AKB48“17期生”佐藤綺星「私たちも次のステップに進みたいと思います！」

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『AKB48 17期生昇格記念LIVE！新メンバー挨拶まわり～私たち、AKB48 です～』より
ⒸAKB48

今年3月に開催したコンサートで正規メンバーに昇格したAKB48 17期生。その昇格を記念したAKB48 17期生以降の若手メンバーによる全国ツアー「AKB48 17期生昇格記念LIVE！新メンバーあいさつまわり～私たち、AKB48です～」が、今年7月よりスタート。これまで宮城・大阪・愛知・福岡の全国4都市を回り、9月28日(土)17期生が初の単独コンサートを行った思い出の会場でもあるKT Zepp Yokohamaにて神奈川公演1日目を終了。そして迎えた9月29日(日)、ツアーファイナルとなる昼・夜2公演を行った。

ツアーファイナルの1曲目を飾ったのは、17期生がお披露目や昇格が決まったステージなど節目で披露してきた大切な楽曲『大声ダイヤモンド』。『言い訳Maybe』などアップテンポなナンバー3曲を立て続けに披露し、弾ける笑顔でオープニングを熱く盛り上げた。

17期生の佐藤綺星は「7月から始まったツアーもこの公演でラストになります！寂しい気持ちもありますが、この公演を成功させて、私たちも次のステップに進みたいと思います！」と力強く意気込んだ。

会場ごとに楽曲を変えてきたユニットパートでは、『エンドロール』『片思いの対角線』など5曲をパフォーマンス。中盤には、佐藤・八木愛月・山口結愛・伊藤百花ら7人がキレのあるダンスブリッジで会場を沸かす。

夜公演では、ご当地名物に扮(ふん)した19期研究生がMCを行うこのツアーおなじみのコーナーも。神奈川公演にちなんで「鎌倉の大仏」に扮した伊藤をはじめ、これまでのツアーで登場した川村結衣の「伊達政宗」、白鳥沙怜の「くいだおれ太郎」・奥本カイリの「ドアラ」、花田藍衣の「明太子」がステージに勢ぞろい。ツアーファイナルらしい光景に、会場も思わず笑いに包まれた。

終盤には『回遊魚のキャパシティ』『呼び捨てファンタジー』などライブチューンを一気にたたみかけラストスパート。躍動感のあるパフォーマンスでファンを魅了し、最後は『次のSeason』で本編を締めくくった。

アンコールでは、佐藤が初センターを務める最新シングル『恋　詰んじゃった』を披露すると会場のボルテージも最高潮に。そして『少女たちよ』で会場を一つにし、全22曲を全力で駆け抜けた。

夜公演のWアンコールでは、ツアーを振り返る軌跡映像が流れ、『約束よ』を全員で熱唱。佐藤は目を潤ませながら「最終日まで走ってこれたのは、スタッフの皆さんや応援してくださるファンの皆さんのおかげだと思っています。このツアーを通して成長した姿を皆さんにお見せできたかなと思います！まだまだ未熟な私たちですが、もっと上を目指して、もっと大きな会場でコンサートができるように精いっぱい頑張ります！もっとたくさんの方にAKB48を知ってほしいですし、今のAKB48は本当に最高だと思っています！新しくAKB48劇場がリニューアルされますが、17期生・18期研究生・19期研究生がAKB48をもっと盛り上げて、新時代をつくっていきます！」と覚悟を語った。

初の全国ツアーを完走したメンバーは充実した表情を浮かべ、温かい拍手に包まれながらステージを後にした。