日向坂46が東京ドームライブ2days開催!会場がマジカル&ハッピー&サプライズで満たされる!
12月26日、アイドルグループの日向坂46が、秋から行ってきたツアー「Happy Magical Tour 2024」の最終公演を東京ドームで開催した。同グループにとって、東京ドームでの公演は2022年3月に続いて2度目。コロナ禍だった前回と異なり、初の声出しでの開催となり、序盤から会場はファンの大声援に包まれた。また、前日には同会場で加藤史帆の卒業セレモニーも行われた。一期生でセンターにも立ったことがある加藤は、最後までサービス精神満載のパフォーマンスでファンを沸かせた。
今回のツアーのテーマは、おばけホテルで繰り広げられる魔法のショー。東京ドームに組まれた豪華なセットを舞台に、日向坂46の原点回帰とも言えるファンタジー感ある演出でファンを楽しませた。
ライブは、四期生の正源司陽子の「おひさま(日向坂46ファンの愛称)、盛り上がっていくぞー!」という気合いの入った掛け声でスタート。正源司がセンターを務める11thシングル「君はハニーデュー」に合わせ、会場では序盤とは思えないほどの大コールが起きた。
続いて、三期生の上村ひなのがセンターを務める10thシングル「Am I ready?」。センターステージにはうさぎや雪だるまなど様々なオブジェが登場し、メンバーたちの「うさぎダンス」でファンを魅了した。今度は四期生の小西夏菜実がセンターを務める「雨が降ったって」。本来は四期生が歌う楽曲だが、このツアーでは一〜三期生もパフォーマンスに参加して、コミカルな動きも取り入れながら賑やかに踊った。
ここでメンバーたちがステージに集合し、東京ドームに集ったファンに挨拶。メンバーが「ハッピー」と言うと、ファンは「マジカル」と大きなコールを返し、キャプテンの佐々木久美は「最高です!」と笑顔を見せた。
続いてのパートは、一期生の高瀬愛奈がセンターに立って「真夜中の懺悔大会」を披露。これも一期生曲だが、後輩たちが参加し、白い衣装にハットや杖を携えて楽しくパフォーマンスした。さらに、メンバーによる振り付け講座を挟んで、「ホントの時間」。ファンと一緒にサビの振り付けを踊り、日向坂46らしい会場との一体感を演出する。
ここで制服姿の四期生が登場すると、ソウル風サウンドのダンスナンバー「夕陽Dance」を踊る。グループ最年少の渡辺莉奈がセンターを務める四期生曲で、間奏では全員のソロダンスも披露し、加入3年目のメンバーたちの成長を印象付けた。
今度は2台の大型フロートに全メンバーが乗り込み、2ndシングル「ドレミソラシド」を歌唱。クリスマス仕様の白いフード付きコートを着たメンバーたちが、会場のファンに手を降ってコミュニケーションを取った。曲終わりで、小坂菜緒から金村美玖にセンターをバトンタッチ。一気に転調し、アップテンポの6thシングル「ってか」へ。グループ史上最高難易度のダンスナンバーで、パフォーマンス力を存分に見せつけた。
続いて四期生がセンターステージに移動し、彼女たちの初めての曲「ブルーベリー&ラズベリー」を歌う。そして再び全メンバーが登場し、1塁側と3塁側のステージに分かれると、ライブ定番曲「My fans」へ。昨日に続いて、二手に分かれたメンバーたちがダンス対決をしたが、今日は会場のファンも自主的に赤と青のサイリウムに分かれ、ドーム全体で楽曲を盛り上げた。そのままの流れで、グループ随一のアゲ曲「キツネ」をパフォーマンス。
ここで「ひなあいコラボコーナー」。日向坂46の冠番組「日向坂で会いましょう」の人気企画にちなんで、今回のツアーで懺悔したいことを告白する「ハピマジ懺悔大会」を行なった。四期生の石塚瑶季から、ゲームコーナーで不正があったと告発された宮地すみれは、カメラに向かって懺悔しながらも、ちゃっかりと得意のぶりっ子顔でキメていた。
コーナー後の一曲目は、1stアルバムリード曲「アザトカワイイ」。日向坂46のイメージを決定した明るくアイドルらしい楽曲で、センターを務める佐々木美玲はじめ、メンバーたちが笑顔を振りまいた。
ここで、ファンへのクリスマスプレゼントとして、今回のツアーで卒業したばかりの元メンバーたちがサプライズで登場。二期生の丹生明里が9thシングル「One choice」を、同じく二期生の濱岸ひよりが「青春の馬」、そして昨日卒業セレモニーを行なったばかりの加藤史帆が5thシングル「君しか勝たん」をパフォーマンスした。まさかのサプライズに、ファンからは大きなどよめきと特大のコールが起こった。2022年の東京ドーム公演はコロナウィルス感染のため欠席していた濱岸は、歌唱中から大粒の涙を流して、「初めての東京ドーム、最高でしたー!」と笑顔で伝えた。また、披露した楽曲のセンターポジションを継承するような演出もあり、卒業したばかりのメンバーたちがこれからの日向坂46へエールを送るブロックとなった。
続いては四期生のみの「ひなあいコラボコーナー」。これまでツアーで行ってきた様々なゲーム対決の最終戦として、メンバー6名による速歩き対決を行なった。結果は、同期一の運動神経を誇る清水理央が1位でフィニッシュし、総合優勝を飾った。
ここからはライブ終盤戦。佐々木久美の「おひさま、腹の底から声出してみろー!」というアオリとともに、日向坂46のライブアンセム「誰よりも高く跳べ!2020」を踊る。大サビではメンバーもファンも感情を爆発させ、大ジャンプした。続いて金村美玖の圧巻のソロダンスから、アップテンポなダンス曲「アディショナルタイム」で畳み掛ける。
そして三期生の高橋未来虹が、模造刀を手に真剣な表情で殺陣を披露。11thシングルの選抜外メンバーによって結成された「ひなた坂46」の「錆つかない剣を持て!」をパフォーマンスした。間奏では、ライブスペシャルバージョンの激しいダンスも披露し、アンダーメンバーの層の厚さを見せつけた。続いて、四期生の藤嶌果歩が「2024年、日向坂を好きでいて楽しかったですか? 私達も今日、みなさんに会えて幸せだったよ! 東京ドーム、叫べー!」というアオリとともに、四期生曲「見たこといない魔物」へ。全力パフォーマンスで観客を盛り上げた。
ここで正源司陽子、藤嶌果歩のミュージカル風ダンスを挟み、ふたりがWセンターを務める12thシングル「絶対的第六感」を披露。ラテン風サウンドのダンサブルな楽曲で、ライブ本編をしめた。
日向坂46「Happy Magical Tour 2024」東京公演
<会場>東京ドーム
12月25日(水) 開場 15:30 / 開演 18:00
12月26日(木) 開場 15:30 / 開演 18:00
【2日目セットリスト】
M1 君はハニーデュー
M2 Am I ready?
M3 雨が降ったって
M4 真夜中の懺悔大会
M5 ホントの時間
M6 夕陽Dance
M7 ドレミソラシド
M8 ってか
M9 ブルーベリー&ラズベリー
M10 My fans
M11 キツネ
M12 アザトカワイイ
M13 One choice
M14 青春の馬
M15 君しか勝たん
M16 誰よりも高く跳べ!2020
M17 アディショナルタイム
M18 錆つかない剣を持て!
M19 見たことない魔物
M20 絶対的第六感
EN1 HEY!OHISAMA!
EN2 JOYFUL LOVE
EN3 キュン
WEN 卒業写真だけが知ってる