2024-09-16 07:00

櫻坂46「三期生ライブ」東京公演が終了!かつて「新参者」と呼ばれた11人がたどり着いた現在、そして未来

加入初期の櫻坂46・三期生11名
加入初期の櫻坂46・三期生11名
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

9月12日と13日の2日間、国立代々木競技場第一体育館で櫻坂46「三期生ライブ」が開催。約1万2千人のBuddies(櫻坂46ファンの呼称)を熱狂させた。既に大阪城ホールでの追加公演が発表されており、留まることを知らない勢いの三期生。今回は「三期生ライブ」の東京公演を振り返り、彼女たちの初単独ライブである「新参者」公演からの成長にフォーカスを当てたい。

2023年11月の「新参者」公演以来、10カ月ぶりとなった三期生の単独ライブ。今では表題曲の選抜やセンターに抜擢されている三期生だが、「新参者」公演は彼女たちにとって大きな試練だった。当時、加入から約8ヵ月の三期生は2時間を超えるステージに立った経験がなく、ペース配分の失敗や緊張で思うようにいかないライブが続いたという。また、ライブを観た先輩の「三期生はもっとできるんじゃないかな」という感想が彼女たちに伝わっており、先輩からの期待に応えるべく、全力を尽くす日々が続いていた。

そんな三期生は「新参者」最終公演のWアンコールで、グループ改名後、一度も披露されていなかった欅坂46の『語るなら未来を…』を踊っている。「新参者」の直前にリリースされた、櫻坂46『承認欲求』に収録の三期生楽曲『マモリビト』では、三期生は自分たちを「櫻の木のマモリビト」と歌っているが、直後に披露したライブで欅坂46の曲を踊ることで、“欅”の木も守り、受け継いでいく覚悟を示していた。

その後は東京ドームを筆頭に、全国ツアーや「BACKS LIVE‼」で経験を積んできた三期生。四期生オーディションの最中に行われた「三期生ライブ」は、成長した姿を見せる重要な機会だった。

まず注目したいのはライブ冒頭部分だ。「新参者」公演は三期生楽曲の『夏の近道』と『Anthem time』から始まるセットリストで、彼女たちの持ち曲で勢いづけていた。一方、「三期生ライブ」では、7thシングル『承認欲求』と1stシングル『Nobody’s fault』の表題曲2曲でスタートダッシュを切った。小田倉麗奈・向井純葉の2名が休演となった今回、9人という少人数で楽曲の世界観や迫力を表現するには、一人ひとりに質の高いパフォーマンスが求められる。ライブ序盤から負担の大きい表題曲を持ってくるセットリストは、三期生の成長と実力を見せるにふさわしい大胆な構成となった。

また、ダンスパートが多かった点も三期生の層の厚さを物語っている。全6回のダンスパートは、センターに立つメンバーがソロダンスを披露している。ライブ中盤の『何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう』は、センター・村山美羽のダンスパートから始まった。ライブ終盤には『BAN』で石森璃花、『摩擦係数』で谷口愛季と村山のペア、『Dead end』で村井優、『自業自得』と『静寂の暴力』で山下瞳月と、曲ごとにセンターが変わり、その度にダンスパートが挟まれていた。

中でも『摩擦係数』は、二期生・森田ひかると山﨑天のWセンター曲で、2人のダンスバトルが見どころの一曲。「三期生ライブ」でWセンターを務めた谷口と村山は、身長の組み合わせもオリジナルの2人と似ている。そんな谷口と村山がメインとサブの2つのステージに分かれ、向かい合って踊る姿からは、東京ドーム公演で森田と山﨑が見せたダンスバトルを想起させた。

両日とも、ラストに披露されたのは三期生楽曲の『夏の近道』。休演した2人分のスペースを空けてメンバーが整列し、最後の礼をした1日目、そして向井がサプライズで登場した2日目など、最後まで目が離せないドラマがあった。1ヵ月後の大阪公演では、東京での2日間の成果を受け、さらにパワーアップした三期生のステージが披露されるはずだ。

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