォーマンスに「気迫を感じた」と、富田はブログで語っている。「ひなた坂46」では先輩となるメンバーたちから刺激を受けた富田は、その一つひとつを吸収している最中だ。この経験は必ず彼女の力となるに違いない。

2025年1月5日には、『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ)の人気企画「サビだけカラオケ」で、後輩の髙橋未来虹とタッグを組んで登場すると、10曲連続1音も外さずに歌い切り、見事チャレンジ成功。女性アイドルで初のタッグモード制覇であり、富田はソロでも女性アイドル初、ソロ&タッグの2冠も女性アイドル初という記録で、年始からお茶の間を賑わせていた。2025年、最高のスタートを切った彼女の次なる活躍の舞台は、おそらく開催されるであろう「ひなた坂46LIVE」だ。3回目となる同ライブは、2回目にして横浜アリーナ2daysと大きくステップアップしており、注目と期待が寄せられている。日向坂46の変革期に、彼女は新たな輝きを手に入れるチャンスを与えられた。2025年の富田鈴花が見せるパフォーマンスに要注目だ。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  2. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 乃木坂46岩本蓮加×阪口珠美、若手座長の2人がアンダラを振り返る!口だけじゃないと証明した夜
  5. 【=LOVE】心に響く歌声とユーモアあふれる人柄でファンに笑顔と元気を届けてくれる諸橋沙夏さんの魅力~Your Voice Is For Us~
  6. 呂布カルマ×R-指定、ラッパーにとってMCバトルとは?
  7. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  8. すべての球団は消耗品である「#15 1958年の加藤近鉄編」byプロ野球死亡遊戯
  9. なんてったってキヨハラ第18回「苦悩の日の1993」
  10. 乃木坂46・生田絵梨花さん卒業発表…新しい道を切り開いてきた軌跡
  1. 白石麻衣×橋本奈々未から、乃木坂46 井上和×菅原咲月まで受け継がれる伝家の名コンビ曲『孤独兄弟』に求められるエースの「格」とは?
  2. 乃木坂46井上和、美脚透ける秋コーデ公開「ビジュ良すぎる」「紅葉デート気分を味わえる」の声
  3. 齋藤飛鳥、乃木坂46デビュー当時を振り返る「ただただ楽しく過ごしていました」
  4. 櫻坂46谷口愛季、イメチェン姿を公開「るんちゃんに見えた」と先輩メンバーに似ている意見も
  5. 乃木坂46一ノ瀬美空、屈託のない笑顔や等身大の魅力そのままに収めたグラビア
  6. 乃木坂46樋口日奈「感謝を胸に楽しみたい」卒業セレモニー開催
  7. 乃木坂46 池田瑛紗の早めの“終活”にバイきんぐ小峠「気持ち悪っ!」池田が最後にやりたい決死のマジックとは?
  8. 日向坂46河田陽菜、2nd写真集『テイクオフ』の出来栄えは「出発点」
  9. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  10. 乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE、中西アルノ「今のこの乃木坂が絶対最強!」

関連記事