2022-01-05 17:30

【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年

――そんなことがあったんですか……。

栗栖 山本さんも亡くなっちゃったし、そのときそう思っただけで、その後は何にもないけどね。でも俺はへんな目で見られても、猪木さんは恩人だから。周りが何を言っても受け付けなかったよね。俺は猪木さんに忠義を尽くすっていう、それだけだからさ。そう言いながら、最後はジャパン(プロレス)に移籍してしまったけど、そんときは、もう猪木さんの付き人ではなかったし、大塚(直樹=ジャパンプロレス社長)さんにも世話になったし、周りの状況からしてしょうがなかった。だから、ちょっと矛盾があるかもわかんないけど、俺自身は大抵そういう(猪木さんの子分だという)感覚でいたよね。

――スーパースターって表の顔と裏の顔があったりするじゃないですか、栗栖さんから見て猪木さんはどうでした?

栗栖 裏表は全然ない。ないって言うより、あの人はものすごく気をつかうのよ。

――付き人に対してもそうなんですか?

栗栖 当時は結婚前だったけど、うちの嫁さんにも気をつかってくれるくらいだから。

栗栖夫人 猪木さんから「ふたりでごはん食べてこい」って、お小遣いいただくこともあったよね。

栗栖 なんべんかあったな。

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