2024-06-01 10:00

≒JOY小澤愛実×江角怜音、リーダー&センターが語るグループの今後

≒JOY小澤愛実(左)と江角怜音(右)
≒JOY小澤愛実(左)と江角怜音(右)
撮影/後野順也

今年1月にメジャーデビューを果たした≒JOY(ニアリーイコールジョイ/ニアジョイ)が、6月12日(水)に1stシングル『体育館ディスコ』を発売する。今作でセンターを務める江角怜音とグループのリーダーである小澤愛実に、それぞれの立場から、メジャーデビューを果たしたグループの今後を語り合ってもらった。

海を探して……

――簡単な自己紹介と、マイブームをお願いします。

小澤愛実 神奈川県出身、21歳の小澤愛実です! バナナジュースにはまっていて、はじめはお店でよく頼んでたんですけど、「こんなに飲んでるんだったらもう家で作った方が早いんじゃないか」って思って。バナナを冷凍して、自分で毎朝バナナスムージーを作って飲んでます。

――ハチミツとかを加えるんですか?

小澤愛実 私、タンパク質が大好きで、豆乳も好きなんです。最近手に入れたハンドプロセッサーに豆乳とはちみつを回し入れて、毎日楽しく作ってます(笑)。

江角怜音 大阪府出身、19歳の江角怜音です! マイブームは「クレヨンしんちゃん」で、最近またアニメを見始めました。時間があるときはずっと「クレヨンしんちゃん」を見てます(笑)。

――小澤さんは昨年9月に行なわれた1stコンサートでリーダーに就任しました。この半年間のリーダーとしての自分を採点するなら100点満点で何点ですか?

江角怜音 100点(即答)。

小澤愛実 (笑)。リーダーの方を優先すると、「一人のアイドルとしての自分」も同じ熱量でするっていうのが難しいので、その両立をできてると信じても53点とかですかね。リーダーになってから人前で話す機会が多くなって、滑舌もあまりよくないのであたふたしちゃったりするんですけど、そのときに怜音が「愛ちゃん、大丈夫だよ」って言ってくれるので、背中を押してもらってます(笑)。

江角怜音 愛ちゃんは、みんなから見たら100点満点でできてるよってことを「自分は50点しかできてない」とか言っちゃうくらい自分に厳しいので。

――小澤さんは悩みを誰かに打ち明けますか?

小澤愛実 ≠MEのリーダーの蟹沢萌子さんとご飯に行かせていただくことが何回かあって。今までの経験を踏まえて「もっと自分も優先していいと思うよ」とかアドバイスをしてくださるので、萌子さんに相談させていただいています。

――江角さんは1stソング『≒JOY』から『笑って フラジール』、『超孤独ライオン』と三作連続でセンターに立ち、そこからオリジナルソングでは他のメンバーさんがグループを引っ張って。7thソング『その先はイグザルト』で再度江角さんがセンターを務めることになった際、「自分の中で最初の3曲とは変化があった」と話していました。

江角怜音 私はアイドルについてあまり詳しくないままグループに入ったので、最初はアイドルをするっていう心構えがあまりないまま、親に入れられたっていう気分でふわふわしてる状態だったなって思うんです。センターっていう多分みんな立ちたい位置に自分がいさせていただくことに疑問しかなくて、ニアジョイとしての活動期間が長くなっていくうちに「ちゃんと切り替えた方がいいな」って思う瞬間が何回かありました。『その先はイグザルト』はデモ音源を聴いた時に「この曲でセンターに立たせていただきたいな」って感じた楽曲で、そこが自分の気持ちが切り替わった瞬間かなって思います。

――江角さんはそういった悩みを相談することはありますか?

江角怜音 基本的に誰にも話さないです。

小澤愛実 私はリーダーとして怜音に相談してもらうっていうのも一つの目標です(笑)。

――天野(香乃愛)さんがセンターを務める『スイートシックスティーン』の発表直後に彼女を取材した際、「怜音がすごく気にかけてくれて、海に行こうって誘ってくれます」と話していました。

江角怜音 そういう恵まれた立ち位置に立たせていただくことって、ときには反感を買うこともあると思ってて。私はそういうことを気にしないタイプなんですけど、香乃愛は繊細で抱え込んじゃう子なので、大丈夫かなと思って。すぐに「香乃愛、大丈夫? すごく良かったよ。海行こう!」って(笑)。

――結局、海には行ったんですか?

江角怜音 綺麗な堤防がある海に行きたいみたいな話をしてたんですけど、そういう海ってなかなか東京にないというか。車がないと行けないとこが多くて断念しました(笑)。

――小澤さんから見て、この2年で江角さんが変わったなと思う部分はありますか?

小澤愛実 さっき自分で言ってたように怜音はもともとアイドルを志していたわけじゃなかったし、実際にアイドルをやってみて表で見るのと全然違うこともたくさんあるので、初期の頃は大変そうだなって感じる部分はありました。でも、ライブ終わりに私がメンバーによく「楽しかった?」って聞くんですけど、最近は怜音が「楽しかった~」って言ってたり笑顔が増えたような気がして、本当にアイドルを楽しんでるなって。あと、はじめはかわいい仕草をしたり言葉を伝えたりするイメージがなかったんですけど、最近ではファンの方に向けて「大好きだよ」ってストレートに思いを伝えてる姿を見るので、素敵なアイドルだなって思ってます。

――『体育館ディスコ』のMVでも、江角さんのウインクが印象的です。

江角怜音 2年経って、ようやくできるようになって(笑)。眉間にしわ寄っちゃってたんですけど、最近になって「できるかも」って。MVに使っていただけて、嬉しかったです(笑)。

――グループ全体の話に移って、小澤さんは以前ファンクラブのブログに「ようやくグループとしての色が見えてきた」と書いていました。

小澤愛実 1stツアーあたりのブログだと思うんですけど、ライブ初っ端からかっこいいに振り切った演出だったんです。いろんなジャンルの楽曲をさせていただいてはいたんですけど、『超孤独ライオン』から流れが変わった感じがしてたので、そういう演出や楽曲もニアジョイの色や強みになっていくのかなって確信に変わった瞬間でもあって。あと、ずっと私たちは夢を歌わせていただいていて。いろいろな青春の形がある中で、ニアジョイの色は友達同士の絆とか、そういう青春の色なんじゃないかなって思ってます。

江角怜音 一貫してずっと夢を歌ってるし、聴いてくださるみなさんや歌ってる自分自身の背中を押してくれる楽曲が多いので、みんなが聴いてて「よしやろう!」っていう気になれるというか。ライブも「見ててすごい楽しかったよ」って言ってくれる方が多いので、“≒JOY”っていうグループ名にふさわしいような、みんなを本当に笑顔にできるグループにしていけたらなと思います。

取材・文/ジョックロック

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