2021-07-21 11:00

【BUBKA8月号】アイドルクリエイターズファイル #8 君島大空×安部博明

楽曲派という言葉が死語になる前に伝えることがある!ということで始まった当連載。今回は、RYUTistのニューシングル『水硝子』で作詞・作曲・編曲を務めたシンガーソングライターの君島大空、RYUTistのマネージャー兼ディレクターの安部博明が登場。新曲はどのようにして生まれたのか、2人の出会いから制作の裏側までを座談会形式で語ってもらった。

君島大空(きみしま・おおぞら/左)と安部博明(あべ・ひろあき/右)

1年前からのオファー

――僕はRYUTistのレーベルの人間で、つまり君島さんにオファーした側なので、今回はインタビュアーというよりは鼎談の参加者というスタンスで進行できればと思っています。安部さんと僕で次のRYUTistの楽曲を君島さんにお願いしようと思ったのは、実は結構前のことで。

安部博明(以下、安部)  『ファルセット』をリリースしたのが去年の7月だったんだけど、アルバム自体は何カ月も前に完成してたんですよね。だから次のことを考えていて、5月くらいの段階で君島くんにお願いしたいねって話してた気がする。新しいことに挑戦したいという気持ちがあったので、次のアルバムを作るのであれば君島くんの曲を軸に制作していきたいよねと。そのあと動き出して、APOLLO SOUNDSの阿部(淳)さんと話をするようになって、連絡のタイムラグもあったりしていまに至るという感じですよね。

君島大空(以下、君島)  たしかにラグがあったなと記憶していて。去年の春に連絡をいただいてから着手するまでに時間がかかりました。あの時期は自分の制作もできなくなっていたというのもあって。だから、ちゃんとお返事をしたのが…。

安部 君島くんの『縫層』がリリースされたあたり。

君島 そのへんだった気がします。去年の末のほうでした。

――『水硝子』以前に、佐藤望さんがRYUTistに書いた『夢見る花小路』でギタリストとして参加されていたという経緯もあるんですよね。

君島 はい。僕が二十歳すぎくらいの頃、望さんきっかけでギターを弾かせてもらうことが多かったんです。その時期は修行みたいなことをしていた感覚でした。だから、まさか僕に直接お声掛けされるとは思わなくて。佐藤望を越えてやれと思いながら作りました。望さんをびっくりさせないとダメだというのは頭にありましたし、いい曲を書きたいなというのは強くありました。

――制作はどういうふうに進んでいったのでしょうか。

安部 YouTubeに上がってる「君島大空の球体の平面」でやっていた曲(『向こう髪』)がすごく好きで。ただ、南波さんとよくぶつかるところなんだけど、俺の性格的にバランスを取りたくなるんですよ。南波さんはガチガチにアクセルを踏みたい人なんだけど、俺はRYUTistと近いところにいるので、保護者目線と言うとイヤなんだけど、とにかくバランスを取りたくなっちゃう。

――尖り過ぎるとグループに合わないんじゃないかと。

安部 そうそう。だから『縫層』や色んな作品で彼の作家性も知っていくなかで、もちろんすごくいいなと思うんだけど、正直、不安もあったんですよ。君島くんと一緒に仕事をしてグッドミュージックができるだろうかと。それで、自分のなかでこれだったらRYUTistにいいなと思う曲を挙げたんです。

君島 『向こう髪』が好きですと。これっぽい曲を作ってくださいというより、これが好きです、みたいなことを言ってくださったのを覚えてます。

安部 最初から『水硝子』を想像していたかというと違って。『水硝子』はもちろん最高な曲だけど、もし『水硝子』みたいなものが送られてきたときに、ディレクターとしてイエスを出せるかなという不安もありました。だから君島くんの作品のなかでもシンプルで、すごく美しいなと思える曲を選んで、これが好きですと送ったのが『向こう髪』だったんです。ちょっと日和ってたというか、君島くんをコントロールしようとしたという気持ちがあったかもしれない(笑)。

――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA8月号にて!

君島大空(きみしま・おおぞら)
1995年生まれ、東京都出身。2014年から活動を開始。ギタリストとして吉澤嘉代子、高井息吹、鬼束ちひろ、adieu(上白石萌歌)などのアーティストのライブや録音に参加する一方、楽曲提供など様々な分野で活動中。

安部博明(あべ・ひろあき)
RYUTistマネージャー/ ディレクター。RYUTistは2011年結成の新潟発アイドルグループ。メンバーは佐藤乃々子、宇野友恵、五十嵐夢羽、横山実郁の4人で、全員が新潟生まれ新潟育ち。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  2. 乃木坂46「真夏の全国ツアー」プレイバック!5期生センター経験者・井上和と中西アルノの絆
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 乃木坂46、3期生の絆「今が一番の思い出」過去から現在そして未来へ
  5. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  6. 乃木坂46・遠藤さくらに齋藤飛鳥の影!?ドームツアーで放った圧倒的存在感の理由
  7. なんてったってキヨハラ第20回「最後の対決」
  8. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#53「1人でよく行けるね」
  9. 「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」櫻坂46 山下瞳月の魂の叫び!5年目の勝利にBuddiesたちは態度で示せるか!?
  10. 【プロ野球】気鋭の中日ファン“赤味噌”が立浪ドラゴンズを語りに語る!「中日が久しぶりに強いところを見たいんです」
  1. 日向坂46小坂菜緒に何度でも一目ぼれ…ずっと見ていたいグラビアショット
  2. 「他のチームだったらエースで4番」結成4周年、乃木坂46 5期生の贅沢な悩みをオズワルド伊藤がバンドエイドを剥がすように一刀両断
  3. 日向坂46宮地すみれ「20歳最初のソログラビアです!」イメチェン姿にも注目
  4. 乃木坂46 5期生写真集『あの頃、乃木坂にいた』今年度最高週間売上を記録
  5. 坂道シリーズ初の国立競技場2daysに向けて電車が走り出した! 櫻坂46 藤吉夏鈴のセンター復帰で終着駅に向かう第二章と、新章の始まり
  6. 日向坂46松田好花、“アイドルとしての最後のグラビア”
  7. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」
  8. 乃木坂46梅澤美波、写真集会見恒例の質問「自己採点するなら?」に『晴天』と回答…晴れ女パワーをイタリアでも発揮
  9. 日向坂46竹内希来里、自身のファンである大野愛実から自宅の秘密を暴露され狼狽
  10. 乃木坂46梅澤美波&遠藤さくら&大越ひなのの美脚&神スタイルに一同うっとり「スタイル、良っ!」